季節の変わり目はクリーニング代がかさみます。

とくに冬物はクリーニングに出すものが多く、数千円から1万円以上かかることもあります。

それでも「新しいもの」や「高価なもの」は迷わずクリーニングに出すでしょう。

しかし長年使っているシミだらけのこたつ布団や安く買った毛布は、「クリーニング代がもったいない」と思います。

今回は、筆者の自宅で使っている「クリーニング代がもったいない」と思うものを自宅で洗ってみました。

1. 大物は「バスタブ」で踏む

こたつ

筆者の家ではこたつ布団の上にカバーをかけて使っています。

カバーは洗濯機で洗えるため、こまめに洗っています。

一方、こたつ布団は中にポリエステル綿がはいっているため、洗濯機で洗うにはボリュームが大きすぎます。

隣町のコインランドリーには布団も洗える大型洗濯機があるのですが、こたつ布団を持っていくのは大変です。

こたつ布団をクリーニングに出した場合、相場は約3,000円です。

クリーニング店によってはこたつ布団も布団と同様の価格設定になり、もっと高額になる場合もあります。

筆者の家のこたつ布団は長年使っているもので、3,000円もクリーニング代を払うならば、多少のリスクがあっても自宅で洗ってみたいと思いました。

洗い方

筆者のこたつ布団は、側生地が綿で中綿がポリエステルです。

サイズが大きく洗濯機で洗うことは難しいため、バスタブの4分の1ほどお湯をはって踏み洗いしました。

具体的な手順は次の通りです。

(1) 洗濯用洗剤を溶かしたお湯に折りたたんだこたつ布団を浸し、裸足で踏みます。

(2) すすぎのため、バスタブの栓を抜いてお湯を抜いた後、再びきれいなお湯を入れます。

(3) 何度かすすぎを繰り返したら、バスタブのヘリにこたつ布団をかけて水を抜きます。

(4) ベランダに運べるくらいの重さになったら、ベランダでしっかりと乾燥させます。

ポリエステルの中綿は水切れがいいため、30分ほどで持ち運べる重さになりました

筆者は同じ方法でカーペットも洗ってみたのですが、カーペットは水切れが悪く、運べる重さになるまでかなり時間が必要です。

こたつ布団は洗いから干すまで1時間程度かかりましたが、1時間で3,000円節約できる「バスタブ洗い」はおすすめです。

注意点

側生地や中綿の素材、お湯の温度によってはこたつ布団を傷めてしまう可能性もあります。

バスタブ洗いを試すときには、「多少のリスクがあっても大丈夫」と思えるものでチャレンジしてみてください。

2. ぬいぐるみは「ポリ袋」で振る

ぬいぐるみ

クリーニング店では、ぬいぐるみのクリーニングも受け付けています。

30cm程度のぬいぐるみならば1,500円程度が相場です。

筆者は、ネットに入れて洗濯機で洗ったこともあります。

洗濯機で洗うときれいにはなるのですが、すすぎが不十分なのか洗剤の香りが強く残ることが気になりました。

小さな子どもはぬいぐるみを口に入れることもあり、洗剤が残ってしまう洗い方は心配です。

そこでおすすめなのが、塩とポリ袋で洗う方法です。

洗い方

(1) ぬいぐるみが入る大きさのポリ袋にぬいぐるみを入れて、塩をふりかけます。

(2) さまざまな方向に数十回振ったら、塩をたたき落として終了です。

塩の量は適当でかまいません。

塩と一緒に振ることで塩の粒が汚れを吸着するため、塩粒の量は足りないより多いほうがいいでしょう。

3. セーターは「袖口縫い」と「横干し」で

ニットセーター

セーターやニットはクリーニングに出すと、1枚1,000円程度が相場です。

最近はホームクリーニング用の洗剤を使って、自宅で洗う人も多いのではないでしょうか。

筆者は日常着のセーターやニットはクリーニング代がもったいないため、ネットに入れて洗濯機で洗っています

袖口縫い

何度か洗濯機で洗っていると袖口が伸びてしまいます

伸びた袖口は、1cm程度の大きい「ぐし縫い」で縛ってから洗濯します

よく乾かしてから糸をほどくと、袖口はきれいにしぼんでいます。

横干し

セーターやニットはぬれた状態でハンガーにかけてしまうと、肩が伸びて型崩れします

ぬれているときには、ピンチハンガーの上に洗濯ネットを敷き、折りたたんだ状態で干します

ピンチハンガーの上を使うことで、時間も場所も効率よく使えます。

濃い色の服は日本手ぬぐいの洗濯ネットを使う

筆者は黒やこげ茶のような濃い色の服を多く持っています。

濃い色の服は、洗濯を終えると小さな繊維がついてしまい、乾かした後にガムテープでその繊維を取らなければなりません

洗濯ネットに入れて洗濯をしても、洗濯ネットの編み目は大きく、小さな繊維は通過してしまいます。

そんなときには、日本手ぬぐいの洗濯ネットに入れて洗う方法がおすすめです。

日本手ぬぐいは洗濯ネットよりも目が細かいので、小さな繊維がつきません。

日本手ぬぐいがなければ、使い古したシーツでも代用可能です。

袋は大きめに作り、口をゴムで縛れるようにしましょう。

クリーニング代が節約でき達成感も味わえる

筆者の家では、冬物のクリーニング代が1万円近くかかっていました

しかし、大物や日常着を自宅でクリーニングすることで数千円の節約ができました

自宅でクリーニングすると、水に溶けだした汚れをみられるため、「きれいになった」、「自分で洗った」という達成感も味わえるのです。(執筆者:式部 順子)