突然ですが、最近、『相続』の話題が多いと思いませんか?

 もちろん多くの方がご存知だとは思いますが、平成27年1月1日から「相続税」の改正に伴い、今まで相続税がかからないと思われていた人に対し、相続税がかかる可能性が出てくる…。そんなこんなで、新聞・テレビ・雑誌で『相続』の話題が多いのです。

 『相続』の話題…正直、色々あります。まっさきに想像されるのは、「相続税がかかるから何とかして!」ということでしょうか。いわゆる『相続税対策』です。相続税対策も2種類あります。

(1) 相続財産の課税価格について調べた上で、その価格を下げる対策
(2) 相続税がどれぐらいかかるかを調べた上で、納税資金を準備する対策

 しかしながら『相続税対策』だけで問題は解決するのでしょうか?

 以前にも投稿しましたが、相続税という税金を考える前に円満に遺産を譲ることができるのか、これが大事です。

「我が家は家族・親戚がとても仲良し! しっかり話し合いもできているので何の問題もありません。」

「我が家は揉めるほど資産はないし相続税もかからない!何の問題もありません。」

 これが大いに問題です!

 相続で争いになる多くは、次のような方です。

(1) 相続税がかからない程の財産での争い
(2) まさか我が家の子供たちが争うなんて

 おそらく今年中は、来年からの相続税の増税に対する不安が不安を呼び、上記のような問題をあおり、よからぬ対策を実行しなければならない事象も生じてくるのでは? という私自身の懸念もあります。情報の読み違えには十分注意し、正しい情報を手に入れ、本当の意味での笑顔になれる相続を実行して頂きたいものです。(執筆者:宮島 千佳)