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専業主婦から共働きへ! 「妻が社会復帰時に感じた苦労」と乗り越え方

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専業主婦から共働きへ! 「妻が社会復帰時に感じた苦労」と乗り越え方

専業主婦をしていた女性が「よし、働くぞ!」と決めても、社会復帰にはたくさんの苦労があるものです。

働こうかどうか迷っている女性や、共働き世帯にシフトを考えているご主人にとっても役立つ「社会復帰時のリアル」について体験談を紹介します。

一番つらいのが「朝」。朝食や身支度など壮絶な忙しさになると覚悟を

正社員としてでも、パートといった非正規雇用であっても、とにかく日勤の仕事を始めるとなると忙しいのが朝だと口そろえて言います。

それはなぜでしょうか。

「まず、子どもたちを学校に送り出さなければならない。でも洗濯干して掃除機くらいはかけておきたい。朝ご飯を食べたままのキッチンだと、帰宅してから夕飯を作る気力さえなくなるから食器も洗う必要があるし、自分の身支度もある」(30代女性・会社員)

子どもたちを含め朝は身支度が大変。

でも、エンジンが温まる前のようになかなか起きてすぐシャキシャキ動けるものではありません。

家事を後回しにすれば、そのツケが仕事終わりにやってくる…となると、どんなに忙しくても朝にすべきことを終えてから出勤したいのです。

家事を後回しにできない理由

「忙しくなるとわかっていたけど、実際にやってみると想像以上に忙しいです。子どもを子ども園に送って行って、そのまま出社するので朝、家のことを全然できずに出ることも多いです。その分、帰宅してからやることが山積みで、早く休もうにも休めず疲れがたまっています」(20代女性・パート)

想像していたものの、それ以上に朝の忙しさで体力も気力も失っているということがうかがえる体験談ですね。

いざ、これから共働きへシフトしようとしている女性でも、「やっぱりやめようかな…」なんて思ってしまうのではないでしょうか。

夜勤を選んだ女性が抱える「日中の倦怠感」

朝忙しいなら、夜働けば良いじゃん!と夜勤を選んだ女性もいます。

ただ、夜勤につきまとうのが「日中の倦怠感」。起きてやるべきことができなくなって、本末転倒…というケースもあるようです。

「主人が日勤で残業もあまりない仕事なので、わたしは夜8時からシフトを組んでもらっています。ただ、帰宅が朝4~5時でそこから寝ると朝ご飯をつくったり掃除したりとできなくなるため、朝は寝ずに置き続けて家事をしています。子どもを保育園に送ってから、昼に睡眠時間をとりますが保育園の迎えの時間になって起きて、そこからまた夕飯の支度をして…となると睡眠時間が足りず、日中の倦怠感とひどい頭痛に襲われました」(30代女性・パート)

日が昇るとついつい、行動しなければ…という意識になってしまうものです。

しかし、夜に働いている以上、昼間はしっかりと休まなければならないのです。

夜勤のある仕事に就いているご主人を持つ奥さんなら、夜勤明けのご主人をしっかり眠らせてあげていることでしょう。

「専業主婦の頃は全部やっていたし」という感覚で仕事をし始めてからも活動しっぱなしだと、体調を崩してしまうということがわかります

体調を崩してしまう恐れもあります

疲れきった妻を見て…夫はどう協力すべき?

働きはじめてからというものの、妻がどんどんやつれていく…

なんてご主人が感じたら、それは家事育児面でのフォローが足りていない可能性が

今一度、共働きにシフトするにあたってご主人は具体的にどう協力すべきなのかチェックしておきましょう。

家事は「やれるときにやる」ではなく「自分が絶対にやる」ものを作って!

やれたらやろう…という意識だと、結局やらないで奥さんに甘えることになってしまいます

「洗濯ものをたたむのは絶対俺がやる」といったように、自分が絶対に担当する家事を決めフォローしておくとGOOD!

奥さんもその家事についてはご主人に安心して任せられ、その分の時間休んだり他の家事をすることができます

前もって済ませられることは済ませておくようにしよう

朝、昼のお弁当用意で奥さんがバタバタしているようなら、昼食用の冷凍食品を購入しておいたり、卵焼きを焼いておけば朝カットして詰めるだけでOK。

前もって済ませられるようなことは、見越してやっておくとその分忙しい時間帯の負担感が減らせます

女性は案外「水回り」の家事が苦手。積極的に担当を

積極的に担当してみてください

手荒れが…という声も多い水仕事。働きに出て多くのストレスを感じてきた妻をいたわりたい…と思ったら、水回りの家事を積極的に担当してみてください

お風呂掃除や食器を洗うこと、トイレ掃除は実は女性が苦手としていたり、面倒だなと思っているものです。

我が家では分担制にしています

実際に我が家では、お風呂掃除担当は主人、食事全般は筆者、掃除機とゴミ出しは主人、洗濯関連は筆者というように大まかではありますが分担をしています。

「これは確実にやってもらえる」という家事があると、その分心に余裕が生まれ、子どもに対してもしっかり目も手もかけられます

共働きは専業主婦生活とはまた一味違った苦労がつきもの。

しかし、夫婦で協力すればきっとスムーズに暮らしていけるはずです。(執筆者:三浦 希枝)

《三浦 希枝》
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三浦 希枝

三浦 希枝

前職は海上保安庁に所属し、船舶料理士とヘリコプタ―降下員として勤務。退職後、フリーライターになり4年目に開業。子連れ離婚そして再婚を経て、二児のママとして仕事との両立を図っている。Webライティング講師業もはじめ、活動の幅を広げている。趣味は時短、節約。特技は水泳(インターハイ出場経験有!) 寄稿者にメッセージを送る

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