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【増税後のキャッシュレス還元】「たった2%」でも毎月10万円の支出で年間2万2,228円 現金ならそのままマイナスです

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【増税後のキャッシュレス還元】「たった2%」でも毎月10万円の支出で年間2万2,228円 現金ならそのままマイナスです

消費増税がとうとうやってきます。

一部に8%の軽減税率はあるものの、多くの商品は消費税10%になります。

今回の増税を乗り切るポイントは、「キャッシュレス・消費者還元事業」です。

2020年6月までの事業とはいえ、5%もしくは2%のポイントが還元されるため、うまく使えばこれまでよりお得に買い物できる可能性があるのです。

対象となるお店の簡単な見つけ方、おすすめの店舗を紹介します。

まずは、加盟店かどうかチェックすべし

経済産業省

≪画像元:経済産業省

経済産業省によると、9月2日現在審査通過店舗数は28万件、同5日登録申請数は約58万件です。

来年4月まで申請できるとはいうものの、全国の約200万件が参加可能といわれているため、現状のままなら約3割しか「キャッシュレス・消費者還元事業」を利用できる店舗はありません

つまり、使える店を探すということが節約に直結する第1条件というわけです。

加盟店か否かの判断

加盟店には、店頭に以下のようなロゴ入りポスターがあります。

キャッシュレス還元はこのマーク

≪画像元:一般社団法人キャッシュレス推進協議会 キャッシュレス・消費者還元事業「消費者向けリーフレット(pdf)」≫

また、経済産業省のホームページに、「加盟店の店舗一覧表(pdf)」があります。

経済産業省「キャッシュレス・ポイント還元事業 地域別の登録申請数及び加盟店一覧」

≪画像元:経済産業省「キャッシュレス・ポイント還元事業 地域別の登録申請数及び加盟店一覧(pdf)」≫

加盟店を効率よく探すツール「キャッシュレス還元マップ」

Zaimキャッシュレス還元マップ

≪画像元:Zaim

しかし、上記の経済産業省の店舗一覧は3,000ページを超す大変な代物で、9月中には地図上で加盟店舗を表示できるウエブ機能やアプリが公表される予定です。

それが待たれる一方で、いち早く家計簿アプリで名をはせるZaimが「キャッシュレス還元マップ」をリリースしました。

これがなかなかの優れものです。

地域や店舗名を入力すると、どこに何%還元のどんなお店があるか一目瞭然です。

例えば、お住まいの地域だけではなく、通勤などで立ち寄りそうな場所や実家、旅行先などをくまなく検索しておくとお得をのがしません

利用価値が高い、おすすめ業態

ここまでは対象店舗の探し方を解説しましたが、ここからは、よりお得を狙えるおすすめ業態を紹介します。

業務スーパー:据え置き8% + キャッシュレス還元

業務スーパーは、激安スーパーとして認知度が高い主婦の味方です。

キャッシュレス決済が可能、多くの店舗が2%ポイント還元対象です。

食品は消費税率8%に据え置きのため、このキャッシュレス決済還元も合わせれば増税前より安くなっているものがあるかもしれません

たとえ近くに店舗がなくても、Zaimの「キャッシュレス還元マップ」で「詳細」をクリックすると店舗情報にとびます。

ぜひお店をのぞいてみてください。

フランチャイズが狙いめ

申請には、資本金や従業員規模による条件が定められています。

そのため大手企業の百貨店やスーパーなどは、ほぼ該当しません

ただし、知名度の高いところでは、ココ壱番屋、マクドナルド、また、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなどのコンビニは、一部の店舗を除き2%のポイント還元対象です。

店内で飲食せずに持ちかえれば、軽減税率の対象になるので8%の消費税です。

さらに、コンビニでは会計時に2%オフとされるため、一層お得感があります。

地元の電気屋さん、ガソリンスタンド

この事業が中小・小規模事業者向けであるということは、地元の身近なお店が登録している可能性があります。

家電を取り扱う電気屋さん、クルマを使う方はガソリンスタンドなど、高単価になりやすいものや使用頻度の高いものから、扱っている登録店舗を探しておくとよいでしょう。

ポイント還元でダメージを減らそう

シミュレーター入力画面1020

シミュレーション結果

≪画像元:Zaim≫

これまでよりわずか2%増えるだけとはいえ、Zaimのシミュレーターで調べると負担額の増加は次の通りです。

【毎月10万円支出の場合】
週あたり:432円
月あたり:1,852円
年あたり:2万2,228円
【毎月20万円支出の場合】
週あたり:864円
月あたり:3,704円
年あたり:4万4,442円

現金であれば、このままマイナスです。

ポイント還元を上手に利用して、家計費のダメージを最小限に食い止めましょう。(執筆者:吉田 りょう)

《吉田 りょう》
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吉田 りょう

執筆者:FP2級 吉田 りょう 吉田 りょう

働くシングルマザーです。息子二人を大学卒業させるため、さまざまに工夫をこらし勉強しました。節約は勉強したものだけに与えられるご褒美です。リアルな情報、実際に使える情報にこだわってお届けしたいと思います。 <保有資格> 登録販売者、日文コンサルタント協会 着付1級講師 FP2級 寄稿者にメッセージを送る

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