【生命保険】死亡保障以外の活用法「資金調達」「相続対策」 タイプの違う「養老保険」と「変額保険」を知って、何が必要か考える

貯蓄性のある保険の種類

生命保険のイメージ

生命保険に加入している人は多いのですが、生命保険に加入する目的はあくまで「自分にもしものことが起こったとき」に備えることと考えている人が多いです。

ほかの使い方を知っている人は少なく、すごく使い勝手の良い保険商品です。

生命保険を活用して、さまざまな資金を用意できます。

将来受け取れる満期保険金があらかじめ決まっている保険と、決まっていない保険のうち、自分の価値観に合ったものを選びましょう。

貯蓄性のある養老保険

生命保険として一定の保障期間が設けられていて、契約者が死亡したときには死亡保険金が支払われます

養老保険の特徴は、満期まで契約者が生存していたとしても死亡保険金と同額の満期保険金が受け取れる点にあります。

子どもが小さいうちは死亡保険金の機能を重視して、子どもが成人した後は養老保険を解約して解約返戻金を大学の入学金として活用ができます。

もし大学へ進学しない場合には、結婚資金として子どもへ贈与するという選択肢もあります。

なお保険料を満期まで支払い、保険期間満了時に満期保険金を受け取る場合の利率は全期間をとおして5%ほどと言われていますので、やはり貯蓄としての意味合いが強いと感じます。

保険料を運用できる変額保険

変額保険のイメージ

こちらも生命保険ですが、養老保険との違いは保険料を運用できることです。

契約者が死亡したときは運用実績に応じて死亡保険金を、満期まで契約者が生存していた場合には運用実績に応じた満期保険金を受け取れます

注意しておきたいことは、死亡保険金の支払いについては最低保障がありますが、満期保険金の支払いについては最低保障がないことです。

変額保険は株式や債券などの金融商品を保険料の一部(特別勘定)で運用していることから、長期加入を前提にすることをおすすめします。

1年単位で運用実績を見るとマイナスでも、20年や30年と長い期間で運用実績を見るとプラスの場合が多いからです。

保険料を運用する商品なので、保険の機能を活かしながら老後の資金を準備する方法として活用できます。

なお運用実績は保険会社のサイトを通じて確認することができるので、運用がうまくいっているときに保険を解約して教育資金などに活用する方法もいいかもしれませんね。

用途に合わせて保険を活用する

保険の原則は、自分の身にもしものことが起こったときに備えて加入するものです。

ですが保険は死亡保障以外にも資金の準備をする方法としても活用できますし、相続対策としても有効です。

保険に入る時はたくさんのことを考えるのに、入ったあとは放置している人がとても多いことが気になります。

結婚や出産や子どもの自立など、さまざまなライフイベントをきっかけとして保険を見直してみてはいかがでしょうか。(執筆者:中西 雅也)

この記事を書いた人

中西 雅也 中西 雅也(なかにしまさや)»筆者の記事一覧 (8)

酒井FP綜合事務所/お金工房わなび所属
1994年生まれ。「明日から使える知識をお届けすること」をモットーに、手帳を使った人生設計の方法や、初心者向けのお金勉強会を開催している。
≪保有資格≫2級FP技能士、AFP(日本FP協会認定)
【寄稿者にメッセージを送る】

今、あなたにおススメの記事
本サイトの更新情報をfacebook・Twitter・RSSでチェックしましょう