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【割安株】PER10倍 / PBR1倍以下・配当利回り5%以上の高配当銘柄10選

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【割安株】PER10倍 / PBR1倍以下・配当利回り5%以上の高配当銘柄10選

2019年夏以降日経平均株価は徐々に上昇し、最近では年初来高値を更新しました。

数か月前には、好業績にもかかわらず割安に放置されていた銘柄が多かったのですが、日経平均が上昇するに伴い各個別銘柄も好調さを取り戻しつつあるようです。

そのような中、なおも放置されている割安株はあるのでしょうか。

PER10倍以下、PBR1倍以下、配当利回り5%以上の銘柄

Yahoo!ファイナンス

≪画像元:Yahoo Japan

さらに、高配当であれば今が投資のチャンスかも…ということで、今回は、東証1部・2部・ジャスダック銘柄のうち、PER10倍以下、PBR1倍以下、そして配当利回り5%以上の銘柄をスクリーニングしました。

2019年10月24日終値時点で、Yahoo!ファイナンスのスクリーニング機能を利用し抽出された上位10件を紹介します。

ちなみに、普段は株主優待株を追いかけている筆者ですが、今回は株主優待実施の有無は問いません

抽出した銘柄についての注意点

【割安株】PER10倍/PBR1倍以下・配当利回り5%以上の高配当銘柄10選

株価他数値は、10/24(木)終値時点でのYahoo!ファイナンスの株価より算出しております。

なお、株式購入の際には、最低購入金額の他に証券会社の手数料が別途かかります

(1) 明和産業 (8103)

「明和産業 (8103)」は、2019年9月期に利益余剰金の一部と政策保有株式の縮減益を原資に中間配当を行った関係で、配当利回り10%を超え、スクリーニングに引っ掛かりましたが、通常は配当利回り2%前後です。

【株価】550円
【最低購入金額】5万5,000円 (100株)
【PER】9.77【PBR】0.71                      
【決算月】3月末
【配当】56.00円/年
【配当利回り】10.18%

(2) KHC (1451)

「KHC (1451)」は、兵庫県を地盤として、注文建築・分譲などの事業を行う子会社を傘下に持つ持株会社です。

業績は順調に推移しており増収増益予想、配当性向30%をめどに増配を行ったとのことで、配当利回りは5.82%です。

現在東証2部銘柄なので、今後1部上場による株価上昇期待も持てるかもしれませんね。

【株価】756円
【最低購入金額】7万5,600円 (100株)
【PER 5.23】【PBR】0.57                      
【決算月】3月末 
【配当】44.00円/年
【配当利回り】5.82%

(3) あかつき本社 (8737)

「あかつき本社 (8737)」は、中古リノベーションマンション販売と高齢者施設開発、証券業を軸に展開する企業グループです。

業績は順調に推移しており増収増益予想、配当利回りは5.71%です。

以前は株主優待としてクオカードがいただけましたが、現在は株主優待を行っておりません

【株価】315円
【最低購入金額】3万1,500円 (100株)
【PER】7.90【PBR】0.79                      
【決算月】3月末 
【配当】18.00円/年
【配当利回り】5.71%

(4) あおぞら銀行 (8304)

「あおぞら銀行 (8304)」は、旧日本債券信用銀行であり、2001年に行名を変更しました。

現在では、不動産融資と個人・法人向け金融商品販売が主力です。

増益予想で配当利回りは5.58%、配当金が3,6,9,12月の年4回に分けて支払われます。

【株価】2,796円
【最低購入金額】27万9,600円 (100株)
【PER】8.94【PBR】0.70                      
【決算月】3月末 
【配当】156.00円/年
【配当利回り】5.58%

(5) ニチモウ (8091)

「ニチモウ (8091)」は、水産品と漁網・漁具などの海洋事業が2本柱の企業であり、食品加工機械や資材も扱っています。

配当利回りは5.36%ですが、これは2019年度に50円の記念配当を行ったためであり、通常の配当利回りは2%台です。

【株価】1,865円
【最低購入金額】18万6,500円 (100株)
【PER】4.88【PBR】0.44                      
【決算月】3月末 
【配当】100.00円/年
【配当利回り】5.36%

