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低所得でも貯金できている人が実践している「先取り貯金」とは

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 「もう少し収入が多かったらいいのに…」、「あと1万円でも増えれば貯金できるのに…」というのは誰でも思うことですよね。

 しかし、周りを見てみてください。自分と同じような収入の人(例えば、同期)でもきっちり貯金できている人っていませんか?

 低所得でもキッチリ貯金のできている人というのは「現在の収入がいくらか?」ということよりも「自分にとって、貯金しながらでも使える支出はいくらか?」というところに目を向けています

 つまり、得られる収入から最初に貯金したい額を差し引いた金額を「生活費」と考えているということです。

× 収入―生活費=貯金
◎ 収入―貯金=生活費

 このような方法を『先取り貯金』といいます。

 先取り貯金は先に貯金をすることで「残った金額=全て生活費として使っていい金額」となります。そのため、使える金額が明確になり、「今月はあといくら使える」ということがわかるようになり、その生活費の範囲内でやりくりがしやすくなります。

 ここで重要なことは、いきなり貯金額を大きく設定しないことです!

 最初は誰でもやる気があるので、「貯金額を多くして生活費を少なくしてもやっていけるだろう!」と思えますが、生活していくうちに我慢が多くなりストレスが貯まります。

 また、生活費が少なすぎれば、結局先に貯金していたお金に手を出すことに繋がります。

 最初は、少なく思えるかもしれませんが、収入の1割程度を貯金額として設定した先取り貯金を行い、その生活費内でやりくりできるよう練習して見ましょう。慣れてきたら貯金額を少しずつ増やして大丈夫です!

 このように、限られた収入の中で少なくとも必ず差額を生む。このお金の流れを意識するという当たり前のことが確実な貯金の方法なのです。

 今日から皆さんも「先取り貯金」を始めてみませんか?(執筆者:鳥居 舞)

《鳥居 舞》
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鳥居 舞

鳥居 舞

足立FP事務所 代表 一般企業に経理OLとして勤めながら、家計管理を専門に「お金の勉強」を始めFPとして独立。金融商品を一切扱わない完全な独立系として、一般家庭の立場にたったアドバイスを行う。また自身の経験から女性の個人事業主に対して、経理のサポートおよび家計との両立をサポートする。 <保有資格>:2級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 日商簿記検定試験2級 寄稿者にメッセージを送る

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