LCC(格安航空券)で、セールを狙えば、信じられないプライスで購入できます。
筆者も先日台湾往復を1.8万円で購入しました。
座席が狭いという話も聞きますが、国内線と同程度で台湾まで(約3時間半)なら全く問題ありませんでした。
サービスが一切なく、むしろ起こされずに眠ることができたのも利点です。
一方で、初めて海外線のLCCを使ってみると、機内持ち込み手荷物の重量制限など、いろいろとクリアすべきポイントが判明しました。
今回は気になっているけれど、なかなか利用に踏み切れない皆さまに、LCCに乗るうえで押さえたいポイントを旅大好きな筆者が伝授します。
目次
1番の難関「手荷物の重量」
ANAやJALなどを利用する際は、あまり気にすることのない手荷物の扱いですが、LCCに乗るときは1番頭を悩ませます。
手荷物の重量やサイズについて、厳しいルールがあります。 機内持ち込みは、「メインバッグ1つ + 身の回り品(ハンドバッグ、カメラ、傘など)1つ」と規定されています。 メインバッグのサイズは、キャリーケースなど3辺の合計が115㎝以内です。 また、2つの手荷物の重量は合わせて7kg以内と決まっています。 この、重量制限をクリアするのがかなり難しいのです。 いつも通りの荷造りをしていたら、あっという間にオーバーしてしまいます。 と思われるかもしれませんが、LCCでは預ける場合に追加料金が必要なのです。 しかも航空運賃に対して非常に高く、往復預けたらもう1枚航空券が買えるほど。 ここはなんとしても、機内持ち込み範囲でおさめたいところです。 キャリーケースはそれ自体が重く、すぐに制限オーバーしてしまいます。 このため、メインバッグには薄い・軽い・丈夫、と三拍子揃ったナイロン製のバッグがオススメです。 こちらは約30Lも入るのに、本体重量はたった132gです。 ちなみに、30L以上の容量だと、ついつい欲張って詰めてしまい、すぐに7kgを超えてしまいます。 機内持ち込みなら30Lで十分です。 サブバッグには、斜めがけショルダーや折りたたみリュックがおすすめです。 サブバッグには、斜めがけショルダーや折りたたみリュックがおすすめです。 こちらのモンベルのリュックは、15Lも入るのに重さはたった99g! モンベルオリジナルの素材「バリスティックナイロン」は従来のナイロンに比べて、約2倍の強度とのことです。 使わないときには小さくたため、価格も¥3,600(税抜)とコスパ抜群です。 荷造り時、デジタルスケールがあると、こまめに測れるので安心です。 LCC利用者の必需品ともいえます。 台湾の大人気おみやげ・パイナップルケーキは結構重いので、重量オーバーしないか何度も測りました。 基礎化粧品は試供品や詰め替えを利用すると、帰りはゼロになります。 もし制限ギリギリで心配な場合は、身につけられるものは全て身につける、という最終手段もあります。 スマホと充電器もポケットに入れてしまいましょう。 機内には、100mlを超える液体は持ち込めませんのでご注意ください。 現地で化粧水や油などの液体類を買いたい方は、帰国便だけ預けると節約になります。 おみやげをたくさん買いたい方も、この方法がおすすめです。 チケットを買う時に、帰国便は預け入れ手荷物が無料のチケットを選択しましょう。 後から追加や、空港で申し込むとさらに高くなりますし、時間もかかります。 低コストが徹底していますので、水もブランケットも出ません。 ターミナルが外れた場所にあることが多く、また何かと並ぶので、時間に余裕を持って、ゲートへ向かうように心がけてください。 ・ セキュリティチェックの後に、飲み物を買う ・ 寒い時期や夜便は、上着やストールの持参 ・ 時間に余裕を持って行動 とても安くて手軽に乗れるLCCは、少しのコツを身につければ、電車のように気軽に乗りこなせるようになります。 筆者は航空券往復1.8万円とホテル3泊1.2万円、なんとたった3万円で台湾を旅行してきました。 気軽な旅行でリフレッシュ、皆さんも次の機会にいかがでしょうか?(執筆者:安藤 鞠)ナイロンのバッグで基本重量を大幅カット!
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【モンベル】バーサライト パック 15
重量オーバーの不安を払拭 デジタルスケール
手荷物を預けるのは帰りのみにして節約を
その他、LCCで気をつけたいこと
LCC利用のコツをつかんで気軽に旅を楽しもう