みなさん、こんにちは。渡辺のりおです。日に日に秋が深まっていくのを感じますね。秋と言えば、味覚の秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋、紅葉の秋に、入学金の秋

 えっ、入学金?!

 そうなんです。入学金といえば、入学の時期である3月ごろをイメージされる方が多いと思いますが、実はこの時期に入学金を払っておられるご家庭がとても増えています。

多様化する入試方法

 大学(短期大学含む)への進学者のうち、一般入試を経て入学する学生は平成23年度で55.7%です。一般入試以外では、推薦入試やAO入試(アドミッション・オフィス入試)があります。

 文部科学省の調査によりますと、平成12年の推薦入試が31.7%、AO入試が1.4%でしたが平成23年には推薦入試が35.1%、AO入試が8.7%と、いずれも増えています。(入学者の実数も増えています)

進む入試方法の多様化

 一般入試なら、合格発表のあと概ね1週間以内に入学金を払わないといけませんから、私立大学で2月、国立大学だと3月が入学金の支払い時期といったところです。

学資保険の満期と入学金の支払い時期に注意

 一方、推薦入試やAO入試の場合、11月に入学金を支払うことになります。学校によりますが、この入学金を支払う時に、前期の学費も納入を求められる場合があります。

 推薦入試やAO入試で進学する学生が半数に近づいており、今後も増えるといわれています。どうやら、入学金は高校3年生の秋に支払うものと考えておいた方が安心ですね。その、学費の準備として学資保険に加入されている方も多いと思いますが、満期の日は契約をした日で決まります。

 例えば、11月に月払い(掛け金を毎月払う)の契約をすると、契約日は基本的に12月1日になります。その学資保険が『18歳満期』だとすると、お子さんが18歳を迎えたあとの最初の12月1日が満期です。

 学資保険の満期が入学金の支払いに間に合わない、といったことがありますので、学資保険にご加入されている方は、一度ご確認してみてはいかがでしょう。

押さえておきたい「給付型の奨学金」

 また、入学金や学費はその支払い時期だけでなく、金額的にも大きな負担になります。家計の収支に学費を当て込むと、「人生の三大資金」といわれる所以を実感させられます。何となくは解っていても「こんなにかかるとは思わなかった」というのが教育費ですね。

 決して、学費準備 = 学資保険だけではありませんが、ここでは、給付型の奨学金をいくつか紹介します。文部科学省のHPに返済の必要がない給付型の奨学金もありますので覗いてみて下さい。

 その他、給付型奨学金で学生を支援してくれる団体は

日本国際教育支援協会
松下幸之助助記念財団
電通育英会
公益財団法人 味の素奨学会
アイザワ記念育英財団
岩國育英財団
コカ・コーラ教育・環境財団
小原白梅育英基金
日揮・実吉奨学会
伊藤謝恩育英財団
樫山奨学財団
佐藤奨学会
新日本奨学会
竹中育英会
帝人奨学会
中董奨学会
日本証券奨学財団
三菱UFJ信託奨学財団
森下仁丹奨学会
吉田育英会
本庄国際奨学金
起業家支援財団
一般社団法人 日本スポーツ支援機構
マイナビ奨学金
特定非営利活動法人JBC・CSR基金
などがあります。(順不同)

 何より教育費の準備は、出来るだけ早く計画的にすることが重要ですね。(執筆者:渡辺 紀夫)

【外部参照】
文部科学省HP(返済の必要がない給付型の奨学金もあり)