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【読者リクエスト】 5万円以下で買える株主優待銘柄ランキング~3月編~

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【読者リクエスト】 5万円以下で買える株主優待銘柄ランキング~3月編~

先日、読者様からこんなリクエストをいただきました。

読者様:5万円以下で買える株主優待銘柄ランキングが見たいです。

リクエスト、ありがとうございます!


ご存知かもしれませんが、優待権利を獲得するためには、各月の権利確定日前までにその株を保有していることが前提です。そして、月ごとに異なる権利確定銘柄がありますので、今回は3月が権利確定になる銘柄をご紹介しますね。

では、ランキング形式でおすすめ株主優待ランキングを見てみましょう。

5万円以下で買える株主優待銘柄ランキング~3月編~

まずは第5位から。

第5位:岡藤ホールディングス(8705)


≪画像元 岡藤ホールディングス≫

銘柄(証券コード):岡藤ホールディングス(8705)
株主優待:100株以上保有の株主に以下の優待割引を適用
(1) 金・プラチナ地金を買う時に、金25円/グラム、プラチナ50円/グラムを値引き 
(2) 「タートルプラン」(純金やプラチナ積立)に新規加入の際、3,000円分のQUOカード贈呈

岡藤ホールディングス(8705)は証券会社で、商品先物取引業の大手会社です。貴金属や外債販売も手掛けています。

なぜこの銘柄を第5位にランクインさせたかというと、2016年1月以来巻き起こっている世界同時株安と金融不安のために金(ゴールド)が買われているからです。

金融危機のときの安全資産と言えばゴールドですが、岡藤ホールディングスの株主優待を利用すればお得に金が買えます。

今の株価は130円で単元株数100株ですから、1万3,000円ほどの投資金で3,000円分のQUOカードがもらえます。

優待利回りで言うと、23.07%という驚異の高利回りに。計算し間違ったかと思い、計算機で2回計算し直してしまいました(笑)

安全資産のゴールドに興味のある方、いかがでしょうか?

第4位:TBK(7277)

銘柄(証券コード):TBK(7277)
株主優待:保有株式数に応じて「つや姫」を贈呈
100株以上500株未満:つや姫1.3kg
500株以上1,000株未満:つや姫2kg
1,000株以上:つや姫5kg

山形県産のお米「つや姫」って聞いたことあります? コシヒカリなどの有力ブランドと比較するとマイナーな存在かもしれませんね。


≪画像元 全農山形県本部≫

山形と言えば美味しい日本酒の名産地ですが、日本酒とお米の共通点は「水」です。美味しい日本酒ができる場所ならお米も美味しいはず。一度食べてみたいと思っているんですよね。

アマゾンで検索したら、5kgで約2,400円。1.3kg分で約625円ですから、利回りで計算してみると約1.75%です。

配当利回りは4.48%ですので、総利回りは6.23%に。配当と優待を合わせた総利回りの目安は4.0%以上ですが、TBKは悠々と6%オーバーなんです。

ただし、一つネックなのは、株を1年以上保有していないとつや姫がもらえない点。今TBKを買っても最短で来年優待を受取ることになります。

来年つや姫をもらうために、株価が下がった今のうちに買っておくというのもありかなと。つや姫に興味のある方は、ぜひ。

ちなみに、TBK(7277)は商用車や乗用車、建設機械向け部品の製造販売会社です。どんな会社か。これも肝心ですね。

第3位:ダイドーリミテッド(3205)


≪画像元 ダイドーリミテッド≫

銘柄(証券コード):ダイドーリミテッド(3205)
株主優待:保有株式数に応じた自社商品
100株以上1,000株未満:3,500円相当の自社商品
1,000株以上:11,000円相当の自社商品

100株保有でダイドーの3,500円相当自社商品が貰えます。えっ? ダイドーの缶コーヒーか何かが3,500円分…? 

違います! それはダイドードリンコ(2590)。こちらはダイドーリミテッド(3205)です。お間違いのないように!

