来年の手帳やカレンダーとともに並んでいるのが家計簿です。私は個人的には品目を書いて、支出NGの内容を「顧みる」ことをしているのですが、初心者であれば細かなことは気にしなくていいと思います。まず習慣にするクセをつけましょう。

1つ目の壁:クレジット払いにしている

 現金払いにしていないと、行動心理として多くの支出をするといわれています。お金がもったいないという感覚がマヒしてしまうようです。クレジット払いのみの人、現金とクレジット払いのミックス型の人は、今月の支出で見るのか来月の支出として考えるか悩むと思います。

 本当はすべて現金払いをする1か月を設けて「お金を払う」感覚を目覚めさせてほしいところです。難しいならばクレジット精算をした日とクレジットの締日を確認し、支出はクレジットで買った日にしておきましょう。クレジット払いの金額は締日ごとの1か月間でどれくらい使っているか分かれば予算化できます。

2つ目の壁:何日もレシートをためている

 レシートを必ずもらうのはもちろんですが、買ったものの記録をするのが一番面倒になる原因です。スマートフォンであればアプリを使ってすぐ記録します。手帳と家計簿が一緒のタイプを使うと思う人も、毎日書き込んでおくとストレスも減り、お金の感覚が自然と身に付きます。

3つ目の壁:毎月の決算ができない

 「必ずかかるお金」、「使っていいお金」、「貯金している(したい)お金」、「一時的に払う大きなお金」をわけて、自分の家計支出の中身に気づきを与えましょう。この中で「使っていいお金」のところが、レシートを集めたり記録をしたりすることで明確になってきます。

 別の見方でいうと、「必ずかかるお金」、「貯金している(したい)お金」、「一時的に払う大きなお金」を収入から差し引いたお金が「使っていいお金」になります。「使っていいお金」とレシートから家計簿の記録をする内容が同じか、赤字にならないように工夫できるようにしましょう。(執筆者:堀口 雅子)