海外旅行へ行くとき、とりわけ初めて行く国ならば、その国のマネー事情についてよく分からないのは当然です。どうやってお金を使えば良いんだろう? 何がいくらくらいするんだろう? と、現地で考えてしまいます。

今回は、先日取材で訪問したマカオのマネー事情をご紹介します。マカオの物価がどれほどなのか分かると思いますので、参考にしてください。

マカオでお金を使ってみた

初めにマカオ旅行の前情報ですが、マカオでは3種類の通貨を使用することができます。


≪香港ドル札とコイン≫

一つが、香港ドル。


≪中国元札≫

中国元。そして…


≪マカオ・パタカ札≫

…もちろん、マカオのお金、パタカ(MOP)が使えます。画像は、500MOPと100MOPです。

では、街中ではどんな商品が幾らくらいで販売されているでしょうか? ちょっと見てみましょう。


≪コロナビール≫

いきなりですが、ビールです。コンビニでコロナビールが14.5MOPで売っていました。

14.5MOPって日本円でいくらでしょうか? 海外で簡単にレート計算するのに、筆者がよく使うアプリはこれ。


≪為替計算機アプリ≫

「為替計算機」アプリに14.5MOPと打ち込むと、日本円で218円と出てきます。ほぼリアルタイムの為替レートで瞬時に計算してくれるから、楽チンです。ちなみに、14.5MOPは14.0香港ドル、11.2中国元と表示されていますね。

仕事中ですので、ビールは飲まずに引き続き取材を。ホントです…、ホントに飲んでいません…。

ダイソーがありました。100円ショップで有名なダイソー、マカオにも進出していたんですね。

でも、日本人がマカオに来てダイソーで買物はしませんよね。入らなくていいか…と思ったのですが、日本語ペラペラのガイジンさんがこの記事を読んでいるかもしれません。その人のために中をのぞいてみましょう。


≪ダイソー店舗内≫

おー、天井の配管丸見え。ですが、商品はまあまあきれいに並べられているのではないでしょうか。各商品がいくらで販売されているのか、気になりますね。


≪ダイソー商品価格表≫

商品価格表がありました。日本円で100円と表示されているものは15MOP。表示がないものも15MOPとのこと。15MOPを当時のレートで計算すると…

…15MOPは225円、14.5香港ドル、11.6中国元です。日本で100円で買えるものがマカオでは225円! 筆者が見る限り、店舗内商品はすべて日本で売られているものでしたから、日本人がマカオでダイソーに来る必要はないですね。

日本と違い、マカオで水道水は飲めません、多分。のどが乾いたら、ミネラルウォーターを買いましょう。

「来来」というスーパーでミネラルウォーターを1本買いました。お値段は、1.8MOP。

1.8MOP=27円です。安いですね! しかも、美味しいです。気温は30度を超えていると思われますが、汗を流しながら飲む水はなんともうまい。27円でこの味、満足です。

暑いからバスに乗っちゃいましょう。ずっと歩いてはいられません。経費でバスに乗っちゃいます。

近くのバス停の表示を見ると、区間内は3.2MOPとのこと。

バス代金3.2MOP=48円です。日本の交通事情から考えるとかなり安いですね。ただし、規定の区間を超えると、料金はさらに高くなります。例えば、有名な観光地「セナド広場」からベネチアン・リゾートホテルまで6.4MOPかかりました。日本円で約96円の計算です。

マカオの有名な特産品の一つは、エッグタルトです。

大量に売られていますね。香ばしい匂いがただよっています。エッグタルト1つ、9MOPです。

9MOP=135円。135円! けっこう高いですね。バス代より高いなぁ。ビックリしてほかに安いところはないかと探しましたが、安くても8MOPしました。甘いものが好きという人は、是非、お一つ。

先にふれましたが、有名観光地「セナド広場」に行ってみましょう。


≪セナド広場≫

噴水があり、建造物もどことなく欧州チックで素敵です。ポルトガル統治時代を彷彿とさせる場所ですね。(ポルトガル統治時代を全く知りませんが…)