ダイドーリミテッドは「ニューヨーカー」などを販売するアパレル会社です。最近は赤字が続いているので経営面で少し不安がありますが、3,500円相当の優待商品はかなり魅力だなぁと思います。

毎年、異なる商品が株主優待として設定されており、今年の商品は何でしょうね。んっ、異なる商品? まさか、売れ残り商品を優待に?

ブランド好きな方は要チェックで。

第2位:JKホールディングスその他2銘柄

第2位には3銘柄がランクインです。3銘柄とも、1,000円分のQUOカードが貰えます。


≪画像元 JKホールディングス≫

銘柄(証券コード):JKホールディングス(9896)
銘柄(証券コード):サンヨーホームズ(1420)
銘柄(証券コード):ルネサスイートン(9995)
株主優待:3銘柄ともに100株以上保有で1,000円分のQUOカード(年1回)

3銘柄とも東証1部上場銘柄で安心感があります。甲乙つけがたいのですが、やはり総利回りで比較するのが妥当でしょう。

JKホールディングスの配当は年間1,500円で配当利回りが3.29%。サンヨーホームズも同じく年間1,500円の配当で利回りが3.45%。ルネサスイートンは年間配当1,200円で利回りは3.01%となっています。

優待利回りを足した総利回りは、

JKホールディングス:5.48%
サンヨーホームズ:5.75%
ルネサスイートン:5.52%

どんぐりの背比べになってしまいましたが、ほんのわずかサンヨーホームズの総利回りが高くなっています。配当、優待、購入価格がほぼ横一線ですから、あとはお好みで選んでください。

QUOカードの配当って、そのままどこでも使えるので結構嬉しい優待商品ですよね。

取っておいても仕方ないので、普段買わないようなものでも思い切って買えてしまう、癒し系株主優待だと思っています。

そういえば、この前QUOカードを使って、ファミマでプリンを買いまして。優待で貰ったQUOカードで食べたプリン。美味しかったです(笑)

さて、フランクな雰囲気で優待ランキングをご紹介してきましたが、ついに第1位のご紹介です。

第1位:FJネクスト


≪画像元 FJネクスト≫

銘柄(証券コード):FJネクスト(8935)
株主優待:
100株以上保有で、髙島屋株主優待セレクションまたは寄付のいずれかひとつを選択(各1,500円相当) 
1,000株以上保有で、温泉旅館の優待利用券(伊藤遊希亭など)

今回第1位としてピックアップしたのが、こちらFJネクストです。営業利益は増益、経営が順調、というのが選択する上で大きな要因でした。

株主優待や配当狙いの株投資で一番怖いのは、経営不振ですから。

経営不振になると優待や配当が廃止になることも。そうなると株価も急落しますので、元本割れの危険性が増します。その点、不動産業のFJネクストは今のところ心配なさそうです。

肝心の優待ですが、100株保有で高島屋1,500円分の優待商品です。高額な商品とは言えませんが、5万円以下の投資ということを考えると十分価値のある商品かと。優待利回りで計算すると3.15%です。

配当は年間1,400円(100株保有)ですから、配当利回りは2.94%になります。優待利回りと合わせた総利回りは6.09%と、高利回り目安の4%をオーバーしていますから、かなり狙い目です

※今回優待ランキングで紹介した銘柄は、執筆時点で5万円以下で買えるものです。当然ながら、株価は常に変動します。株価や優待内容、その他銘柄の詳細は、買付前にご自分でチェックされて下さい。(執筆者:堀 聖人)

 関連記事:イオン株主優待「オーナーズカード」の返金率を10%オーバーにする方法

《堀 聖人》
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「お金のために働くのではなく、お金に働いてもらう」ことをライフテーマとするアラフォー。銀行にお金を預けるだけでは時間とお金を活かしきれていないと悟り、お金がお金を生む仕組みを独学で学ぶ。投資歴は株式投資8年、FX3年。開設済み証券口座は5口座、FX口座は10口座以上。株式投資、FX投資、クレジットカードをメインに鋭い視点からなるコラム執筆中。日経ヴェリタスなどでもコメント。 <保有資格>:第二種証券外務員資格 <メディア掲載>:日経ヴェリタス 2015年11月15日号、 株完全ガイド(晋遊舎) 寄稿者にメッセージを送る

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