世界各地の株価指数と商品先物価格の今週の騰落率を紹介します。
株価指数は39指数で、4地域の指数と、29ヶ国の指数で構成されています。日本は5指数、米国は3指数を捉えています。区分は先進国と新興国です。主要商品先物価格は、限月の近いもの採用しています。対比は8月16日の指数を8月9日で除し、単位は%です。なお、市場が休場の際は、前日の数値を使用します。
主要株価指数週間騰落率
今週の株価は最高上昇率と最高下落率の差は7.77ポイントで総じて小幅な動きでした。市場時価総額のシェアが大きい米国の下落で世界株価指数は小幅下落しました。一方エマージング諸国指数は小幅上昇、ブラジルとアルゼンチンの大幅な上昇の影響です。地域では、アジア太平洋地域の指数、ヨーロッパストック600も小幅の上昇をしました。
日経平均は連日大きな上昇・下落を繰り返しましたが、週間では0.26%の上昇でした。TOPIXも0.15%の上昇です。一方新興株市場のジャスダックとマザースは夫々-1.32%、-1.36%の下落です。米国の各指標が下げています。今週の下げ率1.2.3位は、ダウ平均-2.23%、SP500-2.10%、ナスダック総合指数-1.57%でした。先週は日本の主要指数が1.2.3位を占めていましたので、日米の株価はここ半月で下げています。
先進国の上昇1位は香港ハンセン指数で3.26%、2位はイタリアFTSE MIB 2.86%で、下落は前述のとおりです。新興国で、上昇率1位はアルゼンチンメルパル指数5.54%、2位はブラジル ボペスパ指数3.34%、3位は韓国総合指数3.19%でした。下落率は小さいのですが、下げたのは1位がインドネシア総合指数-1.55%、2位はメキシコIPC-1.40%、3位はインドムンバイSENSEX指数で-1.02%でした。
商品先物価格及び商品指数
今週の商品指数、CRB指数と日経商品指数17種、ともに上昇しています。金価格はNYで4.0ぇ上昇、東京は為替が先週よりも円安に振れましたので6.0%上昇しています。エネルギーは原油、NYガスともに小幅ながら上昇しています。エジプトの混乱の影響か、ドバイ原油価格が3.88%の上昇です。穀物は米国の豊作予想で、大豆が下げています。天候が良く今後トウモロコシも下げが期待されます。