「節約しているはずなのにお金がたまらない」

とお嘆きのあなた。

使っていない洗剤や賞味期限切れの食品が家の中でデッドストック化していませんか? 

それこそがお金がたまらない原因となっているかもしれません。

今回は特にデッドストック化しやすい「生活消耗品」と「食品」のストックを見直し、家計を改善する簡単な方法を伝授します。

家庭内デッドストックの筆頭は洗剤などの「生活消耗品」

まず、家庭内デッドストックの筆頭として挙げられるのが、洗剤やトイレットペーパーなどの「生活消耗品」です。

生活消耗品は日常生活に欠かせないもので、なおかつ長期の保管が可能なため、いざという時にそなえて買い置きしておく家庭も多いでしょう。

しかし、すでに在庫があるものをうっかり重複買いしてしまう人も多いのではないでしょうか。

実は我が家も愛用している食器洗いスポンジを何も考えずに重複買いし、5年以上たった今も未使用のスポンジが残っています。

そんな「うっかり重複買い」はデッドストックが増えるだけでなく、今買う必要がない生活消耗品のために無駄なお金を払うことに

長い目で見ればそれが家計を圧迫し、なかなかお金がたまらない原因となります。

生活消耗品の在庫は1種類1つで十分

生活消耗品のデッドストックを減らすには、家庭内の在庫をしっかり管理することが重要です。

まずは、家の中を見回し、生活消耗品の在庫を確認してみましょう。

もし、在庫があれば要注意

重複買いが原因でデッドストック化している恐れがあります。その場合はまず家の中にあるものを全て使い切りましょう。

また、新しいデッドストックを作らないために、今後の買い方に気をつける必要もあります。

生活消耗品の多くは定価で買ってもそれほど高いものではなく、特売品もひんぱんに出ています。

そのため、在庫は1種類1つで十分です。それを使い始めるタイミングでまた新しく買い足せばいいのです。

使う頻度が高い生活必需品ですが、在庫を最小限におさえるとその管理も楽になり、重複買いも防げます

するとむだな出費が減り、その分のお金を貯蓄に回すことが可能となります。

「食品」のデッドストックはむだな廃棄につながり家計に悪影響をおよぼす

同じくデッドストックが多いのが、調味料も含めた「食品」です。これは生活消耗品より注意が必要です。

それらのほとんどは、消費期限を過ぎたら廃棄せざるを得ません

そうなると新たに買い直すはめになり、家計にも悪影響を及ぼします。特に傷みやすい生鮮食品は要注意です。

消費期限を過ぎた食品を捨てる「食品ロス」は環境破壊の原因として社会問題となっていますが、それ以上に、家庭にとっては家計破壊に直結する大問題です。

なぜなら、捨てたものを購入したお金の全額、あるいは何割かを捨てる行為に等しく、累積すれば大変大きな浪費となるからです。

また、冷蔵庫に食品を詰め込むと庫内が均一に冷えません。

するとさらに庫内を冷やそうとして消費電力 = 電気代が増え、家計へのダメージがさらに増します。

そのため、食品や調味料のデッドストックはゼロにすることを目標としましょう。

食品は「食べきれる量だけ買う」が鉄則

家計のむだづかいの原因となる食品のデッドストックをゼロにするには、「食べきれる量だけ買う」が鉄則です。

そのために、実際に筆者が行った対策をご紹介します。

買い物時の注意点

・ 買い物に行く前に必ず在庫を確認し、重複買いを防ぐ。

・ 生鮮食品は食べる分だけ買い、極力まとめ買いをしない。

・ 消費期限までに食べきれるかどうかを考えて買う。

食べきるための工夫

・ 食事は1日で食べきれる量だけ作る。

・ 作り置きのおかずや冷凍した食材は1週間以内に食べきる。

・ 使う頻度の低い調味料は使い切りの合わせ調味料などで代用する

どれも月並みで簡単な対策ですが、実際にやってみると意外と大きな節約効果があり、驚きました

ただ、忙しくてその暇もない場合は、使い切りの食材宅配サービスなどを利用するのも一つの手です。

多少割高ですが、うっかり食品などを腐らせて新しく買い直すよりは、ずっと安くすみます

デッドストックをなくし、たまる家計への足掛かりを作ろう

生活消耗品や食品はつい「買いだめ」しがちです。

けれども、家にあるのに同じものを買う、あるいは使い切れずに捨てるようなことがあれば、かえって高くついてしまいます。

そのため、なくなった時に買うぐらいの気持ちで在庫を最小限におさえ、家庭内デッドストックゼロを目指しましょう

そうすることで、たまる家計への足掛かりが作れます。(執筆者:大岩 楓)

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