家計費削減の特効薬「生命保険料の削減」 手取りの5%未満に抑えよう

1. 増税、社会保険料アップで家計は厳しさを増すばかり

 アベノミクスによる株価上昇、企業業績も上がっていると、新聞各紙では伝えられていますが、実態はどうなのでしょうか? まだ一般消費者レベルでは景気回復が実感できない状態ではないでしょうか? そんな中、消費税増税が控えています。更に社会保険料のアップ、児童手当の一部削減など家計にとって厳しさを増すばかりです。

 日本の将来を見渡しても、一般的なサラリーマン家計にとって明るい面が見いだせないのはお分かりいただけると思います。

2. 家計キャッシュフローを良くする方法は3つ

 家計キャッシュフローを良くする手段は3つしかありません。

1. 収入を増やす
2. 支出を抑える
3. お金に働いてもらう

 1については、一部の大企業や利益が出ている企業では賃金アップもあるかもしれませんが、ほとんどの企業では横ばいが精一杯というのが現状ではないでしょうか。

 3については、株式や投信、不動産などで利益を出している方もいるかもしれませんが、過去の損失の穴埋めがやっとという方も少なくないはずです。また、投資性金融商品に手を出せない方が大半だと思います。

 残された道は2の支出を抑える、つまり家計費の圧縮です。だが、生活費を削減することは、生活の潤いをなくす結果になることが多く、あまりおすすめできません(怠漫からの浪費は別です)。

3. 家計費削減の特効薬は?

 家計費削減の特効薬は、心配だからとお守り代わりに加入してしまっている生命保険料の削減です。生命保険文化センターの調べによると、一世帯当たりの年間支払保険料は、平均41.6万円(H24年)。

 生命保険料は、一般的に手取り収入の1割程度と言われていますが、1割も支払っていると貯蓄がままなりません(1割と言っているのは誰でしょう? 生命保険会社の情報操作だと思った方が賢明です)。生命保険料の割合は上限でも手取り収入の5%未満に抑えましょう。
  
 上記平均値で試算すると、手取り年収420万円(額面530万円程度)のサラリーマン世帯が年間42万円の保険料を支払うわけですから、子供の教育費アップ、住宅ローンを抱えながら貯蓄できるわけがないのがお分かりいただけると思います。消費税増税後、このご家庭の家計状況は更に厳しくなるのは明白。

 ランニングコスト削減の近道である生命保険料、年始だからこそ今一度見直してみてはいかがでしょうか?(執筆者:釜口 博)

この記事を書いた人

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㈱ジョイント・プレジャー 代表取締役
保険実務に強いファイナンシャルプランナーとして、また自身の営業経験を活かした営業実務研修は、即実行できる内容との評価が高い。
<保有資格>:CFP  1級ファイナンシャルプランナー技能士 二種証券外務員 相続士
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