中国の夫婦は、結婚しても財産を共有しない。興味深いお財布事情、3つの事例。»マネーの達人

中国の夫婦は、結婚しても財産を共有しない。興味深いお財布事情、3つの事例。

「3つの袋」

結婚式のスピーチ


結婚式スピーチの定番のひとつに「3つの袋」があります。

結婚したら「お袋」、「堪忍袋」、「給料袋」ほかに「胃袋」も使われますが、夫婦円満の秘訣として大切なものと言われます。

今日は、そんな大切な袋のひとつ「給料袋」について、中国人の概念をご紹介したいと思います。


実例1:20代主婦(新婚)

ここのご主人は食べるのが大好き、いつもネットショッピングで珍しくおいしいものを買っては友人たちにもお裾分けをしてくれます。

そんなある日、妻が一言…
「うちの主人、今月お金使いすぎて自分の分がなくなっちゃったみたい。

この前夕食の材料を買いに行こうとして「お金ないから貸して」だって…」
ちなみにこの家庭、奥さんは専業主婦で基本的に収入はありません

自分の分をしっかり持っているんでしょうね。

財布の管理はいったいどうなっているのか興味深いところです。


実例2:30代主婦

30代の中国人女性


この主婦は不動産会社に勤めています。

ある日友人が賃貸契約をする場に立ち会った際、敷金・礼金の持ち合わせがなかったその友人に、その場で結構まとまった額をポンと貸してあげました。

金額も結構大きいし、ご主人にも申し訳ないので、いつまでに返したらいいか尋ねると、
「これは嫁入りの時にもらったお金で、自分のお金だから返すのはいつでもいいよ。」
とのこと。

ご主人のことは全く考えなくてもいい自由なお金を持っているようです。


実例3:40代主婦

こちらは子どもが1人いる、ごく普通の主婦です。

先日話をしていると、
「実は旦那に内緒のへそくりがあって、息子のために使えるように取ってある
とのこと。

別に家族間に問題があるわけではなく、ご主人も家族のためにきちんと働いておられる、仲の良い家族です。

やはり自分の自由にできるお金があり、しかもそれは「家族のため」というより「息子専用」ということ、経済面でかなりシビアなようです。


結婚後の財産についての考え方

中国夫婦は財産を共有しない


いくつか身近な例を挙げましたが、中国人は基本「夫婦別会計」というよりそれぞれがある程度まとまったお金を持っていて、結婚したからといってそれを夫婦2人の財産として共有するわけではないようです。

この辺りにも日本と中国の文化の違いが見て取れますね。

日本も共働きが多くなってきているので、この考え方も参考になったり、取り入れたりできるのではないでしょうか。(執筆者:高山 翔)

この記事を書いた人

高山 翔 高山 翔»筆者の記事一覧 (2)

日本から中国大陸へ渡り、現在福建省福州市郊外(バスで2時間)の田舎住まい。都市部での日本語教師を経て、あまりにも愛すべき中国の田舎に魅了され、中国の田舎の魅力をPRするライターを目指す。
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