サイズ的にはまだまだ着ることができるのに、安全ピンの穴が原因で出番が減ってしまう洋服に頭を抱えている人も多いのではないでしょうか。
もしお子さんの服に小さな穴が開いてしまったら、穴が目立たなくなる簡単な繕いを試してみましょう。
今回は、被服費の節約に役立つおすすめの簡単な繕い方法、さらに穴を開けないためにできる対策について解説します。
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目次
安全ピンで子どもの服に穴が開く理由
衣類の生地によっては、安全ピンを刺しただけで穴が目立ってしまうものもあります。
また、名札がランドセルなどに引っかかって、穴が広がってしまうこともあるでしょう。
筆者の息子は、あまり指先が器用ではなく、名札を引っ張りながら針を金具から外すため洋服に穴が開くことが多かったです。
洋服に穴を開けないためにできる対策
筆者の悩みを解決してくれたのが、100均の名札アイテムです。
100均やホームセンターでは、洋服に穴が開いてしまうのを防ぐための便利グッズが販売されています。
名札を付けたい場所の裏と表から服を挟む仕組みで、生地を傷めず名札の取り付けが可能です。
また、クリップで挟むタイプもあります。
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我が家では、このアイテムのおかげで穴が開くことがなくなりました。
名札を裏返せるように工夫されている商品が多く、防犯対策も万全です。
1つ買っておけば、服に穴を開けずに長く着ることができて、被服費も節約できます。
また、サイズアウトした服をメルカリやリサイクルショップで売る際も、買取価格が高くなるため一石二鳥です。
不器用さんでもできる簡単な繕い
穴が開いた洋服は、着る出番が少なくなりがちです。
しかし、ひと手間かけることでお気に入りの洋服を長く着ることができます。
ここでは、不器用さんでもできる簡単な繕い方法を紹介します。
同色の糸でかがる
・穴の近くの生地を同色の糸で数回かがる
・生地が引きつれないように穴のすぐ近くを繕う
・アイロンでかがった部分をつぶして目立たなくする
(参考元:ヘルカ + ハンドメイド)
ダーニングでワンポイントにする
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・ 穴に対して縦糸を張って横糸を通していく
・ 隙間が開かないようにフォークを使って横糸を詰めていく
・ 補修箇所を目立たせたくないときは生地になじむ色の糸を選ぶ
(参考元:キナリノ)
100均の補修布やワッペンを使う
・補修布を穴より少し大きめにカットして裏側からアイロンで貼り付ける
・穴を隠すようにワッペンを縫い付ける(アイロンで貼り付ける)
手間と工夫でお気に入りの洋服を長く着よう
被服費を抑えるためには、洋服を大切に着ることが大切です。
保育園や小学校に通っていると、安全ピンで洋服に穴が開いてしまうことも少なくありません。
お気に入りの洋服を長く着るためにも、「穴が開かない工夫」と「簡単な繕い」を試してみましょう。(執筆者:成田 ミキ)