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カード払いで「貧乏サイクル」にハマっていませんか?

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カード払いで「貧乏サイクル」にハマっていませんか?

お金の顔を見ないで買い物をすると、モノを買うルールが崩れてくる

最近は、現金を持ち歩くことが少なくなり、高額品を購入するときだけでなく缶コーヒーを1本購入するにも、小銭を使わずクレジットカードや電子マネー等で支払う方もいます。

確かに便利ですが、お金の顔を見ないで買い物をする機会が増えてくると、モノを買うルールが崩れてしまう危険性があります。

モノが欲しいという要求は、私たちの本能に組み込まれていますから新たに開発される電気製品や車などを見ると、欲しくなるのは当然のことです。

しかしその気持ちを膨らませていたら、家の中は新製品の展示会場のようになり、お金は流れ出す一方です。

現金で買い物をする場合

それでも、お金の顔を見て買い物をするのならば、少しは歯止めが利きます

お財布からお金を出すたびに

「またムダ使いをした」
「今度は止めよう」

と、自分の愚かさに気づくからです。

カードで買い物をする場合


しかし、カードで支払いをする場合には、お金と同じ感覚で使える人は稀です。多くの場合、気が大きくなり、必要だから買うのではなく欲しいから買う。

「〇〇様には、こちらもお似合いですよ」とか「〇〇様でないと、着こなせないです」などと店員さんから持ち上げられると「ちょっと高いな」、「お世辞でしょう」と迷いながらも、お金を使える自分はすごいと勘違い。

お金を使いたいから買うという、おかしなルールにハマってしまうのです。

支払う感覚の薄い人は「お金に縁がない人」

カードで計画的に買い物をしている。
家計管理をしている。
カード使用でポイントを貯めて、得をしていると、胸を張る。

そんな人でもたとえば3万円の買い物をカードで決済するときに「3人の福沢諭吉さんが手元から離れていく」と明確にイメージできる人は先ずいないでしょう。

そして お金の顔を見ないで支払う習慣ができてしまうとお金をコントロールする能力がドンドン落ちていきます

結果、月収30万円なのに家賃15万円のマンションに住みブランドものを買い漁ったり高級外車を長期ローンで購入してしまい、満足な食事もできずに貯金ゼロ。

運よく収入が増えても、増えた分だけ使ってしまう。いつまでたっても、お金が貯まらずお金を追いかけるだけの「貧乏サイクル」に陥ってしまいます


感謝しながら支払う人に恩恵はもたらせる

不思議なものでお金は感謝して使わない人には、戻ってきません。出て行く一方。離れたがるのです。

お金に好かれたいのならば、「支払う感覚」を大事にする

お金をコントロールすることに自信がないのならば、「現金」で支払いましょう。それだけでも、お金は増えていきます。

さらに、お金の顔を表にして

「これで〇〇が買えます。ありがとうございます。大切に致します」

と、少額であっても感謝しながら支払う習慣をつけましょう。

そんなあなたは間違いなく「お金に好かれる人」です。

次回は「お金持ちになるために、特別な才能はいらない」です。お楽しみに!(執筆者:臼井 由妃)

《臼井 由妃》
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臼井 由妃

臼井 由妃

ビジネス作家・講演家。33歳で結婚後、病身の夫の後を継ぎ専業主婦から経営者に転進。独自の経営手法で多額の負債を抱えていた会社を優良企業へと導く。その活躍が様々なメディアで紹介され、日本テレビ系で放送された「マネーの虎」に出演する等、好評を博す。また行政書士・宅地建物取引士等の資格を有し、知識の広さと解説力には定評がある。新聞や雑誌テレビ等出演多数。お金に関する著作も多くビジネスマンから主婦に至るまで支持されている。著作数は70冊・総販売数は200万部を超える。最新刊は「お金持ちはなぜ、靴をピカピカに磨くのか? 金運を鍛える「倹約」生活のルール」 <保有資格>:行政書士・宅地建物取引士・栄養士等 寄稿者にメッセージを送る

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