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幸運はキレイな玄関から入ってくる?

子供のころから「幸運はきれいな玄関から入ってくる」という話は聞いていましたが、正直「迷信では?」と思っていました。
しかし、マイホームを建てるにあたり、風水に精通した工務店の人からその言葉の真意を聞き、なるほどと納得したものです。
そこで、今回は工務店からいただいたアドバイスをもとに、
・ 玄関をいつもきれいにしておくためにはどのような点に留意すればよいか
についてお話しします。
玄関がきれいだと幸運が入ってくる理由
玄関のお手入れがなぜ大事なのかについて説明します。
風水の考えによれば、
として位置づけられています。
その理由は玄関が「気」の入り口であり、きれいな玄関だと幸運が入りやすいと言われているからです。もちろん、金運も例外ではありません。
玄関が散らかっているなどして乱れていると気の通りが悪くなり、幸運が入りづらくなり去っていくらしいのです。
しかし、あまりそのようなものを信じていなかった私は、その話を半信半疑で聞いていました。
すると、
と言われ、はっとしました。
確かに、あまりにも乱雑で汚れた玄関だとそこに住む人の印象が悪化し、その人の周りに誰も寄りつかなくなる恐れがあります。
その結果孤独になるとしたら不幸ですよね。
人が離れれば幸せも離れていくと考えれば、住人の好感度を左右する玄関はとても重要な場所だといえます。
そう考えると風水の考えを積極的に取り入れ、いつも玄関をきれいにしておくことはとても大切だと納得できたのです。
今すぐ改善すべきNGポイント

玄関をきれいにするためにどんなことに留意すべきかについて尋ねてみました。
すると、すぐに改善すべきNGポイントをリストアップしてくれました。
・ 靴や傘がいくつも出ている
・ ゴルフバッグなどが出しっぱなしになっている
・ 靴箱の上が乱雑な状態である
・ ゴミを置いている
・ 掃除していない
・ 悪臭がする
・ 鏡が玄関のドアと対面している(入ってきた幸運を跳ね返してしまう)
風水的に見ると、上記のポイントで該当するものが1つでもあると気の通りが悪くなり、せっかく玄関に入ってきた幸運が逃げてしまうそうです。
チェックポイントはどれも簡単に改善できます
風水が迷信だと考えたとしても、きれいで居心地のよい玄関で来訪者を出迎えることは、人として必要なマナーではないでしょうか。
家に来た人の好感度をUPさせることができるなら、その労力を惜しむ理由はありません。
思い当たるNGポイントがある場合は、すぐに改善することをおすすめします。
玄関が驚くほどすっきりした印象です。
我が家が心がけていること
これまでお話ししたことをふまえ、玄関から幸運が入ってくるために、我が家では次のことを心がけています。
1. 靴や傘は必要最低限だけ置く
靴や傘が何足も出ていると乱雑な印象となるため、その日に使っているもの以外はすぐにしまう習慣をつけました。
また、靴箱や傘立てに収まり切らない状態を防ぐため、冠婚葬祭用以外で1年以上使っていないものがあれば処分し、収納スペースを空けるようにしています。
2. できるだけモノを置かない
基本的に、玄関のたたきには必要なモノしか置きません。
また、下駄箱の上は縁起物を数個だけ置き、できるだけすっきり見えるように心がけています。
3. 掃除を行う
泥汚れがつきやすいたたきや手あかがつきやすいドアノブなどは、汚れやホコリが目につくたびに掃除を行っています。
4. 消臭剤や乾燥剤を利用する
玄関の悪臭の原因は主に靴についた足の臭いと湿気です。
そこで、我が家では常に靴箱の中に除湿剤(水とりぞうさんなど)を入れておき、こまめにチェックしながら適時取り換えています。
それだけでもだいぶ臭いがしなくなりますが、梅雨時など湿気がこもり臭いが気になる場合は玄関用の消臭剤を置くこともあります。
なお、工務店には「玄関に生きた植物を置くと気の流れが良くなる」とも言われました。
そのため、屋外の玄関まわりにプランターの植物を置いています。
目に優しい植物は訪問者の評判もよく、本当に玄関から幸運が入ってくるような気がします。
玄関だけでなく靴もきれいにしておこう

今回は、玄関をきれいにしておくことの重要性について、風水やその根底にある考え方も交えてお話しました。
しかし、最後にもう一つ重要なことを付け加えておきます。それは
ことです。
足元は自分からはよく見えない部分ですが、人からはよく見えています。足元が汚いと、その人への好感度が大きく下がります。
そのため、靴をいつもきれいにしておくことはビジネスマナーの上でも重要だとされています。
また、靴が汚れているとせっかくきれいにした玄関がまた汚れてしまいます。
そのため、帰宅時後すぐ靴についたほこりを簡単に払っておき、時間があるときにしっかり靴を磨く習慣をつけておくことも忘れないことが大切です。(執筆者:大岩 楓)