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売り叩かれていた「バイオ株」に盛り上がりの兆し 本命として外せない2銘柄

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売り叩かれていた「バイオ株」に盛り上がりの兆し 本命として外せない2銘柄

個人投資家中心に人気を見せるバイオ株。

そーせい(4565)やアキュセラ(4589)の大相場は記憶に新しいでしょう。

しかし、今春までの上昇から見ると、その勢いにも陰りが見え始めています。増え続ける赤字に、低迷し続ける株価。

業績だけを鑑みると、決して魅力的な業種とは言えなさそうです一方で、バイオベンチャーは赤字経営が当たり前という事実もあります。株価低迷期こそ買いのチャンスと言えるのです。


バイオベンチャーは赤字が当たり前

バイオベンチャーは赤字が当たり前。売り叩かれているうちがチャンスです

上述したように、バイオベンチャーは赤字経営が当たり前です。個人投資家の人気とは裏腹に、新規上場時の勝率もそれほど芳しくありません。

特に、創薬系のバイオベンチャーにおいては、研究開発費がかさみ、恒常的に赤字を垂れ流している企業も少なくありません。しかし、バイオ株投資においては売り叩かれているうちがチャンス。

バイオベンチャーへの投資における一番の妙味は、「新薬完成」時の爆発力にあるのです。実際に新薬が完成し、販売まで漕ぎ着けた際には、株価はとんでもない上昇を見せます。

例えば、直近の小野薬品工業(4528)。肺がんやメラノーマに有効な抗がん剤である、オプジーボを開発し、株価が倍返しで急騰。同社のように、バイオベンチャーならずとも新薬開発時には強烈な業績インパクトがあるのです。

徐々に動意づいてきたバイオ株

今春までに8,000円に迫る株価上昇を見せたアキュセラ(4589)も年初来安値は835円。

ドライ型加齢黄斑変性治療薬候補として期待されていたエミクススタト塩酸塩の臨床試験が不調に終わり、株価が急落しました。しかし、ここに来て徐々に上昇の兆しを見せつつあります。

暴落のタイミングで北尾吉孝氏率いるSBIグループが大量の買いを入れたのです。また、創薬ベンチャーの代表格であるアンジェスMG(4563)は10月5日に動脈硬化症を対象としたDNAワクチンに関する国内特許を取得したと発表。

今春以降売りを浴びせられてきたバイオ株が徐々に動意づいてきているのです。


やはりアキュセラ(4589)とアンジェスMG(4653)は外せない

個人投資家に人気のそーせいグループ(4565)。確かに、業績見通しも良好で、株価のレーティングも比較的強気な見方が多いです。

しかし、あくまで本命はアキュセラ(4589)とアンジェスMG(4653)。あくまで私感ですが、そのように感じます。アンジェス(4653)に関しては、年初来高値943円に対し現状の株価は250円程度。

年初来高値が200円そこそこだと考えれば株価の位置処は決して悪くないでしょう。遺伝子治療役の臨床研究も進み、株価の上昇余地も大きい。個人的には期待している銘柄のひとつです。

アキュセラ(4589)に関しても株価の位置処、成長性共に申し分なし。今後の上昇が期待出来る銘柄のひとつと言えるでしょう。

売り叩かれていたバイオ株も徐々にトレンド転換の兆し。久しぶりのチャンスが訪れるかもしれませんね。(執筆者:徳田 陽太)

《徳田 陽太》
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徳田 陽太

徳田 陽太

立命館大学卒業後、大和証券株式会社に入社。法人・個人営業に従事し、5年間で4年連続4度社長賞を受賞。退職後、Finanzaを設立し独立。FP業務や金融ライティング業務に従事。また、近年では企業向けのコピーライティングを行い、企業のブランディングにも参画。米国への留学経験があり、海外スタートアップ事情にも精通。 <保有資格>:証券外務員一種、AFP 寄稿者にメッセージを送る

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