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消費税8%に 来年4月までに増税に耐えうる家計を作ろう

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消費税8%に 来年4月までに増税に耐えうる家計を作ろう

 来年4月1日からの消費税率を現在の5%から8%へ引き上げられることが、10月1日に決定しました。今後も平成27年10月に税率を10%へ引き上げられることが予定されていますが、引き上げについては改めて対応を検討することになっています。

 そこで、例えば日用品であれば、来年の3月に購入するのと4月に購入するのとでは、同じ商品であっても3%の違いが生じます。日用品を中心に買い溜めをされる方も多いでしょう。

 しかし、買い溜めをするのであれば、毎月、ギリギリの生活の状況であれば現実的に難しいかもしれません。わざわざ定期預金を解約してまで買い溜めをするのか?となると躊躇される方も多いでしょう。ひょっとすると買い溜めをするためにも、今から、買い溜めのための貯金が必要かもしれません。

高額な商品を購入する場合も、本当にそれが必要なのか?を考えて購入することも必要です。

 そして、消費税の増税により、年収400万円~500万円の世帯であれば年間7~8万円の負担増、年収700万円~800万円の世帯であれば年間約10万円の負担増となることが、新聞やニュースでも取り上げられていました。

 円安により、日用品などが値上げしている状況で、さらに消費税が増税されるとなると家計にとっては、まさに“ダブルパンチ”です。

 したがって、少なくとも来年の4月までに家計のスリム化を図る必要があります。乾いた雑巾を絞る気持ちで、本当にそれがなければ生活ができないのか?のレベルの視点で、家計を見直してみましょう。そして、今から実行しておきましょう。

 買い溜めすることも重要ですが、それは一瞬の効果しかありません。しかし、消費税の増税は今後も続いていくのです。

 来年4月以降に消費税が増税されても耐えうる家計を今から作っておくことが、来年4月までに行っておきたいポイントです。節約することは、あなたの将来の家計を助けることに繋がるでしょう。

《岡田 佳久》
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岡田 佳久

執筆者:CFP、FP技能士1級 岡田 佳久 岡田 佳久

株式会社オーブレイン 代表取締役 (講演実績)一般向けセミナー、民間企業、高等学校、大学、資格専門学校、社団法人、NPO法人、商工会議所、男女共同参画センターなど(累計約1,000回以上)。(執筆実績)産経新聞、神戸新聞、Yahoo!JAPAN、ダイヤモンド社、わかさ出版など多数 ≪保有資格≫CFP、FP技能士1級、キャリアカウンセラー(CDA)、 1級DCプランナー(金融財政事情研究会) 、第二種証券外務員(未登録)、住宅ローンアドバイザー(金融検定協会) 寄稿者にメッセージを送る

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