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【春の値上げ嵐】ゆうパック、冷食、アイスまで。値上げに負けない3つの対策

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【春の値上げ嵐】ゆうパック、冷食、アイスまで。値上げに負けない3つの対策

2018年の春は値上げの嵐

春の値上げ嵐

原材料や包装資材、物流コストの高騰の影響で、2018年の春は値上げの嵐が到来。

果たして、消費者はどのように立ち向かえばいいのでしょうか?

この春、値上がりするもの、したもの

【小麦粉】

日清製粉グループは2018年1月4日出荷分から家庭用小麦粉で約1~3%、家庭用ミックスで約2~4%の値上げ。

【ゆうパック】

2018年3月1日から平均で12%の値上げ。

沖縄発着を除き、

・ 60サイズと80サイズが110円値上げ

・ 140サイズと160サイズが190円値上げ

・ 170サイズが230円値上げ

10個以上の荷物をまとめて出した際の割引は廃止されます。

また、「重量ゆうパック」が新設され、重さ25~30キログラムの荷物には基本運賃に加えて500円が加算されるようになりました。

【ビール】

アサヒは3月から、キリン、サントリー、サッポロの3社は4月から各社10%前後の値上げ。

主に業務用商品が対象で、缶ビールは各社値上げの対象外

酒類の安売り規制が強化され、原価を下回る価格で販売を続けた場合厳しく処分されるため、法令順守の観点からも値上げをおこなう必要があったとされています。

【ワイン】

アサヒビールは主力のチリ産ワイン等15ブランド87品目の出荷価格を2018年4月から平均で約5%引き上げ。

【アイス】

森永乳業は家庭用アイスクリームの一部商品の希望小売価格を2018年3月1日から10%引き上げ。

【冷凍食品】

テーブルマークは家庭用冷凍食品価格の一部を引き上げ。

パックご飯の出荷価格は2018年2月から約1~17%、冷凍うどんや冷凍お好み焼きなどは3月から約3~16%引き上げ。

【サーチャージ】

燃油特別付加運賃は燃油価格の変動に応じて2か月ごとに見直されます

1月までとそれ以降の違い(日本出発)

・北米、中東、オセアニア路線(欧州、ハワイを除く):7,000円→ 1万500円

・ハワイやインド、インドネシア路線:4,000円→ 6,000円

・タイ、シンガポール、マレーシア、ミャンマー、カンボジア路線:3,000円→ 4,500円

それぞれ1.5倍にまで上昇することになっています。

家計に対してのダメージ度をシミュレーション

値上げ分をシミュレーション

シミュレーション用の商品価格で、家計に与えるダメージ度を考えます。

【小麦粉】

1㎏180円が3%値上げ→ 185円(差額5円)

【冷凍うどんや冷凍お好み焼き】

400円を週に2回利用

400円→ 16%増で464円(差額64円)×2回×4週=512円増

【ワインボトル】

2,000円を5%値上げ→ 2,100円(差額100円)×週に1本4週=400円増

【アイス】

100円を10%値上げ→ 110円(差額10円)×3日に1個(10個)=100円増

概算ですが、今までと同じ生活をしても

月に1,000円程度

生活費がかさみます

【ビール】

業務用なので、1回の飲み会代が10%値上げになるとすると…

4,000円(3~5,000円の中間)→4,400円(差額400円)×週1回×4週=1,600円増

「こんなに食べない」

「もっと飲みに行く」

など、あるかもしれませんが、だいたい月に3,000円程度の生活費の増加が見込めるのではないでしょうか。

対策1:上手に代替品を使用して自炊し、値上がり品の購入を控える

小麦粉は値上がりしても比較的安価ですし、値上がりによる増加額も少なめなので家庭での使用であれば、ダメージは少ないかもしれません。

小麦粉の出番が少ない家庭

ただ普段から揚げ物やソテーに使うくらい…という方は、いっそ買うのをやめるという方法もあります。

代替品として、揚げ物の衣にはすりおろした高野豆腐を使うこともできます。

糖質オフにもなり一石二鳥。

高野豆腐の最安値は22円/100gで、1㎏あたり200円程度の小麦粉と比較して安いわけではありませんが、小麦粉の出番が少ないのであれば差し替えるのもアリではないでしょうか。

小麦粉の出番が多い家庭

クレープやトルティーヤも自分で作れ、お菓子やパン作りが趣味という方であれば、節約は他の部分でおこなえばいいと思います。

小麦粉の状態での値上がり率は3%ですが、お好み焼きなどの冷凍食品に加工されると16%まで跳ね上がります。

冷凍食品は便利ですが1回でも使用回数を減らし、できるだけ自炊をすることが、オーソドックスながら節約につながる近道だと思います。

自炊は節約の近道

対策2:ひと手間かかっても安くなる方法を知る

例えば、ゆうパックの支払いは切手でもできます。

金券ショップで切手を買うと、販売価格は額面の94%~96%。94%のお店を探せば、500円分を470円で購入できます。

ゆうパック最大の170サイズを東京都内から都内に送った場合の送料は2,300円。

・ 郵便局に持ち込めば120円引きで2,180円

・ 金券ショップで買った切手で支払えば500円ごとに30円安くなる

結果、2,060円で送ることができます

切手と現金は混ぜて支払うことができるので、切手を多く買う必要はありません

1回の割引は小さな額ですが、遠方へ何回も送る場合はコツコツと節約できます。

対策3:値上がりした分を他で節約

シミュレーションでは

月額3,000円ほど増額する見込み

でした。

3,000円分何かを我慢するとしたら、何があるでしょうか。

・ペットボトル飲料をやめる… 160円×19回

・カフェでコーヒーを買うのをやめる… 500円×6回

・コンビニでお菓子を買うのをやめる… 300円×10回

・ランチの外食をやめる… 1,500円×2回

・飲みに行くのをやめる… 3,000円×1回

・ワインを買うのをやめる… 2,000円×2回

・服・バッグ・靴などを買わない… 3,000円×1回

・バスに乗らず歩く(運賃はいろいろですが)… 250円×12回

・100均での「ま、いっか」買いをやめる… 108円×28個

値上がり時期は、自分が我慢できること、できないことを見つめ直す機会かもしれません。(執筆者:那波 りよ)

《那波 りよ》
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ママフリーライター 浪費と節約の間でゆれ動きつつ、日々「コスパ」をキーワードに生きたお金の使い方を模索中。ついつい安価なものを揃えがちな生活から、「価格」ではなく「満足度」をものさしにする生活への脱皮を目指しています。娘は「これ買って」とねだるのではなく、その商品があればいかに自分が幸せな気持ちになれるかを訴えるようになりました。(苦笑) 寄稿者にメッセージを送る

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