突然ですが、1,000円でべろべろになることを、「せんべろ」と言います。
居酒屋のセットなどから始まった言葉ですが、最近では「コンビニやスーパーなどで1,000円分の飲食物を買って宅飲みをする」という意味でSNS投稿されることも多く、話題となっています。
そこで今回は、さまざまな食材が安くそろう業務スーパーで、焼き鳥屋さんをテーマに「せんべろ」にチャレンジしてみました。
文中の商品価格はすべて、「税込み」で記載しています。
目次
業スなら第3のビールが「1本80円」と激安
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業務スーパーには数は少ないですが、オリジナルブランドのお酒もあり、今回は第3のビールである「麦旨GOLD」を2本購入しました。
アルコール分5%、350mlでなんと1本80円。
比較的値段帯の安い第3のビールと言えど、スーパーなどで買えば100円以上はしますので、かなり安いです。
味わいは、クリアアサヒなどに似たのどごしのいいあっさり系で、苦味が少なく女性ウケする良い飲み心地となっています。
お通し枝豆は「160円で500gの大容量」
居酒屋のお通しといえば「やっぱり枝豆」ということで購入してみました。
さすがは、業務スーパー、売っている量が違います。
今回購入した「塩味えだまめ」は、160円で500g入っており、300~400gで売られていることの多い冷凍枝豆よりひと回り大きめです。
300円くらいとられることもある居酒屋のお通しが、160円でおなかいっぱい食べられるのですから、やっぱり業務スーパーはすごいです。
鶏皮串は驚きの「1本30円以下」
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今回は焼き鳥屋さんがテーマということで、焼き鳥を2種購入しました。
定番の「鶏皮串」は、10本286円でなんと1本あたり30円以下という安さです。
裏面にはフライパンを使ってタレを絡める方法が紹介されていて、少し自然解凍してからグリルで焼くと、脂が落ちてカリっとした仕上がりになります。
私は焼く直前に濃いめに塩コショウをふって塩味にしましたが、焼きながらタレを絡めてもOKです。
レンジでお店の味「軟骨つくね」
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5本で343円と、業務スーパーにしてはちょっと高いのですが、「軟骨入りつくね串」は絶対に一度は購入してほしい商品です。
1本80gというボリュームのあるつくねは、本当にジューシーで時々ある軟骨が良いアクセントになり、まさにお店の味です。
しかも、この商品は焼く必要がなく、レンジでチンするだけでできてしまいます。
今回は家にあった卵黄を添えて、月見つくねにしてみましたが、甘辛いタレに卵黄が絡んで、最高のおいしさでした。
普通のつくねでも焼き鳥屋さんなら1本100円以上しますし、月見つくねなら2本で400~500円はしますので、1本70円以下でこのクオリティは素晴らしいと思います。
夫婦で「合計949円」と激安
いくら業務スーパーでも、「夫婦2人で1,000円以内」という予算はちょっと厳しいかなと思っていたのですが、いい意味で期待は裏切られました。
「麦旨GOLD」を2本、あとの商品はすべて1袋ずつ購入したところ、夫婦2人の合計金額は驚きの「949円」。
しかも、おなかもいっぱいになって程よく酔うことができ、大満足したのです。
ただ、お酒に対しておつまみが多めになってしまったので、欲を言えばもう1本ずつビールが欲しかったかなとは思います。
業務スーパーは1つ1つの商品が大容量なので、2人で食べると「味に飽きてしまうのでは…」と恐れていました。
けれど、焼き鳥だとタレ・塩で味が変えられますし、一味や山椒などでアクセントを加えることで意外とあっさり食べ終えることができました。
高クオリティな宅飲みを楽しみながら節約
業務スーパーは「業務」と付くだけあって、お店レベルのおいしい冷凍食品がたくさんあります。
安くて大容量というだけでなく、調理法も簡単なものばかりなので、手軽に宅飲みのレベルを上げることができます。
コロナウイルスの影響でなかなか飲みに行けない今の時期、あなたもぜひ「業務スーパーでせんべろ」にチャレンジして、楽しい宅飲みを楽しんでくださいね。(執筆者:岩崎 はるか)