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せどりで「安く仕入れる」コツ 季節外れの「逆張り仕入れ」を紹介

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せどりで「安く仕入れる」コツ 季節外れの「逆張り仕入れ」を紹介

せどりの仕入れは、ただ漠然と「安い商品ないかな」と探していてもなかなか見つかりません。

経験や独自のセンスを駆使して「人と違う目線で探す」必要があります

特にせどりは、今や副業の中でも人気ジャンルです。

仕入れのライバルも多く、他の人と同じ目線で探していても利益の出る商品を見つけることは困難です。

そんなときは発想の転換をして、少し考え方を変えてみましょう

それによって今まで見えてこなかった商品が見えてくるようになります。

その方法はいろいろありますが、例えば今回紹介する「あえて季節外れの商品を仕入れる」方法です。

季節外れの商品なんて消費者もライバルも見向きもしないため、ここに仕入れチャンスがあります。

今回は季節外れの商品を仕入れる「逆張り仕入れ」について解説します。

せどりの仕入れだけではなく、安く買い物をするときにも使えるテクニックですので、参考にしてみてください。

せどりで「安く仕入れる」コツ

すぐ売れて利益の出るようなものは仕入れ難易度が高い

せどりは「需要があるものを安く仕入れて高く売る」ビジネスです。

ですがその「需要があるものを安く仕入れる」のは大変です。

・ せどりの仕入れライバルが同じことを考えて探している

・ その商品を欲しがっている一般の消費者も探している

・ お店も需要のあるものを投げ売りするわけがない

このように、安く仕入れるには悪条件がそろっています。

そうそう簡単に見つかるわけがありません。

「誰もが欲しがっているものを格安で仕入れて高く売ろう」という、むちゃくちゃなことをやろうとしています。

文字にするといかに難易度が高い事かわかってもらえると思います。

そこで、みんなが欲しがっている商品ではなく、誰も欲しがらない「需要がないもの」を狙います

ガラクタという意味ではなく「現在のところ需要がないもの」です。

※余談ですが、ごみ同然のガラクタを仕入れて利益を出すせどりもあります

需要がないものを仕入れて販売する方法にもいろいろありますが、1番わかりやすいのが「季節外れの商品」です。

夏に加湿器を探す人はいませんし、その逆で冬に扇風機を探す人もいません。

そして消費者の需要がないという事は、売れないことが分かり切っているのでライバルも探しません

さらにお店も季節外れの商品は販売スペースや倉庫を無駄に圧迫するだけなので、セールなどで大幅値下げして売り切ろうとします。

季節が終わった商品が店頭で「〇〇%オフ」というタグをつけられて売られているのを見たことないでしょうか。

季節外れの商品

≪2020年5月撮影≫

このように、季節外れの商品は大きく値下げされるため格安で仕入れられます

ですが、このような需要のない商品も数か月後には再びシーズンインし、需要が復活して人気商品になります。

ちょっと仕入れと売る時期をずらすだけです。

たったこれだけで比較的簡単に「安く仕入れて高く売る」事が可能になります

これを筆者は「逆張り仕入れ」と呼んでいます。

逆張り仕入れのメリット

この逆張り仕入れには下記のようなメリットがあります。

・ 仕入れが安い
・ ライバルが少ない

先ほども解説しましたが、逆張り仕入れのメリットは商品が安く買える事です。

新品も中古も、季節の変わり目にはセールなどで20%~50%以上値下げされることも少なくありません。

特に中古はただでさえ安い商品をさらに安く買えるので、利益率が大きく上がります

ライバルが少ない点もメリットです。

需要のない季節外れの商品は、一般消費者も仕入れライバルも買いません。

少なくともお小遣い稼ぎくらいの感覚でせどりをやっているライバルは、季節外れの商品のようなすぐにお金に換わらない商品は敬遠します。

逆張り仕入れのデメリット

逆張り仕入れのデメリットは以下の通りです。

即金性がない

逆張り仕入れには「すぐにお金にならない」という大きなデメリットがあります

仕入れた商品の需要が復活して、売れてお金に換わるまでには数か月以上かかります。

そしてその間、商品はずっと保管しておかなくてはいけません。

買ってから数か月の間はお金にもならず、家のスペースを圧迫するだけの厄介な存在です。

ただ、このデメリットも最初のうちだけです。

この逆張り仕入れを1年間繰り返すと、数か月前に仕入れた商品が売れていくようになるので、一気にキャッシュフローが良くなります

1. 夏に冬物を仕入れる

2. 冬になったら夏に仕入れた冬物を売りながら夏物を仕入れる

3. 夏になったら冬に仕入れた夏物を売りながら冬物を仕入れる

このサイクルが完成すれば、保管スペースは相変わらず必要ですが、年中商品が売れるようになります。

逆張り仕入れ

逆張り仕入れの実例「春から夏にかけて」

では実際に仕入れられる季節外れの商品の一例を見てみましょう。

まずは春や夏に安く仕入れられる商品です。

・ ブーツ
・ ダウンジャケット
・ 加湿器
・ スキンケア商品

筆者はこのあたりを仕入れていることが多いです。

ブーツやダウンジャケットは、季節外れで投げ売りされる商品の代表です。

ただ、お店によっては売り場から撤去されてしまう事もあるので、春先早めに見に行くといいでしょう。

冬は乾燥を気にする方が多いので、スキンケア商品も良く売れます

スキンケア商品は夏だからといって安くなったりはしませんが、定期的にセールになったりするので安く買える時にたくさん仕入れておきましょう

逆張り仕入れの実例「秋から冬にかけて」

秋から冬にかけては以下の商品がねらい目です。

・ サンダル
・ Tシャツ
・ キャンプ用品
・ 日焼け止め

基本的には冬物の反対で、サンダルやTシャツは夏に需要が上がりますので、冬のうちに安く仕入れます。

あと、意外とねらい目なのがキャンプ用品です。

近年のキャンプブームによりキャンプ用品は毎年手堅く売れる人気商品です。

毎年秋ごろになるとホームセンターなどで処分セールが行われますので、のぞいてみるといいでしょう。

コールマンなどの有名ブランド品が安く売られていたらチャンスです。

日焼け止めも秋ごろになるとコンビニでも30%オフとかで売られますし、ドン・キホーテなどを探せばもっと安くセールしているところも見つかります。

季節外れの商品は安く買えるので売るにも使うにもお得

需要のあるものを安く買って高く売る

せどりというか商売すべての基本ですが、これはものすごく難易度の高い事です。

需要のあるものを探すという事は同業者も、一般消費者もライバルになります。

売れるのが分かっているのでお店もあまり安売りしません。

こんな状況で安定して商品を仕入れるのはものすごく大変です。

そこで「今は誰も見向きもしない季節外れの商品」に切り替えることで一気に仕入れ難易度が下がります

仕入れには必ずリスクやデメリットがありますが、逆張り仕入れのデメリットは「売れるまで数か月かかる」、それだけです。

逆張り仕入れはローリスク・ハイリターンです。

この買い方は売るための仕入れはもちろん、必要なものを安く買うときにも活用できます。(執筆者:菊池 貴弘)

《菊池 貴弘》
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菊池 貴弘

ブラック企業の会社員から、脱サラしフリーライターに。ライター業の傍ら、せどりや投資も行うマルチな事業主。記事は副業・投資・節約といったお金に関するジャンルがメインです。ややこしい、わかりにくい、でも絶対詳しくなりたい。そんなお金に関する情報をできる限りわかりやすく皆さんにお伝えします。 寄稿者にメッセージを送る

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