目次
お得な中国SIMを購入しよう
北京や上海、深圳など中国の大都市を訪れる方なら、ぜひ現地SIMカードを利用しましょう。
データ通信だけでなく、通話も可能なのに安いです。
プリペイド式なので残高がある間、ずっと利用が可能なのも魅力で、チャージ可能なので、パケ死の心配もありません。
10日以上滞在、または頻繁に行く方は、現地SIM利用がおすすめです。

最大のメリット
最大のメリットは月額費用の安さ。
例えば、中国移動なら初期費用100元(約1,529円)で、月額費用は18元(約275円)です。(執筆当時のレートで計算)
ネットも1か月10GB使い放題(指定アプリ)、30分無料通話プランがあります。
アプリを使えば、残高確認やチャージができます。
プリペイドなので使いすぎず、高額請求の心配がないのが安心です。
かさ張るWifiルーターを持ち歩く必要もありません。


例えば、日本アマゾンで販売中の通話可能SIMは9日間2,250円です。
データ通信専用SIMは8日間980円でした。データ通信専用は、通話ができません。

1度だけの旅行なら、滞在に合わせて検討できます。

中国SIMカードどのキャリアが安い?

中国の三大キャリアは、Chinaユニコム・中国移動・中国電信です。
店舗で調べたところ、Chinaユニコムではパスポートで手続きができる外国人用プランは、限られているそうです。
月額99元(約1,515円)で、少し割高です。
中国移動は、外国人でもさまざまなプランの契約が可能でした。
48元(約736円)でデータ容量15GB、300分無料通話というプランもありました。
「沟通100中国移動」という店舗なら、パスポートでの購入が可能です。
※都市ごとにお得なプランがあるので、店舗で尋ねてみましょう。
購入の仕方
購入方法は意外と簡単。20分でカードを受け取れました。
SIMカードを購入する流れをご説明します。
どのキャリアでも流れは同じです。

(1) キャリア店舗に入ったら、「パスポートでSIMカードを購入したい」と伝えます。
(2) 整理番号を受け取ります。
(3) 待っている間に利用できる電話番号を選びます。
※手数料がかからない番号と、+30元、+50元かかる番号もあります。
100元のデポジットからその料金が差し引かれます。
(4) 番号を呼ばれたら、カウンターへ。
(5) パスポートを見せながら「パスポートでSIMカードを購入したい」と伝えます。
(6) プランを選びます。
(7) パスポートを顔の横に広げて、顔写真を撮影。
(8) 料金を支払います。
(9) SIMカードをスマホにセットし、起動を確認します。
※自分でセットが難しいなら、スタッフさんがやってくれます。
1度購入してしまえば、簡単・便利


電子マネー決済が主流の中国では、アリペイやWechatアプリ登録に電話番号が必須です。
そのため、以前は小さなショップでも買えましたが、外国人が購入できる場所が限られるようになりました。
それでも、通信費の節約や電子マネー決済ができることを考えるとメリットの方が大きいです。
年に何度か中国を訪れる予定があるなら、毎回の購入の手間が省け、絶対にお得です。(執筆者:桜井 まき)