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消費税増税に対抗する家計の見直し方法(3)

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消費税増税に対抗する家計の見直し方法(3)

 前回、前々回に引き続き、家計の見直し方法についてご紹介していきます。生活費の支出の項目には、家賃(住宅ローン)、光熱費、食費などがありますが、何に使ったのか? が分からない、いわゆる使途不明金もあります。例えば、コンビニエンスストアーでのちょっとした買い物や自動販売機で購入した飲料などが挙げられます。

 一般的に、この使途不明金は家計の総支出の5~10%あると言われています。コンビニエンスストアーや自動販売機を使うのがダメという訳ではありませんが、まずは、何に使ったのか? を明確にしましょう。そして、工夫により削れる部分があるのであれば、削るようにしましょう。

クレジットカードの活用

 次に、クレジットカードの活用です。現金で支払うのではなく、クレジットカードで支払うことにより、ポイントが100円につき1ポイント加算されるのです。実質1%の割引率ですが、年間で100万円の買い物をすべてクレジットカードで購入することで、1万円の割引になります

 しかし、クレジットカードは個々の管理が重要となるので、クレジットカードで買い物をすることで、余分に買い物をしてしまうのであれば、毎月の固定費など、あらかじめ支出が決まっているものだけにしておくのも一つの方法です。

金券ショップの活用

 そして、金券ショップの活用も挙げられます。スーパーや百貨店で使用できる商品券やハガキ、切手、電車の切符などが販売されています。これもわずかな割引率ですが、確実に繰り返すことで、節約に繋がります

 ただし、節約にもリスクがあり、例えば、金券ショップで購入した商品券などを紛失してしまうことで、節約にもならないケースがあります。節約を行う場合、“得”をすることだけを考えるのではなく、隠されている“リスク”の部分も考えて行う必要があります

 最後に、まずは、これらのことを実行することで、日常生活の中で“節約”といったことにアンテナを張るようになり、個々の生活状況の中で節約を発見できることもあるでしょう。これまで、ご紹介した内容は一般的なものですが、まずは、できることから始めることが重要です。そのことにより、節約に対する意識も高まっていくでしょう。(執筆者:岡田 佳久)

《岡田 佳久》
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岡田 佳久

執筆者:CFP、FP技能士1級 岡田 佳久 岡田 佳久

株式会社オーブレイン 代表取締役 (講演実績)一般向けセミナー、民間企業、高等学校、大学、資格専門学校、社団法人、NPO法人、商工会議所、男女共同参画センターなど(累計約1,000回以上)。(執筆実績)産経新聞、神戸新聞、Yahoo!JAPAN、ダイヤモンド社、わかさ出版など多数 ≪保有資格≫CFP、FP技能士1級、キャリアカウンセラー(CDA)、 1級DCプランナー(金融財政事情研究会) 、第二種証券外務員(未登録)、住宅ローンアドバイザー(金融検定協会) 寄稿者にメッセージを送る

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