ボーナスの使い方を考えてみる 定期預金vs住宅ローン返済

 ボーナスの時期となりました。金額の違いはあっても多くの方がニコニコして「やったー」と喜んでいるのでないかと思います。

 夏のボーナスの時期に合わせてキャンペーンが多いのは定期預金です。銀行によって差はあるものの放っておくならば、という程度の金額をまず考えましょう。

 次に金額です。金利の付き方を考えると100万以上かそれよりも少なめにするかの範囲で預けるのかで見てみましょう。

 加えていえば、預入期間です。3か月なのか1年なのかというところですが、短めの期間の方が金利だけ見ると高く見えます。定期預金は1年でつく金利が表示されているので、1年ではなく3か月のような短い期間の定期預金の場合、期間としては1年の4分の1です。金利も表示されている数字の4分の1ということを忘れないでくださいね。

 また、考え方次第ですが定期預金の金利にいまひとつ魅力を感じず、他の方法で上手に活用したいというならば、住宅ローンの返済に使うという方法もあります。

 仮に100万円を定期預金に預けると今1年の金利で高めの銀行で年0.35パーセントのキャンペーンをしていて、1年後の利息は3500円となります。(税金を考慮せず)

 住宅ローンの返済をしている方で、金利が固定金利の2パーセント、残ローンが2000万円にプラスの利息として543万円ほどあった状態から100万円の繰り上げ返済をした結果、ローンの利息は全体で繰り上げしなかった時と比べると60万円ほど払わずに済むことになりました。(手数料考慮せず)

 このように、定期預金と住宅ローン返済では事情はまったく異なりますが、見えなかった負担を減らすという意味では、繰り上げ返済を取り入れるというもの一つの手ではないかと思います。(執筆者:堀口 雅子)

この記事を書いた人

堀口 雅子 堀口 雅子(ほりぐち まさこ)»筆者の記事一覧 (37) https://onayamiroom.com/

お金の収支を整える家計の修復師
9年間の生命保険会社での営業職を経てFP事務所をスタート。30代から40代の女性とその家族向けのマネー相談は3000件以上の実績。その方の生活収支を基に将来の漠然とした不安に対して、明確な数値をもって安心感を提供。資産運用がはじめられるように①家計収支のメリハリ②生命保険の見直し③住宅ローンの選択④学費準備の方法を通じて家計の体質を整えることで、一気に解消できることはない年金の不安を少しずつ安心に変えてもらえるよう努めている。マネー相談は出張対応も可。人とかかわることが好きなのでFPの仕事が活かせる地域活動として市民後見人も行っている。東京都在住 1児の母 みずがめ座 O型
<保有資格>:AFP / 住宅ローンアドバイザー
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