2019年、大発会を終えて3年ぶりの下落の大発会となりました。

世間のニュースでは、アップルの中国市場での業績減速による下方修正から、米国全体の景気減速懸念となり、日本時間1月3日夜半から1月4日の早朝のNYダウの大幅下落の影響で、大発会は大幅下落となりました。

合わせて為替も円高に大きくふられて、一時107円台まで円高が加速する局面もあり、日経平均は700円以上の下げ幅を示しましたが、後場からは下げ幅縮小となりましたが、大引けでは450円ほどの下げ幅で引けました。

下落の大発会

この下げは、もちろんニュースで言われていることが原因であるのは違いないのですが、トレンドが崩れていることで、悪材料への反応が過敏になっていることがそもそもの原因かと考えます。

さらには、昨年10月2日からの急激な下げの影響で、底入れに近くなると上下の振れ幅が急に大きくなるという典型的なパターンの値動きともいえると考えます。

昨年3月の安値を割り込んだことで、本格的な切り下げが始まっていると考えるのも妥当です。

フォーメーションとしては、ダブルトップのネックラインとするのが昨年3月の安値と考えられる形状で、現在も割りこんでいる状況ですので、ここを反発したときは、ネックラインまでと考えるのが現在の状況であると考えます。

従って、先週1日の営業だけなので、そこから見えることは少ないのですが、現在地での上値目途は昨年3月の安値で2万347円と考え、下値目途は、目先直近安値の1万8948円と考えます。

下値目途に関しては、値幅的に目途となる要素が薄いと考えるので、安値更新の可能性は高いと考えるのが現状です。

その上で安値更新すると、下の目途としては過去にも記載してきましたが、まずは、アベノミクスでの上昇に対しての38.2%の押しがおおよそ1万8200円と、50%押しが、1万6290円となっています。

さらには2015年から2016年の時と同じ押し幅の下げとなると約6000円の押しと考え1万8500円。さらには同じ下げ率29%の下落幅で考えると1万7350円近辺となります。

そして10月2日の高値2万4448円から10月26日の安値まで3477円の下げ幅でE値計算する1万7494円となります。

こうみるといくつかの数字が重なってくるので、目先は前々から申している1万8000円から1万8500円と考えられ、その先が1万7300円から1万7500円辺りとなります。

そしてその下に価格帯別出来高として、1万6000円から1万7100円にしこりがあるように見受けられます。

週足で2016年1月から11月に上げ下げしている幅が、おおむねこの価格帯で動いているので、ここにしこりがあり、下げてきた時の下げ止まるポイントになると考えます。

したがって、私的な見解としていつになるとかは断定できないですが、最大今年の下げでまずは、1万6000円近辺と考えます。

さらに2018年の高値安値の幅が5500円となっており、この幅で今年も動くとしたら上げたときが、昨年の3月の安値のネックラインと考え2万300円まで上げて上値となると考えると、1万4800円が下値と考えられます。

いろいろな角度で算出すると、きりがないぐらい、いろいろな数字が出てきますが、まずは目先の目途を意識して、そのめどを上抜けるか下抜けるか意識して、抜けたときに加速することを前提として、抜けたときにさらに先の目途を意識するというのが実際の日々に意識することになると考えます。

現状分析

5日線

現状分析

前週と変わらず下向きで前週の引けは上でしたが、今週 窓空けで5日線をまたいで引けました。

このまま下げが加速してもおかしくない位置取りとなっていますが、週明け上げて寄り付くことが想定されるので週を挟みながら5日線を中心に上下する乱高下と考えます。

25日線

変わらず下向きとなっており位置も下を推移しています。

昨年末に最大11%近辺まで広げた乖離も落ち着きはじめて、何となく日柄調整的な値動きになってきたように感じます。

もし日柄調整的な値動きで、グランビルの「売りの3」を意識するとしたら、後2週間ほどはもみ合いが想定されます。

その上で下に離れるのかなという考えとなりますがどうなるでしょうか?

75日線

変わらず下向きで、徐々に角度を強くしはじめております。位置も下と変わらずとなっています。

移動平均線の並びも週明けの一週間のうちに、100日と200日も入れ替わって、完全下降トレンドの並びとなることも間違いないと考えます。

トレンドライン

上には12月3日と13日の高値を結ぶ切下がりのラインが勢いある下落が止まるかの見極めラインと考えます。

横軸では10月26日や12月11日の安値で10月から12月のBOXの下限が大事な上値抵抗線と考えます。

下に関しては、週足で2017年の4月の安値の横軸(18000円台前半)が、サポートラインになると考えます。

さらには現在のサポートラインとして、月足の2012年10月と2016年6月の安値を結んだラインが今回のサポ―トラインとして機能しており、このラインを割り込むと本格的な長期的にも下落入りとなるシグナルと考えます。

テクニカル指標

一目均衡表

テクニカル指標

前週と変わらず完全下方シグナルとなっています。

遅行線と日々線が天底一致を作るとしたら、6営業日後に底をつくとなると考えます。

ボリンジャーバンド

下へのバンドウオーク継続中と考えます。

週明けの反発で-1σに触りに行くことが考えられます。ここが戻り高値となるのか? 下落の終焉となるのか? 見極めとなります。

スローストキャスト

2本のラインがあげてきており、この後 どの位置でデットクロスとなるか?で今後の動きを占います。

総合判断

総合判断

トレンドが下落であることに変わりはなく、現在 底入れに向けて上下に大きな振れ幅を作る値動きになっていると考えます。

この振れ幅が、横に推移となるのか? 切り下げとなるのか? 切り上げとなるのか? に注目しつつ、2018年の年初のパターンと2016年の年初のパターンをしっかり見て、今後の想定をしていただけたらと思います。

年始早々荒れた値動きに世間も注目しており、いつもなら株の事を取り上げないような番組が、株価の事を取り上げています。

底入れ間近なのか? 週明けの反発の力を見極めたいと思います。

今年も荒れた相場を想定します。

振り回されず 自分自身のシナリオをしっかり持って待ち構える建玉を心がけてもらえたら、必ず良い結果に結びつくと考えます。

週明けも今年も こころ穏やかに相場と向き合えるような状態づくりをして行動してまいりましょう。(執筆者:城 晶子)