結婚相手は「親」を見て選べ(1) 元銀行員が教える「チェックしておくべき相手の親」3つのポイント

筆者は子供の頃から

結婚相手は親を見て選べ

という両親の言葉を聞いて育ちました。

また、銀行に入ったころ、お金にまつわる悲喜こもごもの人生を見てきたベテラン行員の上司が、親とまったく同じことを言っていたので大変おどろき、「なんて古い考えを持っているのだろう!」と憤慨したものです。

結婚相手は親をみて選ぼう

しかし銀行業務を通して、お金がからむ人間模様に触れるにつれ、親や上司の言葉は本当だったと思うようになりました。

そして、結婚して30年近く経った今、筆者が改めてこの言葉を思い返すにつれ、その言葉は実に理にかなった先人の金言であると確信しています。

結婚は当人同士の合意でできるが、親の影響は無視できない

「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」
(引用:日本国憲法24条

日本国憲法24条でもこう謳っている通り、結婚は男女双方の合意があればできます。

しかし、人の性格形成には育った環境や親の育て方が大きく影響しているため、結婚にあたり相手の親の存在を無視することは不可能です。

結婚相手は親を見て選べ

特に、生きていくために欠かせないお金に対する考え方、つまり、

相手の親の金銭感覚

は、その後の結婚生活に直接影響を及ぼすほど大きな要素です。

だからこそ、昔から「結婚相手は親を見て選べ」と言われているのです。

そこで、結婚前にチェックしておくべき相手の親についてチェックしておきたい3つのポイントを挙げていきます。

1. 相手の親の金銭感覚をチェックする

まず、チェックすべきは「双方の親の金銭感覚にずれがあるか?」という点です。

これは後でお話しする「相手実家の生活レベル」や「親の職業」などをチェックするとわかりやすいです。

「子供は親の背中を見て育つ」の言葉通り、親の金銭感覚は子供にも大きな影響を及ぼします。

たとえば極端な話ですが、「片方の親が浪費家でもう片方の親がドケチ」である場合。

結婚後最初はそれほどお金に対する考え方にずれが見られなくても、長く生活していくうちにパートナーの金銭感覚に違和感を覚えやすくなり、夫婦間の亀裂が生まれる恐れがあります。

実は我が家もその点で少なからぬずれがあり、双方が歩み寄るまでには長い時間がかかりました。

そのような理由から、相手の親がどのような金銭感覚を持っているか、自分の親と大きく金銭感覚がずれていないかのチェックは重要だと痛感しています。

結婚相手の親の金銭感覚をチェックしよう

2. 両家の生活レベルやライフスタイルもチェックする

両家の生活レベルや相手が育った家のライフスタイルの相違も、意外と重要なチェックポイントです。

「いやなことを言う」と思われるかもしれませんが、結婚後のミスマッチや将来の離婚を防ぐ意味でも、可能な限りチェックしておくことを、あえておすすめします。

昔は多くの人がそのような考えを持ち、興信所に結婚相手の調査を依頼している親もいましたが、おそらく今でもそのような親は一定数存在しています。

筆者の周囲を見る限りでは、両家の生活レベルが大きく違うほど金銭感覚やライフスタイルも大きく違ってきます。

結婚相手の生活レベルやライフスタイルをチェックする

特に、子供の教育に関するお金への考え方に大きな相違が生じやすく、それが原因で夫婦間に亀裂が入る恐れがあります。

筆者は実際にそのような理由で離婚してしまった夫婦を何組か知っています。

そのことから、親や銀行員時代の上司の言葉にも一理あると痛感せざるを得ません。

もちろん、そのような違いがあっても仲のよい夫婦も数多くいますが、その場合は双方が努力して歩み寄っているケースがほとんどです。

3. 親の職業もチェックしておきたい

結婚相手の親の職業もチェックしておく

相手の親の職業も可能な限りチェックしておいたほうがよいかもしれません。

かねてから感じていたことですが、自営業とサラリーマン家庭とでは金銭感覚に大きな違いがあります。

毎月一定額の給与が支給されるサラリーマン家庭と、収入がよいときと悪いときがある自営業とでは、お金の使い方や貯蓄・投資への考え方などが違うのは当然です。

また、実家が自営業の人と結婚したサラリーマン家庭育ちの友人は、結婚してから金銭感覚の面でびっくりするようなことが数多くあり、最初はその金銭感覚に慣れるのに苦労したそうです。

そのような話を聞くと、相手の親の金銭感覚やライフスタイルを知ることは、結婚を考えている相手自身の金銭感覚を知る上でも重要なことだと痛感します。

婚活中の人や結婚を前提に交際している人は、そこまで考える余裕がないかもしれませんが、のちに後悔しないためにも、ぜひそのようなことを心に留めて置いてほしいと思います。(執筆者:大岩 楓)

この記事を書いた人

大岩 楓 大岩 楓»筆者の記事一覧 (68)

元銀行員にしてベテラン主婦のフリーライターです。クレジットカードや節約記事などの執筆のほか、既成記事の校閲も行っています。50代になった現在、最大の関心事はずばり「老後のお金」今後のマネープランについて真剣に考え始めました。そこで自らの勉強も兼ね、銀行員時代に培った金融知識と25年以上の家計管理経験をベースにお金に関するさまざまな事柄について深堀りしていきます。
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