(6) 明和地所 (8869)

「明和地所 (8869)」は、「クリオ」ブランドが主軸のマンションの中堅ディベロッパーであり、東京、神奈川など関東を地盤に札幌、福岡に展開しています。

人件費や広告宣伝費がかさんだ影響で増収減益予想であり、配当利回りは5.36%です。

【株価】560円
【最低購入金額】5万6,000円 (100株)
【PER】7.34【PBR】0.60                      
【決算月】3月末 
【配当】30.00円/年
【配当利回り】5.36%

(7) 世紀東急工業 (1898)

「世紀東急工業 (1898)」は、東日本を地盤とする東急系の道路舗装大手企業であり、環境対応や景観などの技術を持ちます。

業績は順調で受注残高も最高圏ですが、原料高が響き増収減益予想です。

配当利回りは5.31%で、配当性向は3割を基準としています。

【株価】753円
【最低購入金額】7万5,300円 (100株)
【PER】5.23【PBR】0.95                      
【決算月】3月末  
【配当】40.00円/年
【配当利回り】5.31%

(8) 淺沼組 (1852)

「淺沼組 (1852)」は、関西系中堅ゼネコンであり、学校や官公庁建築に実績を持つ企業です。

案件を厳選し受注額は減少しましたが、採算のよい倉庫や工場の建設に重点を置き、労務費や資材費上昇も吸収したため減収増益予想です。

配当利回りは5.29%であり、配当金は2018年3月期の16円から2019年3月の153円と大幅に増配され、2020年3月も208円と高配当が予想されます。

【株価】3,935円
【最低購入金額】39万3,500円 (100株)
【PER】7.59【PBR】0.86                      
【決算月】3月末
【配当】208.00円/年
【配当利回り】5.29%

(9) 日立キャピタル (8586)

「日立キャピタル (8586)」は、日立系の金融会社であり、三菱UFJグループと資本提携を行っています。

2019年8月に特別配当を行った関係で、年3回の配当となり配当利回りが上昇しました。

通常は半期に1度に配当を行っており、配当利回りは3%台です。

【株価】2,429円
【最低購入金額】24万2,900円 (100株)
【PER】8.73【PBR】0.75                      
【決算月】3月末
【配当】128.00円/年
【配当利回り】5.27%

(10) フージャーズホールディングス (3284)

「フージャーズホールディングス (3284)」は、独立系のマンション開発を行う企業であり、地方都市での分譲に強みをもちます。

販売戸数が頭打ちで増収減益予想ですが、増配予想で配当利回りは5.26%です。

【株価】665円
【最低購入金額】6万6,500円 (100株)
【PER】7.73【PBR】0.89                      
【決算月】3月末
【配当】35.00円/年
【配当利回り】5.26%

抽出銘柄への所感

スクリーニング機能で抽出された配当高利回り企業ですが、今期限りの記念配当や増配などで一時的に配当利回りが上昇した銘柄もあり、ランキングをうのみにせず個別に確認する必要があるとあらためて痛感しました。

建設・不動産業、金融業、商社といった業種が多いですね。

上記以外の高配当銘柄

上記には紹介していませんが、日本有数の企業のなかでも、

・住友商事 (8053)
・双日 (2768)
・日本郵政 (6178)

などは配当利回り5%前後といまだ高利回りを保っています。

また、PER10倍、PBR1倍の条件から外れますが、

・日本たばこ産業(2914)

配当利回りは6%を超えるうえに株主優待もいただけます。

配当利回りが高い銘柄を保有し、配当金を再投資にまわすことで、資産形成をより早くすすめることができるかもしれませんね。

株価その他の情報は変更される場合があります。

ご自身でご確認のうえ自己責任で投資くださいますようお願いいたします。(執筆者:吉井 裕子)

《吉井 裕子》
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吉井 裕子

東京近郊在住の兼業主婦で小学生の息子がおります。スターバックスの優待欲しさに2009年頃から株式投資を始めて以来、株主優待の魅力にはまり、現在までに取得したことのある銘柄は120種類以上です。カリスマ優待投資家様には及びませんが、株主優待の楽しさをお伝えできれば良いなと思います。 寄稿者にメッセージを送る

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