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貯蓄が上手な人に多く共通する『貯金通帳』の使い方

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貯蓄が上手な人に多く共通する『貯金通帳』の使い方

 突然ですが、皆さんは貯金通帳をどのように使っていらっしゃいますか?

「通帳なんて、時たま記帳するだけだけど…」
「通帳の使い方? 普通に入金したり引き出したりしているけど。」
「通帳に使い方なんてあるの?」

 という方は多いかと思います。

 私たちのほぼ全員が持っている通帳ですが、その使い方はお金を貯めるのが上手な方とそうでない方とで大きく異なります。

 貯蓄が上手にできている方たちは、ちょっとしたことを続けることでお金の流れをコントロールしています。逆に、貯蓄があまり得意ではないといった方たちはそれと正反対のことをしていることが多いのです。

貯蓄上手な人の『貯金通帳』の使い方とは

 それは日々お金が出入りしている通帳を見るとよくわかります。

 ではその、貯蓄が上手な方たちの多くに共通する「貯金通帳の使い方」とはどのようなものなのでしょうか。それは、以下の3点です。

【貯蓄が上手な人に共通する貯金通帳の使い方】
(1) 入出金の横には、その用途が記載されている
(2) 通帳の用途を分けている
(3) 活用していない口座はない

では、これらについて一つずつみてみましょう。


(1) 入出金の横には、その用途が記載されている

 通帳には日々のお金の動きが記入されます。お給料・手当、株の配当金等、様々な入金の他に、電気ガス水道といった公共料金の支払いや通信費、学校や習い事の固定費等の支出も、生活に係るお金のほぼ全てがこの通帳を介して行われます。

 貯蓄が上手な人は、通帳を家計簿代わりに利用しています。どんな些細な入金や出金であってもその明細の横に何による入金か・何の支払いのための引き出しかを記載しているのです。そのため使途不明金はなく、通帳を見返したときにいつ・何のためにお金を使ったのかがわかります

(2) 通帳の用途を分けている

 用途とは大きく分けて、普段使いの通帳と、貯蓄用の通帳です。

 普段使いの通帳からは固定費の引き落とし等を全てまとめ、予定外の出費等にもなるべくここで工面するようにします。貯蓄用の通帳は基本的に手をつけず、定期的に貯めていきます。

 通帳を分けることで、貯蓄用の通帳にある額=家計の総貯蓄額となり、管理がラクになるとともに残高を足せばすぐに現状がわかるようになります

(3) 活用していない口座はない

 いわゆる休眠口座がないということです。現在は使っていないけれど以前作って解約していない銀行の口座を持っている人は多いと思います。その口座を解約しない理由を聞くと、「残高が数百円~数千円しか入っていないから」という人が多いようです。

 貯蓄が上手な人は、通帳の用途を全て決めているため、活用していない口座はありません。全ての口座の銀行印・暗証番号を把握し、どの口座にいくら入っているかも把握しています。

 お金の整理はまず口座の整理から。通帳の「見える化」をして、お金の流れと置き場所をクリアにしましょう。

 いかがでしたか?

 今までのあなたの通帳の使い方はどうでしたでしょう。貯蓄上手になるために、2015年からの通帳の使い方を見直す良い機会になればと思います。(執筆者:高橋 幸緒里)

《高橋 幸緒里》
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高橋 幸緒里

高橋 幸緒里

1986年7月7日生まれ。小学校の頃より金融・経営に興味を持つ。大学時代に金融機関を志望し在学中にAFP資格を取得、金融機関に就職。以後、お客さまのライフプランに合わせた資産の持ち方・作り方のコンサルティングを行っている。上位資格のCFP資格は、ただいまお勉強中です。日常生活に関わるお金や、金融機関の上手な使い方についてのコラムが書けたらと思っています! <保有資格>: AFP、証券外務員二種・一種、内部管理責任者、年金アドバイザー3級、相続アドバイザー3級、日商簿記3級 寄稿者にメッセージを送る

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