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「単元未満株」で今まで高額で手が出なかった株が買える

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「単元未満株」で今まで高額で手が出なかった株が買える

  最近は投資に関するご質問も多く頂きます。NISA(ニーサ)という非課税制度のテレビCM等も多く放送されており、多くの方の目につくようになった事もあるかと思います。そういった中において、すでに株式投資をされている方!またはこれから始められる方にも使うことのできる投資方法をお伝えできればと思います。

  日経平均株価が昨年11月の8000円台から1万5000円近辺まで上昇し、個別の銘柄も昨年末に比べてかなり上昇しました。個別の株式を購入するときには基本的に1000株単位や100株単位と、注文するときにまとまった単位での注文が必要となっています。

  例えば株価が1000円の株式は1000株単位なら100万円必要になります。100株単位なら10万円必要になります。ちなみにカジュアル衣料品の最大手の企業の株価は約36000円近辺の価格です。

  この株を購入しようと思うと100株単位なので360万円必要となります。高額なのでなかなか投資できないと感じる方も多いかと思います。こういったときに力を発揮してくれる手法が有ります。

  「単元未満株」という注文方法です。

  これは本来必要な注文単位関係なく1株から購入できる方法です。ですので例えば上記の例のような最低金額が100万円必要な株でも1株単位で購入できるので1000円から購入可能となります。

  以前から「ミニ株」というものもありましたが、こちらは10分の1の単位での購入でした。

  これが単元未満株なら100分の1、1000分の1という単位で購入できる事になります。単元未満株だから本来の単元株式に満たないからといって何も権利が無いわけではありません。しっかりと配当も受け取る事が出来ます。ただし、株主総会などにおける議決権はありません。

  また、発注方法ですが通常の株取引とは違います。証券会社によって若干異なりますが、前場や午場の始値での成り行き注文となっています。この単元未満株という注文方式を使えば、今まで高額で手が出なかった株式を購入することも可能になります。

  また、購入することはできても価格変動の激しい銘柄等は怖くて購入できなかった銘柄等も、リターンは減りますがリスクも抑えた投資をすることが可能になります。新興市場などの変動の激しい銘柄などがこれにあたります。

  いずれにしても、様々な投資方法を知っていることは投資に対して一つ武器を持ったようなものです。通常ではない新たな方面からの攻め手を攻略して投資のチャンスを掴んでみてはいかがでしょうか?

《瀧澤 宏行》
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