頭では「お菓子の食べ過ぎは太る」とわかっていても、家で過ごす時間が長くなると「ながら食べ」や間食は増えてしまうものです。

そこで、気になるのが「糖質オフ」のお菓子です。

最近では、スーパーやコンビニで「低糖質」や「ロカボ」という糖質に着目したお菓子をたくさん見かけます。

実は、無印良品でも「糖質10g以下のお菓子」シリーズを展開しているのです。

「無印のお菓子はおいしいけれど、ちょっと値段が高め。どうせなら安くておいしい方がいい」

と思う筆者は、無印良品の「糖質10g以下のお菓子」に似た「他社製品」を探してみました。

今回は、無印良品と他社の「糖質オフのお菓子」を値段・味・満足度の3点をポイントにして比べます。

1. 無印良品「ミルクチョコレート」 VS ロッテ「ゼロシュガーフリーチョコレート」

無印良品ミルクチョコレート

≪画像元:良品計画

チョコレートは、無印良品「糖質10g以下のお菓子」の中でも人気の高い商品です。

とくに「ミルクチョコレート」は形が小さな立方体で見た目もかわいいのです。

1袋40gで糖質は6.96g、税込190円です。

一般的なミルクチョコレートは50gで糖質が25.9gなので、かなり糖質が抑えられています。

大手菓子メーカーのロッテでも小さな立方体の「ゼロシュガーフリーチョコレート」を販売しています。

1袋40gで糖質は15.8g、150円前後です。

量はどちらも40g、値段もさほど差がありません

大きな違いは見た目と食感です。

無印良品のチョコレートは中にアーモンドが入っているため、チョコの濃い色とアーモンドの白い色のコントラストが美しいと言えます。

表面に光沢があり、食感もカリッとしていて40gでも満足感があります。

一方、ゼロシュガーフリーチョコレートの食感はなめらかなくちどけが魅力です。

砂糖が入っていないにもかかわらず、しっかりと甘さを感じます

なめらかな口当たりは「さすがロッテ」です。

あっという間に1袋を完食します。

ナッツ類が入っていないため無印良品のものと比べると糖質は高めになっているのでしょう。

チョコレートの「味」は甲乙つけがたいのですが、糖質が気になっている人には無印良品「ミルクチョコレート」の方が「1袋当たりの満足度」が高いのかもしれません。

わずか糖質6.96gで「チョコを食べた」と満足感を得られるならば190円はかなりお得です。

2. 無印良品「プレーンドーナツ」VS ローソン「NLブランのドーナツ」

無印良品プレーンドーナツ

≪画像元:良品計画

ドーナツは糖質オフの定番お菓子です。

油で揚げたお菓子は、甘さを抑えていても満足度が高いのではないでしょうか。

無印良品の「プレーンドーナツ」は1個税込120円で糖質8.5gです。

見た目がそっくりな他社製品にローソンの「NLブランのドーナツ」1個税込100円で糖質13.1gです。

結論からいうと、ドーナツは値段・味・満足度ともに「NLブランのドーナツ」の方が高いのではないでしょうか。

無印良品のプレーンドーナツは、糖質が抑えられていますがサイズも小さめです。

味は、糖質オフのお菓子ならではの「甘さ不足」であり、食感も太さが細いため、ドーナツ独特の「サクッとしたあとに密度のある噛みごたえ」が足りません

一方で、ローソン「NLブランのドーナツ」はひと言でいえば「1個でお腹も心も満足できるお菓子」です。

安価なドーナツは生地の密度が足りず、過剰に油を吸い過ぎていることが多いのですが、「NLブランのドーナツ」は油が表面にとどまり「密度のある噛みごたえ」もしっかりと感じます。

このレベルのドーナツを1個100円で販売できるのは、流通量が多いローソンだからこそなのかもしれません。

無印良品の「プレーンドーナツ」は、ときどき「おいしさの期限がせまっています」の棚に置かれています。

無印良品で「おいしさの期限がせまっています」と表示されているお菓子は半額に値下げされている商品です。

甘くないドーナツが好きな人には、1個60円はかなりお買い得だと言えるでしょう。

3. 無印良品「エダムチーズサブレ」VS グリコ「SUNAO発酵バター」

無印良品エダムチーズサブレ

≪画像元:良品計画

無印良品のお菓子は、子どもよりも大人向けかもしれません。

スーパーのお菓子よりはリッチだけど、デパ地下ほど高価ではない手頃さが魅力です。

糖質オフのお菓子も例外ではありません。

無印良品「エダムチーズサブレ」は6枚250円(税込み)という高価な商品ですが根強いファンも多いお菓子です。

糖質も6枚で8.3gに抑えられています。

「6枚で満足感があるのか」と心配になりますが、アーモンドの食感と適度な固さで満足感は得られるでしょう。

原材料をみるとバターとアーモンドが最初に書いてあり、値段が高い意味がわかります。

デパ地下ならば1缶、1箱単位になり千円以上で販売されていても不思議ではないレベルのお菓子です。

デパ地下では高価になってしまうお菓子でも、無印良品であれば「小袋に分けて販売すること」で値段を抑えることができます。

「エダムチーズサブレ」は食べ過ぎだけではなく、お金の使い過ぎも抑えることができるお得なお菓子だと言えるでしょう。

糖質オフのクッキーはグリコも販売しています。

グリコの「SUNAO発酵バター」(1袋の糖質9.1g)も大人向けの糖質オフお菓子です。

イギリスのショートブレッドを思わせる大人向けのクッキーで満足感もあります。

値段は150円前後で売られていることが多く、お菓子の中では高めの価格設定かもしれません。

無印良品のエダムチーズサブレはチーズの香り、SUNAOはバターの香りと違いはありますが、どちらも量より質、甘さより香りを重視する大人が満足できる糖質オフのお菓子です。

値段・味・満足度ではどちらも甲乙つけがたい「スーパー以上デパ地下以下」のお得な大人のお菓子です。

糖質オフのお菓子には個性あり

「お菓子は心の栄養」という言葉を聞いたことがあります。

糖質オフのお菓子は個性があり、好き嫌いにも個人差があります。

筆者が今回「ここがよくない」と判断したポイントでも、人によっては魅力と感じられるかもしれません。

時間がたっぷりとある今だからこそ、自分の心の栄養になるお菓子をじっくりと探してみてはいかがでしょうか。(執筆者:式部 順子)