先週は、前週の急激かつ予想外の反発の流れで想定するBOX上限に到達し、上限近辺で膠着する雰囲気で、狭いレンジ内で推移したまま週末入りとなりました。

2月に入りBOX離れを想定するも離れきれず、現在も2万3000円近辺と2万4100円近辺内での推移をしており、現段階ではこのまましばらく継続していく事が想定される展開となっています。

反発の雰囲気からは上抜けの可能性もありましたが、抜けることなく揉み合いとなり週末が、25日線をサポートに止まったことで、上抜けの可能性を残して週末入りとなりました。

米国の状況から週明けは、25日線を割り込むことが想定されますので、やはり上抜けの可能性は減少で、BOX維持か、その後BOX下離れの可能性が再浮上となりそうな気配です。

週明けの日経は、現状のまま寄り付くと2万3500円ちょっと上での寄り付きとなり、窓空けして寄り付くことが、想定され、陰線になると「アイランドリバーサル」となりますが、どうなるでしょうか?

さらには、今この不安定な相場を作る要因となっている新型コロナウイルス「COVID19」に関して、この週末の土日の間に大きく動きがありそうなので、週明けが土曜日のCMEの価格で始まるかは、正直微妙となりそうです。

現状、私的な感覚としては、悪材料が出てくる展開と想定されるので、寄り付きに関しては更なる押しとなることも想定が必要で、深く押しすぎたときは、週明けはそれに対して反発材料が出てくるなんてシナリオも考えられます

投資家からみた「COVID19」リスク

「COVID19」に関しては、怖さへの理解度が見えてきたことで、怖さからくる株下落は、「底入れ」となると思われました。

この後の展開として大きく動かすのは、経済的影響という事になると考えましたが、その前に日本国内で新たに、中国関係で無いところからの感染が始まりだしました。

日本国内が、中国湖北省の状況になる可能性が出てきたと思われます。

感染ルートが見えない感染者が出てきたことや、今まで感染していたかもという人への検査を実施しなかったのを、週後半から自治体判断ですると変えたとたんに、感染者が続出したことを考えると、これから計り知れない感染者がこの週末の間に出てくるという可能性があります。

そうなったときに、武漢のような不用意の外出禁止などという処置も、検討される可能性も出てきます。

先行きが見えない状況に陥るということが想定された段階で、相場は先読みを始めます。

そうなると相場が荒れるのは、誰が考えても想像できます。

現在の意図的な楽観的解釈があまりにも不可解であり、何かを隠しているのだろうと思い続けた3週間でしたが、ここに来て隠し切れずあふれ出したのか?

あふれ出しても良い準備が出来たのか?

はたまた国民がこの状況にパニックにならないぐらい慣れてきたというか「織り込んできた」という状況なのか?

週明けマーケットは動きが出ると想定します。

まだまだ、この問題の全体的な底は見えずで、感染拡大さらにはそれによる経済ダメージは、もう少し先になって初めて全体像から見える被害の大きさ想定が立つこととなると考えます

それまでは、大きな反発となることは考えづらいと思います。

ここ数週間、言い続けてきましたが、中国での鎮静化が出来てない中で、世界への広がりが起きていること。それに対してマスコミが経済的ダメージに触れないことなどが、非常に未来に対して不安にさせる要因です。

現状分析

5日線

現状分析

上向きだった5日線が来週後半に向きを下と変えました。

位置は、上に乖離していましたが、週末にまたぐ形で5日線を割り込み下に乖離して週末入りとなりました。

この動きで短期的には前週からの反発から、押し、もしくは調整となる動き示唆と考えます。

25日線

約2週間続いた下向きから上向きへと変えました。

合わせて5日線が下から上に来る、ゴールデンクロスとなるも、すぐに5日線が下向いたことで、トレンドを示すものにはなり切ってないと考えられる動きをしています。

位置は、一週間を通して上を推移し、25日線をサポートラインとするような動きとなり、週末金曜日に時間帯で割り込みましたが、終値で上を維持して週末入りとなりました。

しかし、週明け割り込むことが想定され、割り込み方によっては、向きも変わる可能性があるので、そのあたりに関して週明け要注目となります。

75日線

変わらず上向きで上を推移しています。週明けの押しで75日線がサポートラインとなるか注目です。

移動平均線全体としては、向きも位置も固定できずにいることで、方向感が定まらずという動きが継続です。

トレンドライン

変わらずBOX継続、上限が2万4100円近辺、下限が2万3000円近辺でBOX離れの決定打が上下ともになく継続中と考えます。

この2本の横軸を中心に明確なBOX離れを示すには、上が2万4448円のおととしの高値横軸を明確突破と、下減に関しては、11月1日21日の安値の横軸が下離れの見切りラインと考えます。

テクニカル指標

一目均衡表

テクニカル指標

現状、雲の上を維持し基準線転換線も上回っていることで、上に向かう雰囲気が出ているものの、週明けの押しで雲侵入をしないで維持できるか注目です。

遅行線は、現在日々線の上を推移するも週明け日々線に触れてくると想定されます。

その後、上下どちらに振れるか?注目で、日々線の動きを見ると、下に割り込む公算が高いことから、株価の動きとしては下に向かいやすい位置関係と考えます。

ボリンジャーバンド

バンドの向きが横向きから収束へ向かい始めた雰囲気を出しての週末となっています。

株価の位置もBOXで、+1σが上値抵抗線となる動きと取れました。
週明けの動きで押したときにどこまで押すか? 反発したときに+1σを上抜けるかに注目で、私的には、-2σ近辺まで来たら買う動きを打診的にしてみると考えます。

この背景にはBOXが前提であるも、下抜けの可能性も踏まえての動きで、打診的にという動きで買いとしています。

総合判断

総合判断

テクニカル的にはBOXトレンドで、BOXに合わせた対応と考えます。上限では売る動作、下減では買う動作となります。

しかし、ファンダメンタルを意識しすぎというのはダメなのですが、現状のマーケットを取り巻く環境は、不安定であるも、マーケットは不安定を受け入れていないので、この不安定要素がいつマーケットの中に影響してくるのか? を見極めて建玉に生かしていきたいと考えます。

この不安要素が噴出したときには、下離れからの加速も過分にあるので、細かい動きに注意を払いつつ、決めつけをしないが鉄則です

相場を気にするのもとても重要ですが、今回の「COVID19」からご自身と家族を守るための出来ることをしっかりしていきましょう。すべての方にリスクが降りかかっていると考えます。(執筆者:城 晶子)