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我が家の大学費用(私立文系自宅通い)赤裸々公開 大学にかかる費用をいろいろ調べました。

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我が家の大学費用(私立文系自宅通い)赤裸々公開 大学にかかる費用をいろいろ調べました。

我が家の娘は、私立大学(文系)の1年生です。

自宅通学なのでアパート代は必要ないですが、今時は学費も高いし、その他諸々にもいろいろなお金が必要となります。

これから子どもが大学生になるという方へ、だいたいどれぐらいの費用がかかるのかを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

大学費用がすごいことに

我が家(私立大学・文系)、自宅通学の場合

まず我が家の1年目の支出ですが、だいたい次のようになっています。

・ 入学金/30万円
・ 授業料… 前期・後期とも:各28万円
・ 設備費など… 年間で約50万円
・ 教科書代や資格試験の受験費用など… 年間で約5万円
・ 交通費… 年間で約20万円

さらに自動車学校に通い始めたので、そのための費用が30万円ほどかかりました。

中古ですが車も買ったので、その費用が60万円ぐらいです。

これは、田舎ゆえ、公共交通機関を使うより自家用車のほうが移動しやすく、後々の費用が安く済むからという理由です。

サークルにかかる費用や遊ぶお金などは、本人がアルバイトで賄っています。

1年間でかかるトータルの費用は約250万円

2年目からは入学金や電車賃がいらないので年間50万円ぐらいは減りますが、それでも年間100万円ぐらいはかかります。


無事に卒業できるまでは、しばらく胃の痛い状況が続きそうです。

私立の他の学部

我が家の場合は文系なので多少費用が安く済むようですが、他の学部はどうなのでしょうか。

文部科学省が行った「平成29年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果について」を参考に、概算を紹介します。

理科系学部

・ 入学金… 25万4,941円
・ 授業料… 110万1,854円
・ 施設設備費… 18万4,102円

医歯系学部

・ 入学金… 105万306円
・ 授業料… 284万7,940円
・ 施設設備費… 87万2,711円

短期大学

・ 入学金… 24万4,948円
・ 授業料… 69万9,876円
・ 施設設備費… 17万4,548円

理系は文系よりちょっと学費が高いですが、医歯系ともなると目玉の飛び出るような金額です。

普通のサラリーマン家庭で子どもを通わせるのはかなり難しそうですね。

参考:文部科学省HP「平成29年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果について(pdf)」

国立

「マイナビ学生の窓口」によると、国立大学に進んだ場合、だいたい入学金が28万2,000円、授業料が年間で53万5,800円ぐらいかかるということです。

私立より安いとはいえ、4年通うとそれなりの金額になります。

また、自宅から通えなければ一人暮らしをしたり寮に入ったりすることになりますから、そのための費用も必要です。

今の時代は、優秀な学生が多く集まる国立大学でも、決して安く通えるというわけではありません。

ただ、学費が高いことで知られる医学部や歯学部、薬学部でも、国立なら他の学部とそれほど変わらない費用で学べますから、私立の医歯薬学部は難しいという場合にはとても助かります

参考:マイナビ学生の窓口

自宅外通学なら年間でプラス100万円は必要

1人暮らしでさらに増える

子どもが一人暮らしをするなら、アパート代、光熱費、食費、家財道具代、敷金などもかかってきます

どんなに節約を頑張っても、年間で100万円ぐらいは必要でしょう。

運よく食事付きで費用の安い寮に入れれば良いですが、個人でアパートを借りる場合は大変です。

学部によっては勉強や実習で忙しくてアルバイトどころじゃないということもあるので、毎月7万~10万円ぐらいの仕送りは覚悟です。

多額の学費を見越して、早めの準備

今の団塊世代が学生だった頃は、年間の授業料が国立なら約4万円、私立でも約20万円ぐらいでした。

しかし今は学費が何倍もに跳ね上がり、奨学金を借りても返せない人が多くいます。

大学を出ていれば多少は就職も有利になるでしょうが、現在の学費の高さには本当に頭が痛いですね。

親としてはとにかく踏ん張るしかありませんが、もう少しなんとかならないか…というのが正直なところです。(執筆者:畠山 まりこ)


《畠山 まりこ》
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畠山 まりこ

読書と音楽鑑賞と動物が大好きな主婦です。2013年からライター業を開始し、主に生活に密着したテーマの記事を書いています。「主婦」「女性」という立場を生かし、様々な切り口で読者様の役に立てるような記事を作っていきたいです。 寄稿者にメッセージを送る

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