≪ツーリストセンター≫

セナド広場には、ツーリストセンターがあります。ちょっと入ってみましょう。


≪マカオの無料地図≫

マカオの無料地図がおいてありました。あとは…


≪無料Wi-Fiスポット地図≫

海外旅行中には何かと助かる無料Wi-Fiスポット。ネットが必要になったときは重宝しますから、もらっておきましょう。これでネット通信料の節約です。

マカオでもう一つ有名なお土産品、ポークジャーキー。でも、日本国内には持ち込めないようです。じゃあ、どうする?

あ、無料で試食できる!

「美味しいわよ、買いなさい、買いなさい」と言わんばかりに、試食をすすめるおねえさん。せっかくだから食べてみましょう。…うん、独特な味と臭いですが、くせになる味…と言ったところでしょうか。

うん、無料の試食で十分満足できました。ポークジャーキー代金も試食で節約できます!

マカオ市街を歩いて疲れたら、どこかに座って一休みしたいですね。

セナド広場近くに、ロクシタン・カフェがあります。少々高級チックな雰囲気です。メニューを見ると、紅茶が1杯36MOPとなっています。

またまた為替計算機登場。レート計算をすると、紅茶1杯541円です。日本の一般的なカフェと同等価格ですね。ロクシタン・カフェですから、このくらいのお値段はしかたないでしょう。

ハロー・キティーのカフェがありました。どこの国の方でしょうか、いわゆる “おのぼりさん” ですね。陽気にキティちゃんと記念写真です。

メニューを見ると、カプチーノのHOTが1杯34MOPです。先ほどのロクシタン・カフェでは紅茶が1杯36MOPですから、マカオのカフェはこの程度の価格と覚えておいて良いかもしれません。

ただし、スタバのコーヒーのほうがほんの少し安いです。

スタバで本日のコーヒー(Tallサイズ)とシュークリームをいただきました。

Tallサイズのレギュラーコーヒー29MOP=436円

シュークリーム23MOP=346円

日本のスタバの価格と同程度か、あるいはちょっと高めかと。まあ、せっかく海外旅行にきたのですから、値段を気にせずティータイムを味わいたいですよね。

ルーティーンから離れて贅沢なひと時を過ごすのは、プライスレス。(←マスターカードCM風で)

マカオ・パタカ調達方法

みなさんは渡航先の通貨をどうやって手に入れますか? 渡航先によりますが、お得なのはクレジットカードを利用した海外キャッシングです。(参照記事:海外キャッシングって本当にお得なの? 実際に試してみた~マカオ編~

マカオも例外ではありません。マカオ市街に銀行はたくさんありますから、気軽にATMを利用してみましょう。筆者がキャッシングで利用した東亜銀行以外に…


≪マカオの中国工商銀行ATM≫


≪マカオ商業銀行≫


≪マカオの中国銀行≫


≪華僑永享銀行≫


≪広発銀行≫

…などなど。たくさんの銀行があちこちにあり、どの銀行でもたいていキャッシングができます。ただし、例外も。


≪マカオ国際銀行≫

マカオ国際銀行のATMをのぞいてみると…


≪マカオ国際銀行ATM≫

…VISA、MasterCard、JCBのマーク、すべてありませんでした。クレジットブランドの表示は銀聯のみ。たまたまこのATMでは使用不可なのか、それともマカオ国際銀行がクレジットブランドと提携していないのかは不明ですが、渡航先でキャッシングするときは、利用前に海外キャッシング対応のATMかどうか表示をチェックする必要がありそうです。

最後にひとこと

マカオのマネー事情、だいたいお分かりいただけたでしょうか?

マカオ・パタカのほかに、香港ドルと中国元を使えるマカオ。もしマカオへ旅行に行く機会があれば、先にふれたマカオの物価情報を参考にしてくださいね。(執筆者:堀 聖人)