収納棚、ベッド、電動自転車など、欲しいと思って購入したものは、壊れたり必要性がなくなったりすればいずれ処分することになります。

欲しいと思ったら、まずは「必要度」と「処分するとき」をイメージすることが節約のポイントです。

今回は、節約のために知っておきたい

「買うべきか、それともやめるべきか」

を判断するコツについて解説します。

「買わない選択」もアリな身近なもの3つ

購入費用・維持費・処分料の3つを節約

物を買うということは、購入から処分までの費用と、場合によっては維持費用も負担しなければいけません。

物を買う判断基準が「安いかどうか」という人は、

維持と処分にかかるコストも含めて検討することが大切です。

「買わなければいくら節約できるか」シミュレーション

まずは身近な「マイカー、電動自転車、家具」を例に、購入から処分までにかかる費用相場を比較してみましょう。

1. マイカー

マイカーの購入・維持・処分の費用

※1:ホンダ「フィットハイブリット」の場合(2020年)
※2:新車購入時を想定
※3:30代、ゴールド免許を想定

マイカーを所有するということは、購入費用だけでなく維持費や処分料にもたくさんのお金がかかります

送迎や通勤、レジャーなど、利用頻度が多くコストを上回るメリットがあれば別ですが、利用頻度が少なく、公共交通機関や他の移動手段を検討できるようなら、

「持たない」ことで大きな節約ができます。

カーシェアで年間40万円の維持費カット

例えば、カーシェアサービスの「タイムズカーシェア」を利用すれば、マイカー購入費用が浮くだけでなく、年間40万円以上維持費を節約できます。

以下は、タイムズカーシェアでミドルクラス車(シエンタ、フリードなど)を利用した場合の料金シミュレーションです。

タイムズカーシェアの料金シミュレーション

※4:ミドルクラスで週2回、1時間ほど利用した場合

もちろん、所有するわけではないため、処分料もかかりません

さらに、料金には事故に備えた補償も組み込まれていて、万が一のときにも安心です。

タイムズカーシェア

≪画像元:タイムズカーシェア

2. 電動自転車

電動自転車の購入・維持・処分費用

電動自転車は処分料が安いものの、アシストなし自転車に比べて本体価格が高くバッテリーの交換または本体の買い替えが必要です。

今まで使っていた電動自転車のバッテリー寿命が迫っているようであれば、「買わない」という選択も考えてみましょう。

「坂道が多い地域に住んでいる」や「移動距離が長い」人は別ですが、「子どもを乗せた移動」などを目的に電動自転車を購入した人の場合、

現在のライフスタイルに必要かどうか考えてみることも大切です。

アシストなし自転車なら、1万円前後で購入できる自転車もたくさんあります。

ママチャリの価格相場

≪画像元:価格.com

3. 家具

家具の処分料(横浜市)

※5:料金参照元「横浜市粗大ごみ処理手数料一覧

手ごろな価格で手に入れやすい家具も、捨てるときには処分料がかかります

家具を購入時は、サイズ感や必要度をしっかり確かめたうえで、できるだけ長く使える物を選びましょう。

短い期間だけ必要な家具は、月額500円から利用できる家具のサブスクリプションサービス「subsclife(サブスクライフ)」を活用する方法もあります。

サブスクライフ

1度「ない生活」を試すことで必要度がわかる

持っていることが当たり前だった物でも、1度「ない生活」を試すことで、

「なくても困らない」

「他の物で代用できる」

と気づくことがあります。

これまで使っていたものが壊れたり、なくなったりしたタイミングは、物の必要度を客観的にチェックする良い機会です。

「ない生活」を試した結果、やはり必要だと感じた場合は、これまでよりも使い勝手やコスパが良い商品を探してみましょう。

買わない選択で出費ゼロ

身の回りにある物のなかには、なくても困らない物も存在します。

「買わなきゃ」の思い込みを捨てて、「購入費用・維持費用・処分料」を考えたうえで、本当に必要な買い物を心がけましょう。

どうしても必要な物は、シェアやサブスクサービスも選択肢の1つに加えてみましょう。(執筆者:成田 ミキ)