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特定の病気(臓器の一部)だけでなく、臓器全体を支払い対象とした保険を選ぶポイント

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特定の病気(臓器の一部)だけでなく、臓器全体を支払い対象とした保険を選ぶポイント

皆さんは「保険約款」をしっかり読んでいますか?


大事な事が書いてあるのは分かっていても、見えにくいように作られているのか、見るのが面倒でなかなか見ないのではありませんか。最近ではCD約款(CD-ROM約款)などもありますので便利そうですが、わざわざ見ない方も多いのでは。

しかし、約款にはとても大事なことが書いてあります。自分がなってしまった病気が約款に記載されていなかったら1円も出ないんですよ。ひどいですよね。

例えば、医療保険の三大疾病といった場合は一般的には、「ガン、急性心筋梗塞、脳卒中」です。しかし、それに対して、同じ三大疾病でも「ガン、心臓疾患、脳血管疾患」を対象としたものがある。

約款A:ガン、急性心筋梗塞、脳卒中
約款B:ガン、心臓疾患、脳血管疾患

一見似たようなものに見えますが、これは何が違うのであろうか?

前者(約款A)は臓器の一部の病気を対象としているのに対して、後者(約款B)は臓器全体の病気を支払い対象としているのである。

要するに支払い対象が広いのです。(心臓疾患には、心筋梗塞、狭心症、心肥大など、脳血管疾患には、くも膜下出血、脳梗塞、他の脳血管疾患などがあります)

仮に、三大疾病になってしまった場合に保険料払込免除の特約が付いている場合は、後者(約款B)であれば以後の保険料の払いこみが不要となる確率もぐ~んと高くなると思いませんか。

どちらが本当に困ったときに役に立つのであろうか?

これは約款にしっかり記載されているのです。保険を単に保険料だけで選んでいませんか。保険加入の目的を再度確認しましょう。ただし、営業マンが全く知らないか、知っていても口が裂けても言えない内容かも知れませんね。(執筆者:相原 隆志)

《相原 隆志》
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相原 隆志

相原 隆志

平成5年6月より保険業界へ。生保・損保の総合保険代理店を経営譲渡して平成25年より独立系ファイナンシャルプランナーとして活動。身内を病気で亡くした経験からドクター選びの考え方、セカンドオピニオンの心構え、考え方などもアドバイスしている。また、大切なお金を守る為にお金の勉強会、相続や生前贈与のセミナー、勉強会も開催している。 <保有資格>:ファイナンシャル・プランナー(AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士) /相続資産コンサルタント協会会員 / 剣道初段 寄稿者にメッセージを送る

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