【今週の日経平均を考える】週明けから決算発表がスタート GW前の一週の動きについて»マネーの達人

【今週の日経平均を考える】週明けから決算発表がスタート GW前の一週の動きについて

今回の上抜けで、BOXから上抜けの可能性も高くする値動きとなり、次の節目となる2月27日の高値となる2万2500円処を上抜けられるか? の見極めポイントまで上げて来ています。

週明けに上抜けるか? BOXとして押していくのか? 興味深い週になります。

そして週明けから決算発表がスタートしてきます。

それにより相場にどのような影響を与えていくのか?

現状の為替からは、昨年想定していたほどの益は期待できないことからネガティブな内容が想定されますが、そのことも織り込んでこの反発を起こしているのか?

逆にそれほど悪く無いという楽観視からの上げなのか?

決算内容を見て売りに回るのか?

非常に先が読めない状況です。



決算発表の内容がどうなるのか? 出ないとわからない事や、発表された内容に対して、相場がどのような反応するのか?

反応してみないとわからない事などを考えると、先に対してむやみにヤマを張らずに動きに合わせて対処していくことが望ましいと考えます。

その上で、現状のチャートから見えることを踏まえて、動きに合わせた想定シナリオをたてて、シナリオに合わせて動くにつきます。

となると、やはりこの後の展開は、2万2500円という節目に対して、上抜けるか?

たたかれてBOX下限を目指すか?

たたかれるけど今回上抜けた2万2000円をサポートラインとするか?

25日線までの押しで25日線から反発する流れで、上昇トレンド入りへの流れを作るか?

いくつかのシナリオが想定されます。

そしてファンダメンタルとして、米国の状況からは、週明けは多少の押しという想定となりますが、ニュースで流れた北朝鮮の核実験廃止・ミサイル実験廃止の報道(告知は本当だろうが、実際に廃止するかは少々信じがたい)に対して、マーケットが好材料として(地政学的リスク後退)受け止めるか?

週明けの寄り付きからの雰囲気と、月曜日の米国の動き(日本へは火曜日の朝に影響)が、どのような流れとなるかも注目ポイントです。

さらには、米国首脳会談に関しても今のところ好材料との見方が優勢となっています。

上記の通り世界情勢としては好転の兆しとなっていますが、国内に関しては、決算発表への反応と国内の政治問題(セクハラやメール 森友 加計問題)に関しても、今後の政治に対する不安から相場への影響が考えられます。

このマーケットを取り巻く環境に投資家がどのように反応するか?

普段ですと、悲観的に見ることが多い私ですが、諸々の状況から、上抜けに対しての準備も進めています。


現状分析

5日線


テクニカル分析


一週間を通して上向きで、概ね上への乖離を維持した状況での一週間の経過となり、しっかりとした上抜けの流れとなっています。

25日線


上向きの流れを継続したままの一週間で、上への乖離も継続したままとなっています。

木曜日の高値で最大乖離となる3.83%の乖離となりました。

指数の乖離としては、5%離れたらそこそこ離れた、10%はなかなか離れない、という見立てとなり、今回の3.8%はなかなか勢いがあるな、ぐらいの雰囲気です。

75日線


下向きを継続する中、2カ月半ぶりの接触となりました。

結果、上値抵抗線として機能した雰囲気を出して、5日線がサポートで、75日線が上値抵抗線という展開となっています。

トレンドライン


変わらずで、2万2000円の横軸を上抜けたことで、次の生きたトレンドラインとしては、2万2500円の横軸が上の抵抗線となると想定します。

その上に関しては、12月29日の安値のあたりと、1月前半に空けた窓の上限下限のそれぞれが意識されると想定します。

下に関しては、目先5日線と25日線と前回の上値抵抗線だった2万2000円処の横軸で、元々のサポートラインとして見てきた2万1000円どころの横軸と、2万300円どころとなると考えます。


テクニカル指標

一目均衡表


総合判断


雲に突入しました。雲が厚いことで、簡単に突破することが難しいことから、しばらく雲の中で乱高下という事が想定として考えられます。

雲から上抜けるには、今月後半の雲の上限が切り下がるタイミングという事が想定されます。

逆に上抜けることが出来ずに、再度下にという可能性も充分に考えられると思います。

遅行線に関しては、上手く日々線を避ける形で、上を推移し上げやすい形状を作っています。

このまま上げると、6営業日後に遅行線と日々線の天底一致が起きますので、ゴールデンウィーク期間中からの下落を占った状況です。

トレンドとしては、下降から上昇に切り変われるか変われないかの瀬戸際を示しています。

ボリンジャーバンド


バンドが広がりながらプラス2σに到達しました。上抜けたわけではないので、未だBOXの可能性を示していると考えます。

この後、明確にプラス2σを終値で上抜けると、上に対してのボリンジャーウオークが始まる形が作られますがどうなるでしょうか?

スローストキャスト


2本のラインがしっかり買われすぎゾーンで推移しており、強さをイメージつけています。週末デットクロスしたことで、この後のゴールデンクロスの位置が買われずぎゾーンの範囲で実行できるかに注目です。


総合判断


上放れの可能性を持ちつつBOXへの備えという状況と考えます。

連休間近ですので、無理した建玉をせずに、連休明けのトレンドに乗るための準備をすべきタイミングと考えます。

非常に難しい局面ですが、一つ一つひも解いて見極めればいいだけの事ですので、一気に見極めるのでなく、一つ一つ千里の道も一歩からと考え 手を抜かずに見極めてまいりましょう。(執筆者:城 晶子)

この記事を書いた人

城 晶子 城 晶子»筆者の記事一覧 (91) http://www.traders-academy.jp

トレーダーズアカデミー インストラクター
お金のプロといわれるファイナンシャルプランナーの資格を活かし、ギャンブルではなく資産運用としての株式投資をしっかりと確立。「上げでも利益を取り、下げても利益を取り、更に株主優待も取る」をモットーに、女性目線でわかりやすく相場の現状と先行きを伝える現役のトレーダー。
<保有資格>:ファイナンシャルプランナー2級 AFP 終活ライフケアプランナー
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