これから起業をしようとする人はまず何をしたらいいのでしょう。

「ビジネスプラン」の作成でしょうか。それとも税務署に対する手続きでしょうか。

各種創業支援機関が指摘する「ビジネスプラン」は、実はこれから起業しようとする人にとってあまり重要ではない場合が多いようです。

確かに「ビジネスプラン」は金融機関に融資の申込をする場合、あるいは各種補助金を申請する場合等には必要ですが、起業をする人にとって喫緊の課題は、

1. どうしたら起業できるのだろう?
2. 起業するには何か資格が必要なのか?
3. どこかへ許可・届出が必要なのか?
4. 開業資金はどこで調達するのが有利か。
5. 起業したらその後何をしたらいい?

といったことではないでしょうか。

その中でも税務署への手続きについての質問は比較的多く、

ア 開業届…開業時に届けなければどうなるのか
イ 確定申告…申告しなければどうなるのか
ウ 青色申告…白色申告との違いは

といった相談をよく受けます。

結論から言いますと開業時の税務署への開業届は忘れていても、翌年に確定申告をすれば特に問題はありません(青色申告をする場合は届出が必要ですが)。

また確定申告については申告しなくても(未申告)事業はできます。ただし、後日税務署からお叱りを受ける可能性はありますし、金融機関へ融資を申込する場合には不利になります。

青色申告のメリットは損失を繰越できること等ですが、詳細は国税局のHPを参照してみてください。

ところで、起業で一番大事なこと、それは常に差別化を意識することです。起業は一定の手続きを踏めば誰にでもできます。問題は維持・発展です。そのためには他店・他業種との差別化が必要です。これについてはまた機会があればお話ししたいと思います。(執筆者:遠藤 力)