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こだわりが多い家庭ほど、貯金に回せる埋蔵金が眠っている。

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こだわりが多い家庭ほど、貯金に回せる埋蔵金が眠っている。

貯金ができない原因


その一つとして「こだわり」があげられます。贅沢しているつもりはないけど、あまり貯金ができない…と悩んでいる方は、もしかしてお金をかけているこだわりが多くありませんか?

・ 暑さ寒さをガマンして電気代を節約

・ 食器洗いや洗濯の時に節水

そんな節約で効果がみられるのは数百円~数千円がいいところ。

ありとあらゆる節約ワザを取り入れると、最初は大きく光熱費を減らすことができますが、それが習慣になってしまうと光熱費などはもう下がらなくなります

そこで、まだまだ貯金にシフトできる可能性がある「こだわり」の出費に注目してみましょう。

こだわりが多いと貯金が増えない

何かにこだわりを持つということはステキですし、とても大切なことです。こだわりがあったほうが生活にハリが出ますよね。でも、その「こだわり」がお金のかかることだったとしたら、やっぱり家計を圧迫します。

そうは言ってもこれだけは譲れない! というこだわりもあることでしょう。ですが、そのこだわりにお金がかかっていることをわかっていながら、削れないと決めつけてしまうのはもったいない。

なぜならお金がかかるこだわりが多いほど、貯金に回せるかもしれないお金が多いはずだからです。

お金のかかるこだわりを捨ててみよう


1. 住居費

毎月の住宅ローンや家賃と、家計に占めるウェイトが最大になりがちの住居費。

「広い家がいい」
「駅チカがいい」
「新しい家がいい」

などなど、こだわりというか夢があって「毎日の快適さのことだから高くても仕方ない」と理由を正当化しがちです。

たしかに家が快適だと生活のクオリティが上がりますが、こだわりをすべて叶えようとするとたいていの方は予算オーバーになってしまうのではないかと思います。

住居については「これだけは」というこだわりポイントをしぼりにしぼって、大きすぎるお金をかけないように意識しましょう

わたしの現在のこだわり

わたしはこれまで何回か引っ越したのですが、物件を選ぶ時にはいろいろとこだわりがありました。そのため就職したばかりなのに給料に見合わない家賃のマンションに住んだりしていました。

現在のこだわりは「交通の便がいい場所」ということぐらい。若いころからマネー意識が高ければ、こだわりをしぼって住居費を抑え、もっと早く貯金を始められたのにと思います。

この先、子どもが自立する時には、住居費にお金をかけすぎないようにアドバイスしたいと思います。

2. 車

いい車に乗っている方はやっぱりいいな~とうらやましく思います。ですが車にこだわるとなると、一般サラリーマン家庭では貯金を減らすか、他のものを節約するかしないといけません。

いい車は、購入する時だけではなく、税金やガソリン代などの維持費も高くなるので固定支出が増えるからです。

わが家では12年前に新車で買った庶民的な車をずっと使っています。もし今よりランクが上の車で、しかも短期間で新車に買い替えしながら乗ってきたとしたら百万単位でコストの差が出たでしょう。

持たない選択肢もあり

わたしの友だちには車にこだわる方がいる一方、「お金がかかるから今は車を持たずに貯金してる」という方もいて、目的意識がはっきりしていてすごいなぁと思います。

公共交通機関がある程度使えるところなら、トライする価値がある行動ですね! もっとも、不便なところではムリですが…(わたしの実家は一人一台車を持つような田舎です)

3. 家具や家電・ファッション


「長く使うから、一生モノになる良質のモノを」とこだわりがちな、家具・家電・ファッション。もちろん、全くこだわらず、すべて安いモノがいいとは言いません。

たとえば、家を買ったから一流の家具をそろえようという欲求をちょっとガマンして、

「リビングの印象を決めるテレビボードや家族が毎日食事をするダイニングセットだけこだわる」

とか、こだわりポイントをしぼるだけで出費が抑えられます。

インテリアの趣味が変わったり飽きたりすることもありますし、こだわった高い家具なら買い換える時もったいないと思います。

ファッションも同じ。わたしも若いころに雑誌などで「自分へご褒美、一生モノの〇〇」なんてあおられて買った高価なコートやバッグがありましたが、やっぱり何十年も同じものを使うということはできませんでした。

だからほとんどヤフオクとブランディアで売りました。

「一生モノ」という言葉は金銭感覚をマヒさせますね。ファッション関係は分不相応のハイブランドにこだわらず、数年おきに買い替えられる価格のものが無難です。

4. 食材

オーガニックなど、食にこだわりが強いと食費がはね上がります。食は体づくりに直結するので安全なものにこだわるのは大切ですが、なんでもかんでも高くていいモノを選ぶ必要が本当にあるでしょうか?

食にこだわるとキリがないので、たとえば調味料だけ・肉だけ・野菜だけなど、こだわるものをしぼってみるなど。

食品は家庭によってこだわりが大きく違うので、まわりに影響されて自分の家計に合わないこだわりを持たないようにしましょう。

わたしも子どもが小さいころは2つの生協に加入して安全な食品にこだわっていましたが、食べ盛りの中学生になった今では量がほしいので高い食品にこだわっていられなくなりました。

あなたのこだわり、おいくら?


こだわりが多いと自覚している方はぜひ、

そのこだわりを捨てることでどのくらいお金が浮くかを計算

してみて、それでもこだわりたいかどうか再考してみましょう。

今すぐ全部のこだわりを捨てる必要はありません。自分がどんなこだわりにどのくらいのお金をかけているのか知っておくだけでも大きな前進です。

そうすると家計がピンチになった時にどのこだわりをやめればいくら節約できるかすぐに分かりますし、なにかのきっかけで「このこだわりはもう必要ないかな」と思える時がくるかもしれません。

こだわりが多い家庭ほど貯金に回せる埋蔵金が眠っているのかもしれませんよ。(執筆者:野原 あき)

《野原 あき》
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野原 あき

パート7割、フリーライター3割で働く主婦です。20代のころは旅行と買い物が大好きでした。結婚後、工夫して節約するおもしろさにハマり、お金を貯める楽しさを覚えるとドンドン貯金ができるように。そんな中でもずっと変えないポリシーは、「交際費は惜しまない」こと。ムダを省いてオトクを取り入れることに日々アンテナを張っています。 寄稿者にメッセージを送る

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