業績が悪い企業はもちろんだが、一見好業績だったり財務状態がよく見えたりする企業にも、実は危ない企業が存在する。

そんなオススメできない企業を、匿名を条件に個人投資家やプロに教えてもらった!

※本企画で掲載した銘柄はあくまで識者個人の意見を反映させたものです。皆様にとってオススメできないというものではありません
※株価データは 6月29日時点のデータに基づいています。

ジャンル1:不正融資問題 拡大を懸念

スルガ銀行(東1・8358)

株価:911円
単元株数:100株
最低購入額:9万1100円

スルガ銀行のデータ

株価の下落が止まらず 連日年初来安値を更新

2018年3月期は、与信費用の増加で純利益が426億円から210億円に減額。

財務体質は良好だが、連日ニュースで取り上げられている不正融資問題が拡大するようだと危険だ。

地雷の理由

与信費用増加で純利益は半減

与信費用増加で純利益は半減

株式アナリスト

「地銀の優等生」と言われていただけに事件の影響が心配だ。

株式アナリスト

ジャンル2:回復 の糸口は まだ見えず…

東芝(東2・6502)

株価:333円
単元株数:1000株
最低購入額:33万円

東芝のデータ

黒字転換に過去最高益 一見良さそうだが……

2018年3月期の決算は4期ぶりに黒字転換し、純利益も過去最高を記録。

ただし、これは営業外収益と、税金負担の軽減によるもので本業は回復の糸口が見えないのだという。

地雷の理由

過去最高益達成だが実は利益のかさ上げ

過去最高益達成だが実は利益のかさ上げ

個人投資家

本業の儲けが出ていない現状では投資対象にするのは厳しい。

個人投資家

ジャンル3:売上高が徐々に縮小

ぐるなび(東1・2440)

株価:908円
単元株数:100株
最低購入額:9万800円

ぐるなびのデータ

競争激化により減収減益が続く

飲食店の契約減を主因として、2018年3月期は減収減益。

今期はさらに業績が悪化する見込み。

売上高が縮小していく現状では、投資対象にしにくいのだという。

地雷の理由

売上も営業利益も配当も減っていく…

売上も営業利益も配当も減っていく

個人投資家

飲食店側もこうしたサービスにお金をださなくなっています。

個人投資家

ジャンル4:前期よりも成長が鈍化

任天堂(東1・7974)

株価:3万6200円
単元株数:100株
最低購入額:362万円

任天堂のデータ

本体の品薄解消後の今期はソフト次第

「Nintendo Switch」が大ヒットした2018年3月期は、驚異的な増収増益を達成した。

しかし、すでに本体の品不足が解消した今期は、ソフトの販売が利益を大きく左右するとか。

地雷の理由

ソフトの販売予定を見ると大幅な伸びは期待薄か

ソフトの販売予定を見ると大幅な伸びは期待薄か

株式アナリスト

今期も増収増益を見込んでいますが、伸び率は鈍化しそうです。

株式アナリスト

プロが語る こんな決算書に注意

数多くの決算書を見てきた株のプロによると、数字以外でも要注意企業を判別できるポイントがあるという。

その例が下記に挙げた3つ。

1.事業区分が毎年のように変わる

事業区分が毎年のように変わる

事業のセグメントを毎年変えることで、事業ごとの損益などをすぐに比較できないようにしている悪い例。

2.決算をわざと見づらくしている

決算をわざと見づらくしている

左は販管費の内容がわからないうえ、文字の間にスペースを入れるなど非常に見づらい。

また、検索もしづらい。

3.概況の前置きが長すぎる

概況の前置きが長すぎる

図の灰色の部分は前置き。

一般的な企業ならここは2~3行で、メインの説明に入るという。

しかし、要注意企業だとここがメインより長い場合も。

もし決算書を見て、この傾向を感じたら注意したい。

※掲載例は識者の話をもとに編集部で作成

(提供:MONOQLO the MONEY(モノクロ・ザ マネー))