3月第二週は、前週のじり高の流れを継続して週初めに窓空けで寄り付き、12月13日の高値更新をチャレンジするも、翌日から押しはじめ、押し目となるか? 調整となるか? 下落となるか? の見極めの週となりました。

押し目レベルは、突破して押す流れとなり、週末に窓空けの陰線形成で下落入りするかの瀬戸際で週末を迎える形となりました。

この調整が、本格下落となるか? 判断が非常に難しいところですが、決め打ちせずこの週末は、下げ止まるか? さらなる下落となるか? どちらに向いても対応できる状態での週マタギが良策と考えます。

雰囲気としては2月8日の押しと似た流れであり、週明け一気に反発という可能性も残しています。(理由としては、25日線が上向いているという点)

ただ、2月前半の押しに比べて下げ幅が大きいという事と、勢いがあるという点は少々雰囲気に違いは感じます。

さらには、上げ始めての周期がちょうど3か月に入っていることで、そろそろ本格的な調整がいつ来てもいいころであることも大きく週末に売り込まれる原因の一つと考えます。

そして木曜日に出された景気調査での「景気後退を示している」というインパクトのある発表も、投資家心理を煽っていると考えます。政府の見解とはわかれる形をとった景気動向の発表に、いささか不安は残すものの、週末の段階では不安が打ち勝っていると取れる値動きです。

上昇終焉の瀬戸際か

ただし、大衆が不安になったときに反発というのも世の常なので、下げるという決めつけは怖いと考えます。

下げるにしても一度 どこかで小幅に反発してからの下落というのがセオリーになると考えますので、このまま一直線に下げて行くというのも想像しづらいというのもあります。

下げ止まるかもという要素としては、ボリンジャーバンドの-1σ近辺まで押しているという事があげられます。

ボリンジャーバンド的なBOXとなるのであれば、-1σは反発の可能性のある値ごろと考えます。

さらには、一目均衡表の遅行線が雲に叩かれて押し始めて、日々線に近づいてきているので、反発の可能性を示すところまで押してきていると取れます。

さらには、出来高が膨らんで(SQの関係もあるので微妙ではある)いるので、ここで一旦 反発という可能性も過去の経験則からあり得ます。

とはいうものの、現状見える景色としては、下の可能性のほうが私の中では強くなっています。

週末算出のSQ値21348円に対しても、金曜日に触れているものの瞬間的で寄り付いたあとの3分でできた上髭で触っただけで、終日下回っていました。

したがってSQ値が今後の上値抵抗線として機能することを考えると、当面上値は重くなると考えるのが妥当であると思います。

さらに金曜日の値動きが単純に見て2月8日と同じく窓空け陰線であります。

大きさの違いとしてこの日に、意識すべきトレンドライン12月26日の安値と2月8日の安値を結んだトレンドラインを窓空け陰線で割り込み、さらには25日線 75日線 100日線の3本を一気に割り込んだことで、下げへの勢いが見受けられます。

そしてスローストキャストでも今年に入って一番深いところまで降りてきている雰囲気になっていることで、確定診断とは当然ならないものの、下落入りの可能性がある状態を示す材料が出ていると受け取れます。

結果は、未来にならないとわからないのですが、反発すると下落するという材料が入り混じったところから、結果がどちらに転ぶか興味深い局面となっています。

どちらにせよ、久しぶりに大きく動いたことで、ぼーっとしていた投資家たちもピシっとするのかなと考えます。

その上で週明けの動きに合わせて玉の整理整頓が必要になると考えます。

たいがいの方が、週末の急な動きでバタバタしたはずで。バタバタしたときは余計なポジションをとってしまうものです。

その余計なポジションが未来の足かせになりえるのでこの整理も大事になります。

逆に、週末のような大きい値下げで、中途半端に入れてしまった売り玉の処分などもすべきポイントだったかなとも考えます。

現状分析

5日線

現状分析

先週上向きから下向きへと向きを変えました。

位置としては、上に乖離しているところから始まり、タッチして再度 上下どちらに離れるか? 見極めとした水曜日に下に割り込み、翌木曜日に下に乖離してそのまま下に乖離して週末入りとなりました。

これにより、短期的なトレンド変換の始まりか? 短期調整か? の見極めが週明けになると考えます。

25日線

上向きを維持したままの一週間となりました。

位置は、上に今年最大乖離し、そこから乖離を詰めて週末の金曜日に25日線にちょうどひと月で触れて下に割り込んで週末入りとなりました。

75日線

変わらず下向きを維持しており位置が来週末に下に割り込みました。

移動平均線の並びが来週 上昇を示したところから調整が始まるというような皮肉な動きとなっています。

トレンドライン

12月26日と2月8日の安値を割り込んできたことで、短期的な上昇は終焉という値動きと考えます。

この下の節目となるラインは、下のもみ合いの高値2万1000円近辺の横軸と2月8日の安値(2万300円)と考えます。

この2万300円を割ると本格下落となるかもという流れと考えます。

逆にBOXだとこの20300円が下減という可能性もあると考えます。

上に関しては各移動平均線が抵抗線となると考えます。

テクニカル指標

一目均衡表

テクニカル指標

今週、基準線と転換線を割り込んだことで上方シグナルに陰りが、出てきました。

雲が目前に来ているので雲に突入するか?雲で反転するか? 見極めです。

さらに遅行線が、今回雲に触れる直前で叩かれ押して現状日々線近辺に来ており雲突入と遅行線が日々線に触れるという同じ値ごろが抵抗帯となっていることで、ここからいったん反発という可能性も考えられる値動きです。

ボリンジャーバンド

バンドが横ばいに入るか?収斂となるか?の見極めの位置にいます。

BOXか下落の始まりかの動きに見れる形状です。

先週初めまで動いていたボリンジャーウオークは、木曜日に+1σを割り込んだことで一旦終焉と考え、週末に-1σ手前まで来たことで、BOXであれば反発するかもという位置に来ています。

逆に下へのボリンジャーウオークとなるのであれば、一気に-2σを割り込むと始まるかなと考えます。

スローストキャスト

デットクロス後本格的に2本のラインが下りてきており、今年で最大に下まで来ていることで、月曜日に下げ止まらないと本格的にトレンドが崩れたという事を示すことになります。

ただし現状は上昇の終焉を示すだけで、下落を示すとするのはゴールデンクロス後の動きで見極めとなります。

総合判断

総合判断

一気に景色が変わろうとしていると考えます。

断定には至れないものの、上昇は終了とするかの瀬戸際で、週明けがさらに押すのであれば上昇は終焉で、この後BOXか下落となり始める境目と考えます。

この週末の動きで慌てた方が多くいると想定しますが、木曜日の押しで上げの終焉をイメージしておくべきポイントです。

逆に週末の大引けは、打診買いという発想が、出るのが理想と考えます。

もちろん更なる下げとなればこの打診買いは即ロスカットとなるのですが、2月8日同様の動きも可能性としてふまえた備えで、結果待ちが望ましいと考えます。

では、週明けも慌てず行きましょう。(執筆者:城 晶子)