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【共働き夫婦の家事分担】男女100人に聞いて分かった「女性の負担」がまだまだ大きい現状。働く女性はがんばっています。

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【共働き夫婦の家事分担】男女100人に聞いて分かった「女性の負担」がまだまだ大きい現状。働く女性はがんばっています。

夫婦の家事分担についてのアンケート

共働きの夫婦であれば、家事の分担は家庭の維持に必要なことです。

しかし、大体聞こえてくるのが「世の妻が家事の負担で不満を抱えている」ということ。

そこで今回、

共働きの男女計100人に家事負担に関するアンケート

を実施しました。

実際に女性が家事負担が大きいのか、家事負担の男女の本音と併せて、見ていきましょう。

家事負担の現状

家事の負担割合で一番当てはまるものを選んでください

家事の負担割合

1番多かったのが奥さんの家事が8割、ご主人の家事が2割という回答でした。

これは、世の女性の不満もたまってしまって仕方ない…と言わざるを得ない結果となりました。

実際になぜ、女性に家事の負担がかかっていると思うか聞いてみました。

「仕事の時間が夫は夜勤があるけれど、わたしは日勤しかない仕事をしている。

だから基本的にわたしが家庭のことをやっている。

休みの日にその分フォローしてくれれば精神的な負担感が大分減るのに、それもやらないから結局ワンオペ感が半端ない」(30代女性・会社員)

仕事の時間帯は仕方ないにしろ、家事ができるときにも家事をやらないというのが問題だととらえているようですね。

仕事への理解があって夫婦が成り立っているにしろ、家事負担については理解も納得もできない状況となっている家庭が多いことがうかがえます。

家事を折半している夫婦はわずか1割

家事分担を折半しているのは1割

家事折半の理想ともいえる5:5での折半が、全体のわずか1割しか存在しなかったことも問題点だといえます。

実際に半々だと感じている男女に、なぜそう感じているかを聞いてみました。

「朝は自分の出社が早く、夜帰るのも自分が早いんです。

なので、嫁さんが出社前に洗濯と掃除を済ませてくれています。

帰宅するとき自分は子どもを保育園と放課後児童クラブに迎えに行き、そこから晩飯の支度をしつつ、風呂の準備もしています。

お互いの動ける時間にできる家事をやり合っているので、なにも負担感は感じていません」(30代男性・会社員)

出社時間や帰宅時間を考慮し、お互いに動ける時間に積極的に家事をこなす夫婦像が想像できます。

これぞ理想形。

「家事って、苦手な家事をすると疲れるし、得意な家事は負担にならないでしょう。

だから我が家では、調理関係と洗濯はわたしが、旦那が掃除全般をやってくれています。

嫌な家事を避けられているから、ストレス無いですよ」(20代女性・公務員)

やっている家事の量ではなく、中身で考えるという作戦もあるのですね。

苦手な家事をカバーし合うことで、上手に折半できている家庭もあるということがわかりました。

わかっているけど「甘えている」夫、多し!

家事をしない夫に不満

妻の家事負担が圧倒的に多いと自覚しているご主人に、「なぜ自分の家事負担を増やさないのか」とズバッと聞いてみました。

「嫁さんに頼りっきり任せっきりな自覚はあるけど、それで毎日暮らせているしいいかな…と。

嫁さんもなにも言ってこないので、そのまま暮らしてます」(30代男性・自営業)

なにも言ってこないからやらない…という意見ですね。

「なにも言わない」という行為は、なにを言っても無駄だという諦めからなのでしょうか。

「自覚があるからたまに手伝うんです。

でも、大体こっちがやったらやったで遅いって言ってくる。だったら自分でいつも通りやった方がいいじゃんと思うんですよ。

やって文句いわれるくらいなら、やらないで文句言われるほうがいい。

悪循環ですね」(40代男性・会社員)

家事を上手にこなせないと文句を言われる…と、やる気を失ってしまっているケースもあるのですね。

でも、家事について文句を言われるのはご主人だけではないはずです。

何気ない日常で奥さんに

「飯まだ?」

「風呂は?」

「このワイシャツにアイロンがけしてないの?」

なんてこぼしているご主人は、ぜひ心を入れ替えて多少の文句を受け止めつつ家事に挑んでもらいたいところです。

家事の負担が、どちらかに大きく偏ってしまうことは避けたいところです。

パートナーが体調を崩すなどで、家庭がまわらなくなっては困ります

どれだけフォローし合えるかに、共働き家庭の明暗がかかっています。(執筆者:三浦 希枝)

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《三浦 希枝》
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三浦 希枝

三浦 希枝

前職は海上保安庁に所属し、船舶料理士とヘリコプタ―降下員として勤務。退職後、フリーライターになり4年目に開業。子連れ離婚そして再婚を経て、二児のママとして仕事との両立を図っている。Webライティング講師業もはじめ、活動の幅を広げている。趣味は時短、節約。特技は水泳(インターハイ出場経験有!) 寄稿者にメッセージを送る

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