【実録】最終的に25万円もの差がついた「中古車買取業者」3社の査定バトル

車が高く売れる可能性がある順番に並べてみると次のようになります。

1位:個人売買
2位:中古車買取業者に買い取ってもらう
3位:ディーラに下取りしてもらう

個人売買の場合は、売りたいときに売りたい値段で車を買ってくれる人を見つけるのがまず大変で、取引成立までにかなりの労力がかかってしまう可能性があります。

ディーラーの下取り価格は最低限の価格設定で、交渉でどうにかなったことは過去に一度もありません

「下取り値引き」のような名目でいくらか値引きしてもらったとしても、買取業社に売ったほうがおそらく高く売れたであろうという結果でした。

そこで次に我が家が選択したのが、中古車買取業者です

中古車買取業社3社の査定バトル

我が家が「一括査定サイト」を利用しない理由

中古車を高く売るなら「一括査定サイト」が便利なのですが、一括査定サイトで申し込むと、その後10社近くの業者からの猛アプローチに対応しなければならないというとんでもない苦行が待ち受けています

10社近くが1人の顧客をワーワー取り合うというカオスな状況なんて想像しただけでも辛くなるので、近くの買取業者を3社自分で選んで直接問い合わせて査定をお願いしました

問い合わせたのは「全国展開している大手買取業社2社」と「個人の中古車屋さん」の合計3社です。

呼べばあっという間にやってくる

車の査定バトルは、問い合わせから駆けつけるまでのスピードが命です。

3社に問い合わせると、あっという間にみなさん集結しました。

みなさん笑顔だけどなんとなく目が笑ってなくて、現場はなんとなくピリっとしたムードです。

個人の中古車屋さんが台風の目に

査定をお願いした車は、新車購入から5年近くのまだそこまで古くない車でした。

潔く査定額をオープンにしたのは、個人の中古車屋さんです

「これ以上の金額はどこも出せないはずですよ」とのことで、かなり自信がありそうでした。

確かに、大手2社のお二人はいきなり金額が高いところからの交渉スタートに「ムムム…」となってしまい、少し離れたところで会社と電話で相談しはじめました。

しばらくして1社から査定額を買いたメモをちらっと見せられ、クイズの答えを司会者だけがこっそり聞くかのように、「わかりました、ではそちらは?」といった感じでヒソヒソ話しながら、大手2社の査定額をうかがいました。

大手買取業社Aが早くも戦線離脱

すぐに戦線離脱したのは、大手買取業社のA社です。

他の2社がほぼ変わらない査定額を出したのに対し、A社はそれより20万円も低い査定額で、会社に相談しても「ウチの会社はこの車種でこれ以上の金額は無理」との回答でギブアップとのことでした。

「査定額は業者によって大きく違う」というネットでよく見る宣伝文句は本当でした

会社によって売れ筋の中古車が違うのだとかで、我が家が売ろうとしていた車はA社ではあまり需要がない車種だったそうです

最後は2社でデッドヒート

最後は二人で

ここからは、残った個人の中古車屋さんとB社の対決が続きます。

すごかったのは個人の中古車屋さんです

最初にバシッと高い査定額を出してから、ずっと涼しい顔で状況を見守っていた様子が印象的です

残った大手買取業社B社は、何度も会社と電話しながらものすごく粘り強く交渉してきます。

この段階で、個人の中古車屋さんが出した査定額と千円単位の差を争うデッドヒート状態です。

こうなってくると、決めなければならないこちらもプレッシャーです。

勝ったのは個人の中古車屋さん

もうこれ以上の査定額は出せないとB社がギブアップしたところで、個人の中古車屋さんがバシッと査定額を跳ね上げてバトルは終了。

最終的には、最も査定額が安かったA社より25万円ほど高い査定額になりました

全部終わるまでにかかった時間は約2時間。

ほんと、すごいものを見せていただきました。

これだけ手間をかけてもらったのに2社の方には手ぶらで帰っていただかなければならないので、決める瞬間は心がチクリと痛みました。

高く車を売るためのポイント

中古車価格には相場というものがあり、一定額から先へはなかなか上がらない仕組みがあるようです。

しかし、大手業者の場合は売れる車種の傾向がそれぞれ違ったりすることもあってか、業者間において買取価格がかなり異なる場合があるのも事実です。

我が家が交渉で意識したポイントには次のようなものがあります。

・ すぐにOKを出さない
・ 他社の査定額を聞かれても教えない
・ 希望金額は一切言わない
・ 希望金額を聞かれたら「少しでも高く売りたい」を貫く
・ 高く売るのにも限界があることを忘れない

少々面倒に感じるかもしれませんが、粘り強く交渉する価値は十分にあります

ただし、みんながヘトヘトになるまで粘りすぎてしまないよう、決めるときはビシッと決める覚悟もしっかり持っておきたいところです。(執筆者:木山 由貴)

この記事を書いた人

木山 由貴 木山 由貴(きやま ゆき)»筆者の記事一覧 (76)

音楽とネコ大好き40代主婦ときどきフリーライター。「気になることはとりあえずやってみる」の精神で毎日楽しく暮らしています。節約するところはビシッと節約、使うべきときは大胆に使うので生活満足度は高め。「みんながやってるから」より「自分はどうしたいか」を優先するマイウェイな性格。
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