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昭和親世代の「お金の価値観」に縛られている方は要注意 現代は「多様性とリスク」を考える時代です。

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昭和親世代の「お金の価値観」に縛られている方は要注意 現代は「多様性とリスク」を考える時代です。

当てはまるものはありますか?

まずは以下の項目で、「そうだ」と思うものはいくつありますか?

・いい大学を卒業して、一流の企業に就職するのが幸せへの近道。

・正社員で働かなければ、ずっと「ちゃんとしろ」と言われる。

・同じ会社で定年まで働けば、給料は自然と上がっていく。

・お金は必ず貯金する。銀行に預けるのが一番安心。

・家を買ってこそ一人前。自宅にいれば家賃は要らない。不要になれば売ればいい。

・結婚をして子どもを育てるのが普通の幸せ。

たくさんのチェックがつく方は、お金に対する考え方を一度見直してみるのもいいかもしれません。

あなたは親に「お金とはどういうものだ」と教えられましたか?

昭和の親のお金の価値観

サラリーマン家庭の主婦だった筆者の母にとって、お金は「

お父さんが毎日汗水たらして、我慢して我慢してもらってくるもの

」でした。


だから「ムダ遣いをしない」こと。

そしてお金を借りると怖い人がくるから、「借金をしてはダメ」と言われて育ちました。

借金を一切したことのない母に育てられたので、筆者は若い頃、ローンを組めば金利がつくことも知りませんでしたし、クレジットカードは恐ろしくて持ったことがありませんでした。

実際のところ、母にとってもよくわからないものだったのだと思います。

その結果、社会人になってからいろいろと苦労をしました。

あなたは、お金に対してどのように考えて育ちましたか?

お金の話をするのはいやらしい」というのも、一種の価値観です。

親世代は、会社や国家の仕組みに絶大な信頼を寄せていた


今の働き盛り世代の親は、終身雇用制度のあった高度経済成長期(1952年~1972年頃)やバブル期に、サラリーマン(とその妻)をしていました。


そして就職氷河期時代には、会社ですでに一定の地位があり、「選ぶ側」にいた方がほとんどだと思います。

経済は右肩上がりで、給料は年齢に応じて上がり、豊富な退職金が期待できた時代だったので、銀行員さんに勧められるままに預金をしているだけでも、ある程度の利子が見込めました。

会社にしても、勤続年数を稼げば(そんなに成果がでていなくても)、昇給したと聞きます。

比較的のんびりしていても、「人並み」の生活ができた時代だったのだと思います。

現代は多様性とリスクを考え、広く取捨選択する時代

現代は多様性とリスクを考え、広く取捨選択する時代

上記のチェック項目を見たとき、いくつかでも「YES!」と100%の自信で回答した方は、少し昭和よりな考え方ではないでしょうか。


「まぁ、YESかな。一概には言えないよね」と思える方は、現代を生きていると思います。

そして、チェック項目のようなことしか言わない親御さんなら、お金に関する話はスルーしましょう。

結局のところ、現代は「人それぞれ」な時代です。

正社員ではどこからも雇われなくても、自分で「起業」したらうまくいく人もいます。

そして「副業」も、解禁になっている企業が増えてきました。

そして「起業」や「副業」は、インターネットの進化で非常に簡単になり、投資も少額から始めることができるようになりました。

みんなが「家を建てて子どもを育てて会社で役職に就く」といった、絵にかいたような画一的な幸せを追い求めなくてよい時代なのです。

その分、リスク管理も自分でする必要がありますが。

お金で叶えることのゴールも明確に

得したり節約したりして、貯めたお金で何をしたいですか?

節約をしている時間もあなたの人生の一部。

「なんとなく」では淋しくないですか?

意識をもって取捨選択し、勇気をもって活用しませんか。

時代によって価値観が変わっていくのはあたり前だと思います。

親世代の考え方が柔軟で、目まぐるしく変わる現代でも「さすが」と思える価値観をお持ちであれば、大いに頼りにされればいいと思います。

そうではなく、親とお金の話をしたときに何となく違和感を持つ方は、別の方やお金の専門家に相談したほうがいいかもしれません。(執筆者:那波 りよ)

《那波 りよ》
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那波 りよ

ママフリーライター 浪費と節約の間でゆれ動きつつ、日々「コスパ」をキーワードに生きたお金の使い方を模索中。ついつい安価なものを揃えがちな生活から、「価格」ではなく「満足度」をものさしにする生活への脱皮を目指しています。娘は「これ買って」とねだるのではなく、その商品があればいかに自分が幸せな気持ちになれるかを訴えるようになりました。(苦笑) 寄稿者にメッセージを送る

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