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注文住宅のオプション「どんなもの?」「出費は?」 「こうすればよかった」を聞いてみました

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注文住宅のオプション「どんなもの?」「出費は?」 「こうすればよかった」を聞いてみました

注文住宅は、自分の望む間取りにでき、細部に至るまでこだわりぬけます。

しかし、言い換えれば「いくらでもお金をつぎ込める」ということです。

筆者も家を建てた際、「オプション」で思わぬ出費がたくさん発生しました。

基本料金には含まれない、ちょい足しするとグレードアップできるものです。

ここでは、注文住宅を建てた方がどういったオプションを付け足し、どのくらいの出費となったのかをご紹介していきます。

注文住宅につけたオプション「なに?」「おいくら?」「実際どうよ」

1. トイレ設備のグレードアップ

標準仕様のトイレだといまいち、ということもしばしばあります。

筆者は標準仕様のままですが、便座やフタが若干チープな感じが正直いなめません。

「わが家はトイレにこだわっていないし」と言い訳をして節約したのですが、トイレは1日に何回も使う場所ですし、もう少しこだわってもよかったかも、という気もします。

「わが家は節水タンクのトイレにグレートアップしました。

タンクレスでもあるので、収納スペースが大きくとれるようになり満足しています。

ゆとりある空間で用を足せるのは心が穏やかになり、主人も納得しています」

(40代女性・会社員)

住宅という高額の買い物をするにあたって、だんだんと金銭感覚がマヒしてくるものです。

しかし、節水トイレに換えて長く暮らせば、水道代でしっかり元をとれることでしょう。

2. カーポートの設置

住宅メーカーにもよりますが、住宅前の舗装は1台分が標準仕様となっているところもあります。

そこで、大体がオプション扱いとなってしまうのがカーポートです。

設置・取り付けにも料金がかかり、カーポートそのものにも、もちろん料金がかかります。

「家の前だからつけなくてもいいかなと思っていたのですが、実際に考えると結構な距離になって、雨の日なんか嫌だなと。

カーポート設置のために結構な額を出しました」

(30代男性・会社員)

1台分だけでも30万円以上になったといいます。

何千万の買い物のなかで、30万円は安く感じてしまうのかもしれません。

カーポートは1台分だけで30万円以上

しかし、よくよく考えれば月のお給料と同じか、それ以上なんていう方もいるかと思います。

わが家はまさにそれ以上で、予算ギリギリだったため、舗装工事やカーポートは無期限の延期となっています。

オプションと聞けばなんとなく軽く感じますが、想像以上に重く家計にのしかかるものだと認識しておきましょう。

3. ペット用の移動通路

夫婦2人に猫2匹というご夫婦が建てた一戸建てには、すてきなキャットウォークが設置されています。

安全性・強度を考えて、施工会社に提案をしオプション工事として依頼したそうです。

「でき映えには大満足でしたよ。

実際に猫たちがそこを通って室内を行き来しているのを見たら、価値はあったと思います。

ただ、手の届かない高さだったり、掃除用具が入りにくい角度でついている小窓があったりすることで、かなり掃除に苦戦しています。

これに十数万円使っているので、もっとわたしたちが維持管理しやすい構造にすればよかったと感じています。

そして気になるのが、猫たちが老いたときですかね。いつか使われなくなるのかなと思うとなんとなく切ない」

(30代男性・公務員)

キャットウォークに猫は満足みたい

つい、家を建てるときに盛りあがってしまって、維持管理から逸れてしまうことがあります。

そのオプションが本当に必要なのか、自分たちで維持できるのかは確認しておきましょう。

4. 壁紙(アクセントウォール)

筆者も迷ったのが、壁紙のオプションです。

壁一面の色を変えるだけで、部屋の雰囲気が大きく変わります。

とてもオシャレですし、家具がシンプルでも、質感が独特な壁紙に変えるだけで一気にワンランク上の空間に生まれ変わります。

しかし、この壁紙が案外高価なのです。

壁紙そのものの値段だけではなく、壁紙を貼る職人さんの作業量も上乗せされるメーカーもあるので要確認です。

「リビングの壁一面だけ、アクセントウォールにしました。

ざっと10万円くらい追加料金がかかりましたね。

それでも価値のあるものだったと思いますよ」

(30代女性・主婦)

DIYでもできるという方もいますが、自分でじょうずに壁一面に壁紙を貼るスキルがあるかどうかを考えると、器用な方以外はやはりオプションでの注文を選択するでしょう。

また、壁紙だけではなくタイル貼りにする場合やしっくいといった別の素材になるとより価格が高くなるので、こだわりは予算の範囲内で実現したほうがよさそうです。

そのオプション、本当に必要か十分に吟味して

マイホームは、人生で1度の買い物とはいえ、欲しいものをすべて叶えるとなるとキリがなくなります。

建てて住み始めるとまた不満が出てきます。

オプションは本当に必要なのかを十分に吟味して、判断をするようにしましょう。

後悔のないマイホームを実現してください(執筆者:三浦 希枝)

《三浦 希枝》
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三浦 希枝

三浦 希枝

前職は海上保安庁に所属し、船舶料理士とヘリコプタ―降下員として勤務。退職後、フリーライターになり4年目に開業。子連れ離婚そして再婚を経て、二児のママとして仕事との両立を図っている。Webライティング講師業もはじめ、活動の幅を広げている。趣味は時短、節約。特技は水泳(インターハイ出場経験有!) 寄稿者にメッセージを送る

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