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子どもと一緒に料理を楽しもう 子どもが進んでキッチンに立ちたくなる「6つのアイデア」

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子どもと一緒に料理を楽しもう 子どもが進んでキッチンに立ちたくなる「6つのアイデア」

子どもが親と一緒に料理をする時間は、親子のコミュニケーションとして最適なもの。

また、自分で食べるものをこしらえられるという自信は、子どもの将来や人間性にも大きな影響を与えます。

子どもが自ら進んで「なにか作りたい!」と思えるキッチンづくりのアイデアをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

どのようなキッチンの家庭で育ったか

1. よく使う調理道具はカウンターやテーブルの上に

子どもが料理を面倒だと感じることの原因の1つに、わざわざ調理道具を探して取り出さなければいけないというものがあります。

背の低い子どもだと、いちいち踏み台を持ってこなくてはいけないのもわずらわしく感じるようですね。

そこでおすすめなのが、利用頻度の高い調理道具をカウンターやテーブルの上にまとめて置いておくアイディア。

埃がかぶらないように布巾などをかけ、すぐ手に取れるようにしておけば、子どもが「何か作ろうかな?」と思い立った時、スムーズに調理にとりかかることができます。

まだ1人で料理のできない小さなお子様の場合も、手の届くところに調理道具があればママのお手伝いがしやすいですよ。

2. 危険の少ない調理道具を揃えておく

ガラス製のボウルや軽量カップなどは、清潔感があるし使いやすいですが、落としたり強い衝撃を与えたりすると割れてしまうところが難点です。

子どもが調理中にケガをすると危ないし、割ってしまったことがトラウマになって料理に苦手意識を持つことも考えられるので、調理道具は割れにくい強化ガラスやプラスチックなどでできたものを揃えておくと良いでしょう。

また、我が家の子どもたちには、ごく小さい時、「切れない子ども用包丁」を持たせていました。

普通の包丁のようには使えないけれど、柔らかいものをカットすることはできるので、よくパンの生地を切り分けたり、梅干しを叩いてもらったりしていましたよ。

危険の少ない調理道具を揃えておく

3. 物の置き場所を明確にしておく

調味料や調理道具があちこちにゴチャゴチャになってしまっていると、子どもが使いたい時に探すのが大変だし、片付ける時も混乱してしまいます。

子どもの手が届きやすい低い場所に、よく使う調味料や粉類などを保管したり、作業中に捨てやすい場所にゴミ箱を設置したりして、動きやすくする工夫をしてみましょう。

親子で一緒に料理をすることを考えると、複数でキッチンに立ってもお互いが邪魔にならず、必要なものを取り出しやすいようにすることも大切ですね。

我が家の場合

我が家では、私と子どもが立って作業をする時、ちょうど真ん中によく使う調味料や粉類が来るようにしています。

また、調理中に出るゴミを捨てるゴミ箱は、左右どちらからでもすぐに手が届く場所に設置。

キャスター付きのゴミ箱なので、作業中だけ2人の間に置いておき、作業が終わったら後ろに戻せば邪魔になりません。


4. 調理道具はセットで収納しておく

料理に取りかかろうとする時、鍋本体に合う蓋がどこかに行ってしまっていると困りますよね。

昔の我が家では、よくこういうことがありました。

探すのが面倒だし、時間もロスしてしまうので、今では必ずセットで収納するようにしています。

他にも、すりこ木とすり鉢飯台とうちわといった調理道具も、すぐにセットで取り出せるようにしておくと子どもも使いやすいのではないでしょうか。

5. 遊びゴコロのある調理道具を備えておく

遊びゴコロのある調理道具を備えておく

にんじんなどの野菜をかわいい形に抜ける型抜き、子どもの好きなキャラクターのキッチンツールセットやエプロン、目盛りのついたまな板シート、たい焼き用の鉄板など、思わず使いたくなるグッズを揃えておくと、子どもが料理に興味を持つきっかけになります。

子どもが「それ、なぁに?」とキッチンに近付いてきたら、すかさず「使ってみる?」と声をかけて一緒に料理をしてみましょう!

6. 庭やベランダで野菜を育てる

庭やベランダで野菜を育てる

きゅうり、トマト、なす、小松菜、ししとう、リーフレタスなど、初心者でも比較的簡単に作れる野菜はいろいろあります。

子どもと一緒に庭やベランダで育てれば、「自分がお手伝いして作った」ということで愛着が湧くし、「これを使ってお料理をしてみようか?」と誘えば張り切って参加してくれそう。

食育にはもってこいの、おすすめアイディアです。

子どもが料理好きになると、家族にどんなメリットがある?

子どもと一緒に料理をしたり、使いやすいキッチンに改造したりするのに多少の費用はかかりますが、得られるリターンもかなり大きいものがあります。

たとえば、次のようなものですね。

・家にあるものでささっとお菓子や軽食が作れるので、子どもがお腹をすかせた時、外に買いに行こうとする頻度が減る。
(スナック菓子を買いにいく→自分でホットケーキを作るというように)

・「手作りの良さ」を知るので、割高な外食よりも家で作って食べることに魅力を感じてくれる。

・子どもが積極的に手伝ってくれるので、残業時に食事の支度を頼んだり、一緒に作って時短をしたりすることができる。

・コミュニケーションをとりやすくなり、難しい時期も親子で一緒に乗り越えていける。

・いろいろと考え、工夫しながら料理をすることにより、子どもの脳が活性化して様々な能力が身に付き、将来のスムーズな自立につながる。

我が家では、子どもが自分でお菓子などを作れるようになったことで、市販のお菓子を買う回数はかなり減ったし、子どもの目がイキイキとしてきたような印象を覚えました。

「自分で食べるものを作れる」というのは、親が思っている以上に子供に良い影響を与えるのかもしれませんね。

子どもが自分でお菓子などを作れるようになった

まとめ

子どもが料理好きになるか、それともほとんど興味を示さないまま大人になるかは、どのようなキッチンの家庭で育ったかということも大いに影響するような気がします。

料理は五感を刺激して子どもの脳に良い影響を与えるし、食べるものを作れることは必ず役に立つので、使いやすいキッチンづくりできっかけを作ってあげましょう。

親子でキッチンに並び、一緒に料理をするのは、思春期のコミュニケーションにも一役買ってくれますよ!(執筆者:畠山 まりこ)

《畠山 まりこ》
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畠山 まりこ

畠山 まりこ

読書と音楽鑑賞と動物が大好きな主婦です。2013年からライター業を開始し、主に生活に密着したテーマの記事を書いています。「主婦」「女性」という立場を生かし、様々な切り口で読者様の役に立てるような記事を作っていきたいです。 寄稿者にメッセージを送る

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