節約と聞けば、好きな買い物ができずツラいイメージもありますよね。

当人はお金をためようと必死でも、周囲から見ると「そこまでする?」という節約もちらほら…。

そこで、実際に節約に取り組んだことのある主婦に「やり過ぎだった」というトホホな節約から、周囲にも高評価だった賢い節約まで、さまざまな節約を紹介します。

やり過ぎると、節約ではなく「ケチ」

周囲もドン引き

ケース1:外食は月4、衣服は節約。ママ友から苦言(30代女性・パート)

「服なんて数着あればまわせる」と思い、衣服の予算を減らしました。

でも、子どもがジャージの膝に穴をあけてきたり、靴下が擦れてきたり、毛玉がついてきたり…

仲の良いママ友から「ちょっと買ってあげなよ…」と言われ、子どもからも「服を買って」と頼まれ、我に返りました。

今思えば、月に3~4回の外食を1度でも減らすだけで、服の1着買ってあげられたな…と後悔するママさん。

今では無理に衣服の予算を減らすことはやめたようです。

ケース2:タバコ代を節約しても、禁煙はムリ(20代女性・保育士)

節約しようと思って、旦那に渡していたタバコ代を渡さなくしたんです。

家計的にはプラスになったかな…と思ったら、旦那から小遣いアップの要求が。

結局、旦那の財布から出ていっているだけで家計的にはなんの節約にもなっていませんでした。

禁煙に取り組むこともないご主人に、いきなりタバコ代を渡すのを辞めるというスパルタな奥さん。

旦那さんからタバコ分の小遣い増額請求をされ、無意味だったと気づいたそうです。

自分が愛煙家ではないと、ついタバコの費用に目がつくものです。

減額するならしっかりと減額できる目安がたつか、パートナーが禁煙を考えているか確認した方が良さそうです。

ケース3:まとめ買いで、メニューのヘビロテにうんざり(30代女性・会社員)

同じメニューはあきる

冷凍餃子など、業務スーパーで大量買いしておけば、食費が削れると思ったんです。

結果、同じようなメニューばかりになって家族が飽きてしまい、食が進まなくなり2か月ちょっとでまとめ買い節約はやめました。

まず削るべき…と考えがちな食費ですが、単に同じ商品をまとめ買いしたところで、家族はメニューに飽きてしまうという問題点です。

大事なのは節約を続けること。

一時的に出費を減らすだけでは、大きな貯蓄にはつながり得ません。

家族に飽きがこないよう配慮しつつ、おいしく食費を減らすということがどれだけ難しいかがわかる体験談ですね。

無理なく、不満無く、続けるのが「節約」

継続できる節約

ケース1:「自分で漬け込み」食費削減(30代女性・専業主婦)

味付き肉って高いと思って、国産の鶏肉を買いだめしてます。

買ってきた日は筋切りをして、一口大にカットしたら下味を付けます。

ベースを味噌、醤油、ソース、ケチャップと変えるだけでバリエーションも豊富。

買ってくるより安いし、お腹いっぱい食べられて節約になるので続けています。

主婦の多くが、食費を削りたい…という思いを持っていることでしょう。

しかし、スーパーなどで打っている「味付き肉」、「調味済肉」って普通に打っている肉よりも高いんですよね。

味のついていない状態のものを購入し、自分でカットし、好みのな味付けで冷凍保存をしておけばワンパターンにもならず、美味しくてコスパの良いおかずを作ることができますね。

ケース2:クレカ見直し 年会費無料、ポイント還元率重視(20代女性・会社員)

持っている優越感のためだけに、年会費がかかるものを使っていました。

でも、実際にクレカを切ることが少なく、ポイント分で取り返すこともできていなかったので解約しました。

年会費のかかるクレジットカードには、ポイント還元率が高かったり、海外旅行時の保険に加入できるものがあったり、空港利用時に特別なラウンジを利用できたりとメリットがあります。

しかし、明らかにそのメリットを感じる機会の少ない人や、利用額が少なくポイントでの還元も期待できない人は解約をし、年会費無料のクレジットカードに変えた方が年会費分浮きます

いつの間にか作って利用もしていないけど、気付けば年会費が引き落とされていた…なんてことは防ぎたいところです。

クレカの見直し

ケース3:契約アンペア数&電力会社を見直し 年2万円の節約(30代女性・専業主婦)

電力自由化になってから、電力会社を自由に選べるようになりました。

電気をよく使う時間を設定し、使う絶対的な量を一度見直すことによって、年に2万円の節約に成功しました。

契約アンペア数によって、基本料金が大きく変わります

基本料金は利用する・しないに関わらずかかってくるものですから、一度見直してみると良いですね。

深夜帯が割安になるものや、日中の仕様に焦点を合わせたものなどあります。

電気を使う時間帯が大きく分かれているご家庭の場合は、契約プランの見直しはおすすめです。

ケチにならない「節約」

どれも節約を考えた方なら知っている、やったことのある基本の「キ」かもしれません。

重い腰を上げてやった節約もただのケチ認定につながる可能性もあります。

賢い節約を持続するよう努めてみてはいかがでしょうか。(執筆者:三浦 希枝)