【今週の日経平均を考える】上値メドと下値メドの算出

押し目から微妙に反発し高値更新はするものの、勢いよく上抜けすることなく、膠着状態となり、日柄調整的な動きになっているように見受けられます。

2万3000円から一気に上抜けて、9営業日(基本数値)を火曜日に迎え 同日に一目均衡表の遅行線と日々線の天底一致となり、高値更新の陽線となったことで、ここから加速か? ここが再度 一旦天井つけるか? と考えましたが、一旦押すものの木曜日に再度高値更新。

ここが、11月16日から41日 金曜日、42日(基本数値+対等数値)でまたまた、上値を付けるかもという要素がある日柄となり、そのまま週末入りとなったことで鬼門かもと思う週を終えました。

さらには、前回記載しましたが、ヘッジファンドの換金に対しての45日ルールを迎える2月半ばのひと月前になる事などなど、売りが出る要素を今のところ急落を起こさず乗り越えてはいます。(週明けてみないと確定は出来ない)

全体的には、強いファンダメンタルの中での膠着状態となっています。

為替に関しても、国債の利息上昇に伴う円高も、さほどの影響は受けず高値圏膠着となっています。

週明けからは、12月末の第三クオーターの決算発表が控えています。

この為替が3月末の本決算に対してどのような影響を出すのか?
この好景気好決算が継続するのか?
世の中の雰囲気は楽観が中心なので、このまま順調に値を伸ばすのか?

年末の時同様にヤマを張らずに上下へのブレに備えたいところです。

その上で、現在に至るまでの流れは上昇トレンドであって、現状 この上昇トレンドが崩れているという要素に関しては、全くなしとは言わないものの、限りなく継続中と言える状況での週末入りとなっていると考えます。

そして、この上昇が継続すると、木曜日の高値は、通過点となり、さらなる上値めどの算出が必要になります。



私の見解としては、11月9日(2万3382円)から11月16日(2万1972円)までの下げに対するV値計算値が、2万4792円となり高値更新していくときの次のめどとなります

さらには、今年に入っての高値更新で大納会の12月29日(2万2753円)から1月9日(2万3952円)の上昇に対して1月12日(2万3588円)までの押しに対する計算で出てくるN値E値V値も注目で、N値が2万4787円で先ほど算出のV値と重なってくることで可能性が高いと推察されます。

さらにはE値で2万5151円 V値が手前で2万4316円となってきます。

という感じで上抜けて行くときのメドは上記の通りで、押すときに関しては、やはり25日線がメドとなるのですが、押すことが加速し調整ないし、下落の加速が開始するかもというポイントとしては、12月29日の安値の2万2753円を割り込む(窓空け陰線か大陰線)と下げへの加速が始まる可能性が高くなると考えます。

このように現在地に対して、上値メドと下値メドを目測し備えるというスタンスが、実際の建玉には望ましいと考えます。ECB理事会 FOMCなどに対するコメントが注目です。

国内では、政府から出されている給料のベースアップメド3%の要求に対する企業群の反応も注目で、多くの企業が受け入れるとなると、更なる消費活性の起爆剤となり、日経平均の押し上げにつながると考えます。さてさてどうなるでしょうか?


現状分析



5日線


一瞬横向きになるものの向きを下とすることなく上向き維持でトレンドを維持しています。

位置としては上下入れ替わりを繰り返し明確な方向感を示す状況にはないと考えます。

25日線


変わらず上向きで、上に乖離した状況が継続、上昇トレンド継続を示しています。

グランビルに当てはめた動きとしては、昨年末の買いの3をもう一度繰り返すような値動きと見受けられます。

75日線は全く変わらず上向き 上に乖離という状況です。

トレンドライン


「11月16日と12月6日の安値を結んだラインのチャネルラインを11月9日の高値から引いて出来る切り上がりのBOX形成」

が、機能して木曜の高値で折れた感じに見受けられます。

下に関して同じチャネルのラインを12月1日の高値に合わせて引いたラインも注目で、切りあがり型のBOXを作っているのかなという考えを維持します。

そしてこの形状は下降フラックかもという考えにもつながります。

高値更新した後 すぐに折れるという展開からそのような考えにつながります。


テクニカル指標



一目均衡表


特にポイントとなることなく上昇トレンド継続中です。

ボリンジャーバンド


バンドウォークが始まった気配から、今週の日柄調整で週末に+1σ近辺に来ています。

ここを維持できるかに注目で、ここを割り込むと本格調整ないし、下落の始まりとなる可能性が出てきます。

スローストキャスト


デットクロス ゴールデンクロスが切りあがった後 この週末にデットクロスとなり、切り下がりを見せました。

この動きにより強さへの陰りが出たと考えます。

そしてこの2本のラインがすんなり下まで降りて、下で横にスライドするような動きとなるときは、トレンド変換示唆という展開となりますが、どうなるでしょうか?


総合判断



いまだ上昇トレンド継続中の高値圏でのもみ合いというのがメインのシナリオです。

ストキャストの動きが、どのようなものとなるかは注目ポイントです。

その他のオシレーター系のテクニカル指標も、少し複雑な動きが出て来ているので、この後の動きに注目です。

今年に入り、上抜けから始まるものの短期的な方向感が続かず判断が苦しい日が多くなっていますが、見えるものを直視して、願望や妄想に心をとらわれず判断していきましょう。

さらに週明けから始まる決算発表にも、ヤマを張らずに見極めてから動きましょう。(執筆者:城 晶子)

この記事を書いた人

城 晶子 城 晶子»筆者の記事一覧 (100) http://www.traders-academy.jp

トレーダーズアカデミー インストラクター
お金のプロといわれるファイナンシャルプランナーの資格を活かし、ギャンブルではなく資産運用としての株式投資をしっかりと確立。「上げでも利益を取り、下げても利益を取り、更に株主優待も取る」をモットーに、女性目線でわかりやすく相場の現状と先行きを伝える現役のトレーダー。
<保有資格>:ファイナンシャルプランナー2級 AFP 終活ライフケアプランナー
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