家計簿習慣化を妨げる3つの壁 赤字にならない家計を目指そう

 来年の手帳やカレンダーとともに並んでいるのが家計簿です。私は個人的には品目を書いて、支出NGの内容を「顧みる」ことをしているのですが、初心者であれば細かなことは気にしなくていいと思います。まず習慣にするクセをつけましょう。

1つ目の壁:クレジット払いにしている

 現金払いにしていないと、行動心理として多くの支出をするといわれています。お金がもったいないという感覚がマヒしてしまうようです。クレジット払いのみの人、現金とクレジット払いのミックス型の人は、今月の支出で見るのか来月の支出として考えるか悩むと思います。

 本当はすべて現金払いをする1か月を設けて「お金を払う」感覚を目覚めさせてほしいところです。難しいならばクレジット精算をした日とクレジットの締日を確認し、支出はクレジットで買った日にしておきましょう。クレジット払いの金額は締日ごとの1か月間でどれくらい使っているか分かれば予算化できます。

2つ目の壁:何日もレシートをためている

 レシートを必ずもらうのはもちろんですが、買ったものの記録をするのが一番面倒になる原因です。スマートフォンであればアプリを使ってすぐ記録します。手帳と家計簿が一緒のタイプを使うと思う人も、毎日書き込んでおくとストレスも減り、お金の感覚が自然と身に付きます。

3つ目の壁:毎月の決算ができない

 「必ずかかるお金」、「使っていいお金」、「貯金している(したい)お金」、「一時的に払う大きなお金」をわけて、自分の家計支出の中身に気づきを与えましょう。この中で「使っていいお金」のところが、レシートを集めたり記録をしたりすることで明確になってきます。

 別の見方でいうと、「必ずかかるお金」、「貯金している(したい)お金」、「一時的に払う大きなお金」を収入から差し引いたお金が「使っていいお金」になります。「使っていいお金」とレシートから家計簿の記録をする内容が同じか、赤字にならないように工夫できるようにしましょう。(執筆者:堀口 雅子)

この記事を書いた人

堀口 雅子 堀口 雅子(ほりぐち まさこ)»筆者の記事一覧 (37) https://onayamiroom.com/

お金の収支を整える家計の修復師
9年間の生命保険会社での営業職を経てFP事務所をスタート。30代から40代の女性とその家族向けのマネー相談は3000件以上の実績。その方の生活収支を基に将来の漠然とした不安に対して、明確な数値をもって安心感を提供。資産運用がはじめられるように①家計収支のメリハリ②生命保険の見直し③住宅ローンの選択④学費準備の方法を通じて家計の体質を整えることで、一気に解消できることはない年金の不安を少しずつ安心に変えてもらえるよう努めている。マネー相談は出張対応も可。人とかかわることが好きなのでFPの仕事が活かせる地域活動として市民後見人も行っている。東京都在住 1児の母 みずがめ座 O型
<保有資格>:AFP / 住宅ローンアドバイザー
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