「もう使わないだろうけど、愛着があって処分しにくい」
「自分には要らない物だけど、まだ使えるから捨てるのが勿体ない」

そんな思いで捨てられない物って結構ありますよね。

でも誰かが必要としてくれるなら、寄付してみたいと思いませんか? 「使ってほしい」と、「ぜひ使いたい」という思いを繋げる取り組みが今注目されています。

国際社会支援推進会 ワールドギフト


≪画像元:http://world–gift.com/

「まだ使える不用品を社会貢献に役立てる」

私達の不用品が海外の途上国や国内の福祉施設等に送られ、再び誰かの役に立つことを推進、支援しているワールドギフト。

海外の貧困地域や台風被災地、災害支援団体、国内の保育所、小学校、障がい児施設、動物保護施設などへの寄付を行なっています。

衣類、日用品、文房具、食器やキッチン用品、鞄やバッグ、人形、オモチャ、スポーツ用品、雑貨など扱う商品も多岐に渡ります。食品の寄付も可能ですが、常温保存が可能で賞味期限が60日以上残っている物に限ります

また家電製品を寄付する場合にはワールドギフトのHP、もしくはメール、電話で事前に確認して下さい。(製造された年や製品の型などに一定の条件があり、それぞれの大きさによって金額も違ってきます。)

再利用出来ない物は、

・ 殺虫剤やガスボンベ、スプレー、ライターなどの爆発の危険性がある物
・ 醤油やソースなどの液体の食品(缶詰類はOK)
・ 砂や泥、ブロック、植木鉢など
・ 再利用が出来ない状態の物

となっています。

人形やぬいぐるみ、遺品などといった思い出の詰まった品々は、特別に神社にて供養を行なってもらい再利用する方法も選べます。(通常の集荷とは料金が異なるため、HP等で要確認)


≪扱う商品も多岐に渡る 画像元:http://world–gift.com/

寄付までの流れ

まずは不用品を次のサイズの段ボールや衣装ケース等に入れます。

30kgまでなら詰め放題。
小120サイズ…2,400円
中150サイズ…2,900円
大170サイズ…3,400円

・ サイズは縦、横、高さの3辺を合計した大きさのこと(単位はcm)。また重さは各サイズとも30kg以下となっています。
    ↓
・ メールまたは電話で申し込みをします。
    ↓
・ その後、希望の集荷日・集荷時間帯を決めます。
    ↓
・ 集荷当日までに指定口座に入金。(現金同梱の場合は6,000円以下の場合のみ可能)
    ↓
・ 実際に集荷してもらい完了です。

この金額は送料だけではなく、再利用にかかる諸費用も含まれています。

各企業の取り組み

このほかにも衣類や靴のリサイクルを積極的に行なう企業が増えています。

ユニクロ

回収したユニクロ、ジーユーの古着を国連難民高等弁務官事務所と協力し、難民支援、緊急災害支援などに提供。

H&M

自社製品以外の衣料品の回収も行ない、使用出来る物は古着として世界各国にて販売、使用不可な物は清掃用の布や燃料へリサイクル。

UNITED ARROWS

ダウン混率50%以上のダウンウェアを回収し解体、洗浄。埃や汚れを取り除き羽毛のリサイクルを行ない、限りある資源・羽毛を大切にするリサイクルダウンの製品化を目指す取り組み。

西武そごう

子ども靴を下取りし、国際協力NGOジョイセフを通じザンビア共和国の子ども達に贈る活動をしている。貧困から靴が買えず、裸足で過ごす子ども達の足が傷付き、そこからばい菌が入り破傷風などになることを防ぐ取り組み。

銀座ワシントン

下取りした靴をリサイクルし、NPOアジア植林友好協会「生命の森プロジェクト」の植樹活動に役立てている。期間限定のため、HPなどで要確認。

割り箸のリサイクル

大手製紙会社王子ホールディングスでは割り箸のリサイクル活動を行なっています。使用済みの回収された割り箸は紙の原料として生まれ変わります。

・ 割り箸3膳(6本)でハガキ1枚またはA4コピー用紙1枚分
・ 割り箸10kg(およそ2,500膳程度)でボックスティッシュ15箱分

になるそうです。

そのほかにもポスター、印刷紙、上質紙などにも活用されています。便利なのでついつい何気なく使い、そのまま捨てられる割り箸。

本来ならひとりひとりが「マイ箸」を使用することで、私達が暮らす地球の環境を守ることに繋がります。しかしなかなか浸透していないのが現実。それなら割り箸をリサイクルするように心がけるのも大切な社会貢献と言えるでしょう。

命を救う、環境を守る

「リサイクルは面倒」

確かにリサイクルには、ひと手間もふた手間もかかるものもあります。しかしその手間で誰かの命を救えたり地球環境を守れるのであれば、それはもう「手間」ではなく「必要不可欠」なこと。

私達ひとりひとりがその意識を高め、リサイクルが当たり前なことになるように広く浸透させていきたいものです。(執筆者:藤 なつき)