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【投資信託】人気のアクティブファンド「ひふみ投信」の魅力と注意点を徹底解説

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【投資信託】人気のアクティブファンド「ひふみ投信」の魅力と注意点を徹底解説

現在、一般の投資家が購入することが出来る投資信託は6,000本以上存在しています。

その6,000本以上の中から1つの投資信託に注目して、その魅力を徹底的に解説していきたいと思います。

今回の記事では、投資信託に興味を持った方なら1度は名前を聞いたことがある「ひふみ投信」を紹介します。

ひふみ投信の魅力

ひふみ投信の4つの魅力

ひふみ投信の魅力は以下の4つが挙げられます。

・ 類まれなる成績

・ ファンドマネージャー

・ 会社全体で取り組む

・ コスト面

それぞれの魅力について、細かく説明をしていきたいと思います。

1. 類まれなる運用成績

ひふみ投信はいわゆる「アクティブファンド」と呼ばれる投資信託で、日本の株式市場を代表する指数である「TOPIX(東証株価指数)」を上回ることを目標としています。

長年の間、ひふみ投信は「TOPIX」を上回る成績を収めており、その成績は驚異的ともいえるものとなっています。

お金を増やすための投資信託で最も重要なのは運用成績なので、類まれなる成績を収め続けていることは最大の魅力と言っても良いでしょう。

2. ファンドマネージャーの一貫性

ひふみ投信の運用会社であるレオスキャピタルワークスの社長である「藤野英人」氏がファンドマネージャーを務めています。

藤野氏はファンド設立以来、ひふみ投信の運用に携わっていて、その一貫性が魅力と言えます。

通常の国内の投資信託の場合、「サラリーマンファンドマネージャー」が多く存在します。

そのため、1人の人間が長い間同じファンドを管理することが難しい状況にあります。

一方で、ひふみ投信は藤野氏が在籍している限りは、そういった心配をする必要がないのは魅力と言えるでしょう。

3. 会社全体で取り組む

運用会社であるレオスキャピタルワークスは、現在ひふみ投信を含めて2つのファンドを運用しています。

他の運用会社が数多くのファンドを運用しているなか、2本というファンド数は極めて少ないと言えます。

そのため、会社全体が1つの投資信託の運用に注力することが可能です。

例えば、運用会社にはアナリストと呼ばれる個別企業の調査を行う方々が在籍しています。

普通の運用会社の場合、アナリストは1つのファンドのために調査を行っているわけではなく、複数ファンドのために調査を行っていることがほとんどです。

ひふみ投信の場合は、ファンドが2つしか存在しないため、「ひふみ投信のための企業調査」を行えていると言えます。

そういった内部事情を、魅力に感じる投資家が多いのも事実です。

4. コスト面

通常、アクティブファンドという形態の投資信託は「信託報酬」という投資信託を運用する上でのコストが高くなることが多いです。

しかし、ひふみ投信は年間で1.078%と業界的に見てかなり安いコストで運用を行っています。

投資家側の立場から考えると、コストの安さというのは非常に魅力的であると言えるでしょう。

ひふみ投信の注意点

ひふみ投信の注意点

ここまでひふみ投信の魅力について説明をしてきましたが、魅力ばかりではなく注意点も当然あります。

以下では、注意点についても紹介していきます。

成績が落ち込むこともあり得る

アクティブファンドである以上、市場平均を下回る成績を収める可能性もあります。

ひふみ投信も当然そうした時期が存在しており、投資を行う上では、そうした事態が起こる可能性には注意が必要です。

また、過去の成績がどれだけ優れているからと言っても、将来にわたって同じ様な成績が続く保証はないということも頭の隅に置いておきましょう。

藤野氏に依存

ひふみ投信は藤野氏が顔になっているというのは先ほど伝えたとおりです。

その反面、藤野氏に頼りきりになっている点がデメリットであると言えます。

当然、レオス社としても藤野氏が退いた後のことも考えてはいるでしょうが、投資家として長期投資をするうえではそういったリスクを考慮しておく必要があるでしょう。

藤野氏はメディア露出を盛んに行っている投資家でもあるため、藤野氏を知って投資を始めたという方は特に注意してください。

ひふみ投信の魅力や注意点を把握して正しい投資に挑戦してください。(執筆者:草山 拓也)

《草山 拓也》
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草山 拓也

草山 拓也

早稲田大学政治経済学部卒業後、大手生命保険会社に入社。株式投資部において国内株式市場を担当、債券運用部において国内外の債券市場を担当した後、WEBライターとして独立。ファンダメンタルズ・テクニカルの両面での市場分析が得意分野。 <保有資格>日本証券アナリスト協会認定アナリスト、日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト 寄稿者にメッセージを送る

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